Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

for H 9 years.

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9年。

形見分けでもらった360ソフト、どれだっけ……と久々に引っぱり出してみた。うちで買ったソフトとごっちゃに収納されてて、どれが自分ちのソフトかの記憶も曖昧になってるけど、たぶんこんな具合。もうちょいあった気がするけど、『マーセナリーズ2』がなぜか国内版とアジア版の2本もあったぞ……おそらくアジア版はうちが中古で買ったやつかも。これCoopがおもしれーんだよねえ。いまちょうど北朝鮮がホットなご時勢だし、また再プレイしてみたい。

しかしバンパラ以外のタイトルは、残念ながらXbox Oneで360後方互換がきておらず、どれも起動できなかった。ニンテンドーSwitchや写真管理ディスクも稼働してたりなど、どんどん足りなくなってるTVのHDMIポートを増設しないとなー。

ゲーセンスナップ活動のススメ in TDLと、ファミっ子大集合の思い出

先月の話になるが、数年ぶりに東京ディズニーランドへ行ってきた。平日に。

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今回はちょっとしたお祝いも兼ねて行ったのだが、東京から引っ越してきてウン十年、わりと近所に住んでいるのもかかわらず、指折り数えるほどしか行ってない。ディズニーシーは親族とよく行くものの、ランドは最後に行ったのいつだっけ……って思い出せないくらいご無沙汰。

平日だったので、パーク内やアトラクションもそこそこ空いていたのがよかった。ただ、途中でゲリラ豪雨に見舞われて移動が大変だった。まあ昼のパレードの水かけ攻撃で元々ずぶ濡れ気味だったので気にならなかった。

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せっかく久々にランドへ訪問できたので、ワールドバザール内にあるゲームセンター「ペニーアーケード」へ立ち寄ってみた。

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たくさん撮ったけど、ざっとこんな具合。どの筐体も、100年モノの年季を感じさせてくれる、味わい深いゲームばかりだった。10円からお手頃に遊べるのがいい。休憩の合間に寄ったのでゴルフゲームくらいしかプレイできなかったが、なかなかホールインワンできず激ムズかった。

そういえば、大昔にランドへ行ったとき、トゥモローランドにあったビデオゲームのゲーセン「スターケード」はどうしたんだろう、と調べたら、10年前にクローズしてしまったようだ。サーキット場も今年初めに、スタージェットもこの10月にクローズ予定だし、ほんの数回しか行けてないが、家族と一緒に乗ったり近未来感を体験できた、そこそこ思い出のあるアトラクションが終わってしまうのは、なんだか残念だ。

 

スターケード」の記録を残しているサイトをいくつか見つけた。 

daily.deepdisney.com

[dR]スターケード:東京ディズニーランド

 

なんと、稼働タイトルリストまであった。ありがたい。こーゆーのって無くなってから大事だと気づくのよね……。でも、世界有数のアミューズメントパークだけあり、ディズニーランド関連の資料や情報のアーカイヴはかなり充実している気がする。ファンやマニアが圧倒的に多いからかも。

ところで、ディズニーランドでふと思い出したのが、昔テレビ東京で放映していたゲーム番組「ファミっ子大集合」に出演していたチビッコ名人の「マイケル君」を、スペース・マウンテンかビッグサンダー・マウンテンに並んでいる時、並んでいるのを見かけたのだった。前列でなにやら人だかりができていたので覗いてみたら、マイケル少年だった。毎週見ていた番組なので、とてもビックリした。マイケル君は子どもたちに囲まれてちょっと困ったような、嬉しいような表情をしていたのが忘れられない……マイケル君、今はどうしてるんだろう。

 

ネットにあった、数少ない「ファミっ子大集合」番組情報。「スーパーマリオクラブ」や「ただいまPCランド」はYoutube動画もたくさん上がっているのに、なぜ「ファミっ子大集合」はあまりないのだろうか……今からでもいいから大集合しようよ!

http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/6479/daisakusen1.htm

 

もしかしたら記憶違いで、マイケル君でなく、ハーフっぽい顔立ちをしたただの一般人少年だったかもしれないが、前列にいるマイケル君はたぶん、きっと、どこかのマウンテンに並んでいたのだ。自分のディズニーランドの思い出とともに。

おつかれさん

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いったい何度目だ、って感じだが。

 

長い間、お世話になったねぇ。こっちもまあ、いろいろ大変だったが、そこそこ楽しかったよ。退屈しないで過ごせたし、ゲームのいい夢もたくさん見られたよ。今までありがとう。

 

もうお互い、あの頃の若さはないから、とにかく心と体だけは、くれぐれも気をつけて、お元気で。

またいつか、ゲームに戻ってこられる、その日まで。

 

君に幸あれ。

真夏の夜の夢、Switchとスプラトゥーン2

先週のことだが、うちにもついにニンテンドースイッチと『スプラトゥーン2』が来たぞーッ!!

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セブンネットで予約注文してたのが、ちゃんと当日に届いてよかった。

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開封の儀。本体マニュアルこんだけなのまじかー。

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スイッチ・オーン! 本体とTVの画面切り替えがめっちゃラクなのすごいなー。まさしくスイッチ。

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『スプラ2』プレイに対応すべく、Proコンもあわせて購入した。カラーリングもグロス加工もかわいいじゃないのー。Joyコン切り替えもスイッチ感あった。

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 さっそく始めてみた。前作は未プレイで、ジャイロに馴染めなかったり操作に手間取ったりの洗礼を受けたが、何もかもが新鮮。やっとランク4になったものの、家族と本体の取り合い、文字どおりスイッチプレイなので、ちょこちょこプレイで進行はかなり遅めになりそう。サーモンランが『ギアーズ・オブ・ウォー』のHordeのように仲間とWaveをクリアするモードで、かなり面白かった。元々FPSでも対戦は不得意なので、まずはサーモンランとヒーローモードのクリアを目標にちまちまやりつつかなー。

 

このたび、スイッチをお迎えしてみて嬉しかったことのひとつに、ここ数年ほどしばらく我が家で“ゲーム内別居”していた家族が、自分専属の鬼教官となり、背後でビシバシと自分のヘタレゲームプレイを厳しく指導する“ゲーム内同居”が、再びはじまったのがある。

我が家では、新たにゲームソフトを買う基準のひとつとして、オンオフ問わず一緒に共同プレイ(Co-op)できるかで決めていて、大抵のソフトはともにマルチプレイでエンディングまでクリアしてきた。いわば“ゲーム内同居”だ。ところがここ数年ほどは、家庭環境や生活リズムが激変した影響もあり、ゲームは各々で購入、主にシングルプレイするようになっていき、“ゲーム内別居”へシフトしていった。

べつにゲーム内で別居しようが同居しようが、家族間の関係が悪くなったわけでなく、むしろお互いゲームを楽しむ面では何ら変わりないのだが、背後から家族の厳しいプレイ指導で半泣きになりながら、それでもゲームをやる、あの感覚……家族とゲームに、真剣に向き合っていたあの感情を、時間を、久しく忘れていたような気がしていた。

それが、スイッチと『スプラ2』が家にやってきたことで、再び戻ってきたのだ。生活や人間関係のほぼすべてが、ゲーム中心になる。これは自分にとって、非常に大きな出来事だった。ひと昔まえ、家族が元々所有していたXbox 360本体に、自分のアカウントを登録した瞬間をふと思いだして、あれが事実上、家族との“ゲーム内同居”の始まりだったのだが、ゲームはひとりで楽しむだけでない、これからゲームと家族と長い時間を過ごすうえで、大切な何かを得られたのだった。

そんなわけで、スイッチがうちに来る直前までPS4で『Fallout 4』に毎晩がっつりハマっていた家族が、今は自分とスイッチの取り合い&譲り合いをしているさまがなんだか可笑しくて、とても楽しい。フレンドもたくさん登録できたし、もう少し慣れたらフレンドたちとマルチプレイも試してみたい。

 

ところで、昨年のちょうど今頃、こんなエントリーを書いていた。

macgirl360.hatenablog.com

1年前は『ポケモンGO』にハマり(ソシャゲ絶ちを機に、4月以降ぱたりとログインを辞めてしまったケド……)、1年後の今ではニンテンドースイッチと『スプラ2』にハマっている。任天堂すごい、というと語弊があるが、どっちもゲーム社会現象で、まんまと夢中になっている。

しかしまあ、昨年はXbox ONE、今春はPS4、ついにはニンテンドースイッチもお迎えして、あっという間に新世代ハードが揃ってしまい……ひょっとしたらわれわれは今この瞬間、この時代、ソシャゲを含めてものすごーく史上最高のゲーミングタイムラインを迎えているのではないか。運良く本体セットを入手できて『スプラ2』のビッグウェーブに乗れたのも、とても嬉しい。これだけゲームがいっぱい遊べる選択肢がいっぱいって、ゲーオタとしてかなり幸せすぎる。とてもじゃないが時間が圧倒的に足りないので、やはり人生残機があと3つくらいは欲しい。

 

7月もそろそろ終わり。昨年も書いたが、7月最終週の土曜日の真夜中が、真夏のクライマックスで、あとは8月の残暑がゆるやかな下降線を描くだけのような気がする。とはいえ夏本番はこれからなので、思いっきり最高の夏にしたい。

 

ドキドキ胸さわぎな、暑くてアツい真夏の夜の夢が、今年もまたやってくる。

 

ブログ爆誕1周年

7月7日、七夕。

ブログを始めて今日で1年経ったー。やったー! ちゃんと1ヶ月に1回は更新してるし、それなりの文字量でネタを書けてるし、なによりも日記を書いても三日坊主だったのが続いてるぞー。自分えらい。自分おめでとう。誰も特に褒めてくれないので、自分で自分を思いっきり褒めてあげたい。

 

そういえば、なぜブログを始めたのかのきっかけを書くつもりが、エントリ3回目くらいからすっかり失念してたので、一年越しにちゃんと書いておきたいと思う。

 

90年代半ば頃から始めたインターネットで、いろんな個人サイトを覗くようになり、ふと時々思い出して過去のブックマークを巡回してみると、ほとんどが404 Not Foundポータルサイトのトップページへ飛ばされてしまった。

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あらゆる404 Not Foundコレクション。ブックマークにあった個人サイトを10数件回っただけでも、こんな感じ。本当はもっとキャプったのだが、有名どころのウェブサービスがここ数年で立て続けにサービス提供終了しており、サイト管理人の意思とは無関係に一斉に消えてしまっているのかも。

数年前、かつて熱心に覗いてたサイトが、いつの間にか忽然と消えていて、当時の記憶や思い出しか残っていない……こんな現場に遭遇するたび、昔誰かが住んでいた街や家を訪ねてみたら、家はすでになくなっていて更地になっているのを見つけてしまったときのような、複雑な気持ちになる。もちろん、現在もまだ存在するサイトもいくつかあったが、更新が数年前で停止していて、事実空き家状態だった。

インターネットを始めた頃から、いつか自分のドメインやホームページを持つこと――つまり、インターネットに自分の住居を構える、居場所を持つことに憧れていた自分は、こうした現状がとても残念でならない。いまはSNSがそれぞれのインターネットの居場所となっていて、わざわざURL入力しなくても、すぐに誰が何をしているかが見渡せて、ゆるっと気軽につながれて、一挙一動に理解したつもりになれるが、やはり自分のサイトを持つのを一戸建てとすれば、SNSはマンション・アパートってぐらいに、居心地や拠り所が異なる気がする。

とにかく、自由で気ままにできる、自分だけのインターネットの居場所が欲しくて仕方がなかった。個人ブログというジャンルだったら誰でも平等でいられると思い、長年公用で使い慣れていた理由で、個人のはてなでIDを取得し、ブログを作った。

この一年、更新したいと思ったときだけ書いているだけでも、意外とコンスタントに続けられている。僻地ブログだし誰も読んでないだろうから……と好き勝手に書いてたら、思わぬ知人や友人たちが目を通して感想を送ってくれたりしていて、急に恥ずかくなったり。

特にここ最近は個人的体験もあって、アレコレしたりゲームしたりでブログを書くモチベーションも両方上がってるのが嬉しい。そうだよ、こうして感情の起伏を文章化して、インターネットに載せたかったんだよ……!!

 

そんな感じで、これからもまた1年、2年と、細々と長々と続けられたらいいなーと願っている。そしていつか更新しなくなってしまっても、たとえ空き家状態でも、居場所だけはこのまま残しておきたい。もし自分の身に何か不幸が起こり更新できなくなっても、自分はここにいて、どこかで生き続けている、と言いたい。まあそれ以前にはてなのサービスが終了しちゃったらアレなので、運営はどうか半永久的にがんばってほしい。

今後とも、どうぞよろしくー。

 

『Fallout TOKYO』―空想ゲームの妄想BGMリストを作る

ここで音楽関係のエントリを書き続けたりした影響もあってか、近頃、PC作業中はますます音楽を聴くようになった。

昔聴いてた大量のCDを実家から持ってきてPCに取り込みまくったり、YouTubeで関連動画をあちこちサーフィンしたり、そこから気に入ったアーティストのアルバムをiTunesストアで購入したり、Amazonプライムミュージックでよさげなプレイリストを追加したり……洋邦・新旧・ジャンルを問わず、なんでも節操なく聴いてて、ものすごい久しぶりに自分の中で音楽激聴きブームがキてる気がする。いつもはラジオがBGMかつ時報代わりになってるので、聴き入りすぎるとついつい時間を忘れてしまいがちになるのが難点だが、心の栄養にもなるし、すごくいい傾向だと思う。

なので、今回も音楽について書く。

 

本題の前に、最近ちょっと気になった音楽ネタから。

先日E3 2017で発表された新作の中で、『The Evil Within 2』(サイコブレイク2)のトレーラーを見たら、この曲のカバーが流れてた。

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デュラン・デュランの「Ordinary World」。懐かしー。スペースシャワーTVなどでよくPVを見ていたわ。なぜ今さらこの曲が……? と思ったが、歌詞の内容もなんとなく本作に合ってる気がするし、トレーラーでのカバーバージョンは陰鬱にアレンジされててすごくよかった。『Gears of War』の第1作目トレーラーで、ティアーズ・フォー・ティアーズのカバー曲「Mad World」(映画「ドニー・ダーゴ」のゲイリー・ジュールズ版カバー)が使われていたのを、なんとなく思い出した。こっちもなんか激しく陰鬱だし曲名がWorldだし、共通点多くない? こういうゲームのトレーラーで引用されるカバーセンス、ちょう大好物だったりして。

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で、ここからが本題。

冒頭でYoutubeサーフィンしまくってると書いたが、じつは今、自分だけのミックスリスト作成にハマってる。純粋に好きな曲だけ集めたり、雨の日や真夜中などのシチュエーションに合わせた選曲とか……アレコレ追加しまくってるうちに、ひとつ閃いたことがあったので、こんなミックスリストを作ってみた。

 

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もし『Fallout TOKYO』があったら、きっとラジオはこんな感じの曲を流すかなーという妄想トラックリスト。

キャプ画像なのは、まだ作りかけで非公開だから。完成しても公開しないかもしれない。『Fallout』はアメリカのワシントンD.C.やラスベガス、ボストンが舞台で、これがもし日本、東京が舞台だったらどんなゲームで、ラジオ局はどんな曲を流すかな-、と空想しながら選曲してみた。

本家がレトロフューチャーをモチーフにしていて、ゲーム内の架空ラジオ局もオールディーズがメインなので、東京だったら戦後の昭和歌謡あたりが置換されるかなー、とか思ったが、幼少期に音楽番組でよく聴いていた、耳に残るちょっともの哀しいヒット曲あたりも入れたらどうだろう……などいろいろ想像してたら妄想爆発しまくった。たとえばこんな感じとか。

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いやー、どの曲も、いつ何度聴いてもメロウな気分になるね。80年代バブルの夜明けっぽい都会的な恋愛観ソングとか、核戦争後の崩壊された大都会・TOKYOのディストピアな光景にピッタリだと思うのだが、いかがだろうか。東京JAPの「摩天楼ブルース」は、ただグループ名に東京と入ってて摩天楼だからって理由だけで入れてしまった。安直~。しかし今さらだけどすごいグループ名だよね。何となくだが、よくTVの通販番組で売ってる、安っぽくていかにもな昭和歌謡ヒット曲CD集みたいなアレも目指してみたり。本家の朗らかで脳天気なオールディーズならって、ジャパニーズオールディーズも選曲してるんだけど、笠置シヅ子の「東京ブギウギ」あたりがベタな鉄板になっちゃいそう。

あと最近、ちあきなおみがなぜかマイブームで、リスト内にも何曲か入れてて、本作のテーマ曲も「星影の小径」にしたいくらい。

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そんな具合で、ありもしない架空のゲームのことを勝手に空想して、勝手に妄想サントラを作ったりするの、スーパー楽しいのでとてもオススメ。俺の考える『Fallout TOKYO』のラジオはこんな感じ! ってのがもしあったら、ぜひ教えてほしい。

20年ヒストリー、その後

今回はただの日記。
先日の20年ヒストリー記事内でも少し触れたが、先週末、20年ほど前に勤めていた編プロのOB会@池袋に行ってきた。20年前のスナップ写真アルバムを持参して。

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おお……これが“ストリートのREAL”こと、週末夜の池袋!!(用途間違ってる)めっちゃ若者がいるー。いやーすごい。どこ歩いても人がいっぱい。交差する人の言葉は外国語が多く、ガイジンも増えてるのかしら。

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開始が20時と遅めだったので、1時間ほど前に池袋へ着いて、時間つぶしついでにゲーセンスナップ活動するべーと散策したが、池袋の土地勘がなさすぎたのと、週末の池袋のすさまじい人混みに流されて迷子になってしまい、やっと到着した池袋GIGONESiCA台で『雷電Ⅲ』をレベル4までプレイするしかできなかった。もっと雷電やりたかったしゲーセン巡りもしたかったよ……。しかし週末夜の池袋、通行人が突進してきたりしてとても怖い。そもそも夜の繁華街自体が久しいし、Googleマップを見ながらでも相変わらず迷子になるので、池袋=知らないこわい街、のイメージは自分の中で払拭できずじまいだった。新宿や渋谷あたりならまだわりと知ってるんだけどなー。

 

OB会では、約4年ぶりに再会したスタッフもいれば、退職後以来、長くご無沙汰していた先輩デザイナーも来ていた。在職時は腰まで長いロン毛をなびかせ、パンクロッカーのように細い体躯のアウトロー風情だったのに……髪はさっぱりと短く白く、体格も中肉中背となり、一体どこのサラリーマンですか!? あまりにも容貌がガラリと変わってしまい、今回再会したスタッフ内ではもっとも衝撃的だった。男性陣は長年の不摂生などもあり、頭髪から体格まで変化が著しかった。逆に女性陣はとても綺麗でオシャレになっていて、時間の経過に男女差を感じた。中には昔と一切変わりがない、まるで不老不死のようなスタッフもいて、自分もできればこちら側であってほしかったが、周囲の反応からすると、やはり中身しか変わりがないような印象だった。この20年、いろいろ激変したからね……。

持参した20年前の写真アルバムをみんなに回して見せたところ、もっと悲鳴が上がるほど反響があるかと思いきや、みんな懐かしがるものの、意外と昔の写真を見ても驚きがないというか、あー昔はこうだったねー、とあっさりしていた。どちらかというと、この場にいない端々に写っている短期在籍スタッフの名前が誰も出てこなくて、脳の老化を感じたり。顔は分かるんだけど名前が……。

しかしこうして20年来の付き合いの人々と再会すると、みなほとんどが20年前と変わらず、現役でオタク系(中にはお堅い企業系もいるが)編集やデザイナー……中には立派な売れっ子作家先生にもなった人もいたりと、同じフィールドで闘い続けているのが素晴らしい。かくいう自分もそんな末端中の片隅に、転職や人生の機転を迎えながらもしつこく居続けてるのだが、それは20年間、心身ともに健康だから仕事が続けられるのであって、実はわりと奇跡なのでは? 参加メンバーやその他の人々の近況を尋ねると、中には別業種へ転職したり、体や心を壊して故郷へ帰ってしまうなどのドロップアウト組もいたり。音信不通や消息不明になっている人もいるが、今のところ訃報の類いは聞いてないのも安心した。われわれが勤務していた編プロの社長は、先日還暦を迎えてパーティーを開いたそうだ。自分らくらいの年齢の頃に、何十人ものスタッフを束ねていたのは実はすごかったんだなーと、今さらながら感心してしまった。

OB会の帰り、幹事担当の同僚女性編集が「10年前だとちょっと前すぎてだいぶ恥ずかしいけど、20年前だともう恥ずかしくもなくなるわよね~」と言っていて、まさにその通りだと思った。

繰りかえすが、先日古いアルバムを眺めても特に動揺もしなかったのは、20年経ってみたら、いつの間にか、やっと過去の自分と振り返り、向き合えるようになっていたのだ。“思い出補正”と似た言葉、“時効感”と呼んでもいいかもしれない。

20年前。振り返りたくない過去だってもちろんあり、楽しかったポジティヴな思い出よりも後悔や反省などのネガティヴな感情に支配されそうだが、このしばらく使っていなかった記憶の引き出し、脳を刺激されるような何とも言えない感覚を、たまたまタイミングよく開催されたOB会で、他のスタッフたちにも共有したかった。そんな思いがみなに通じたかどうかは別として、久々の酒席で話のタネにはなったようで、やはりアルバムを持ってきてよかった。「ポケットアルバムなんて、もう何年も触れてないかも」という感想ももらった。

OB会参加メンバーも含めたかつてのスタッフ、おそらく誰もここを読んでいないだろうけど、その節は大変お世話になり、また(主に酒席でも)ご迷惑をおかけいたしまして、すみませんでした……でも、若きあの頃、数々の戦線や死闘をくぐり抜け鍛えられたおかげで、20年経った今でも現役で仕事をしていられるのだと、誇りに思っております。誠にありがとうございました。また再会できるかは分かりませんが、これからもどうぞ、いつまでも、お達者で。

 

そんなわけで、シリーズ(?)でお送りした20年ヒストリーも、OB会の参加により、ひとまずこれで第一部おしまい。これで次の20年もやっていけるぞー。そのための20年ヒストリー回想なのであった。

次は編プロ後に転職した広告デザイン会社時代のOB会にも出てみたいけど、回転の速い職場ゆえ、あらゆる時代のOBが入り交じったり家庭持ちがやたら多かったりなど、開催もお誘いもらうのもなんだか難しそうな……個別でこぢんまりとやるのが一番かなー。あと会場は、できればゲーセンのあるロケーションがいいな。飲み会前にゲーセン寄って遊べるの、最高だよね。