Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

TGS2016に行ってきた

もう一週間前になるけど、東京ゲームショウ2016ビジネスデー2日目に行ってきた。いわゆるプレス入場で。ゲームショウ自体は3年ぶり。この3年間で休職したり媒体がなくなったり、色々あったけどなんだかんだで戻ってこられた。

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PSVRをはじめ、以前から気になっていた『囚われのパルマ』の試遊をしたかったのが、整理券が入場直後に配布完了やキャンセル待ち行列に90分待ちなど、存分に試遊できなかったのが残念だったけど、ビジネスデーですらこんな感じで満足にプレイできないほどだし、初めて見るインディーズゲームブースなど、全体の雰囲気はとても活気にあふれていて、人々がゲームで浮き足気味で盛り上がっているさまはやっぱいいよなぁと思えた。

 

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ビジネスデー初日の話題でひとつ気になってた「ガンダムゲーム30周年」の文言について、特設ブースを見に行ったら、ほんとにアルカディア版やLSIタイトルが除外されてたので笑うしかなかった。メジャーなコンシューマメインなのかな。あと実写版ケツアゴシャアでおなじみのやつも入ってなかったような……。

 

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あとフードコートが、売店がイベントアリーナ会場で食べる場所が観客席ってのがもっとも衝撃的だった。これまで地べたに座りちょっとした屈辱感を味わいながら食べていたのが、心おきなく椅子に座って食べられたので、フードコートでの昼食が初めて負けた気がしなくてなんとなくいい。

 

こうして再びTGSに戻ってこられたものの、また来年も入場できる保証も明日もないかもしれないので、せっかくだから会える人には会っておきたいと願っていたら、様々な偶然も重なり、思いもかけず初めてお目にかかる人たちとの出会いがあって、今回は来てよかった。しばらくご無沙汰している人たちにも会いたかったなぁ。

 

そんな出会いの中で、いちばん印象的だったというか感激したのが、自分の大好きなあるゲームシリーズのパッケージを「あれ、私が作ったんですよ」と聞いたこと。

昔いた編プロで駆け出し時代、ケイブンシャの攻略本の仕事をやった時、入稿のお使いで担当編集さんと勁文社のある中野へバスで向かう車中で、「子どもの頃、ケイブンシャ大百科シリーズの○○とか大好きで夢中で読んでましたよー」と言ったら、「それ、僕が作った本かもしれないね。そうかぁ、あの頃大百科を読んでいた子どもたちが……こんなに成長してるんだねぇ」としみじみ話してくれて、すごく感激したのを思い出した。

あれからケイブンシャも倒産してなくなり、キャリアばかりが無駄に長くなり時間もだいぶ経ったけど、今でもまだこんな感激ってあるんだなー。

 

コンパイルぷよまんナムコの鉄拳ドリンク&なんでんかんでん特製海苔プリントラーメンが物販で売ってた頃にTGSへ初めて来て以来、ずっと通ってきたけど、やはり自分はゲームが好きなだけでなく、ゲームが好きな人たちが好きなんだなと実感できた。中にはそうでもない人もいるかもしれないけど……いい仕事してくれればそれでもいいんだと思いたい。また来年も、ここに来られるようにがんばろう。