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Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

8年間一緒だったフェレットたちを看取った話

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先週土曜の昼頃、8年間飼っていたフェレットのコッパ(メス)が亡くなり、日曜に火葬して実家の事務所(石材店)の庭へ骨を埋めた。ここは昨年先に亡くなった相棒のイヅナ(オス)が実家の歴代の犬たちと眠っている場所で、コッパはイヅナの死後1年足らずでイヅナの元へ旅立っていった。

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うちのフェレットについてを軽く話すと、2008年の11月から新生活を始めたと同時に、家族が「以前から好きだったフェレットを飼いたい」と言い出し、近所のフェレット専門店へベビーフェレを見に行ったら、その場で一目惚れした2本(なぜかフェレを数える単位は本)をお迎えすることになった。どちらも2008年9月生まれ、生後3ヶ月。フェレットは多頭飼いが多く、店の人にも「1匹飼ったらすぐにもう1匹欲しくなるよ」と言われ、マーシャルフェレットという品種の、黒毛で足が靴下のように白いセーブルミットのオス、白毛に灰色の模様のシルバーミットのメスを、それぞれ「イヅナ」「コッパ」と名付けた。イヅナは当時愛読してた「うしおととら」のイズナ(後でヅでなくズだと気づいた)から、コッパは『風来のシレン』でおなじみ白イタチのコッパから。コッパは最初頭に模様が入っていたのに、成長したら真っ白になっちゃった。

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左がイヅナ、右がコッパ。2009年10月頃、1歳くらい。いつもくっついて寝てる。

どちらも2012年頃までは元気に過ごしていたのが、ある日イヅナが突然泡を吹いてふらつき、かかりつけ医に診せたら肝臓の数値が超過したり若干副腎を煩ったりしているらしく、高齢もあり完治は難しいとのことで毎日薬を投与して症状を抑えてきたが、徐々に弱っていったイヅナは昨年2/10頃、7歳で亡くなった。朝起きたらすでにトイレの中で冷たくなっていたので、前夜に息絶えたのかもしれない。あまりにも突然だったので、最期を看取れなかった。

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残されたコッパは、イヅナの死後、以前からできていた左腕の腫瘍が大きくなり下痢も続き、年内持ちこたえてくれるか心配だったのが、フードが空になるほど食欲も戻り、年明けも静かに過ごしていたのが、この数日前からフードも一切食べず、大好物のオヤツも口にするのが精一杯で寝たきり、糞尿も垂れ流し状態でいよいよ虫の息になってきた。金曜夜が山場かもしれない、と夜通し見守っていたら、翌朝も息をしていたので、最期にリビングへ移してコッパとともに過ごした。何となく気分転換しようと思いつき、昼に買い物など用事で2時間ほど外出して戻ってきたら、もうすでに息をしておらず、少しだけぬくもりが残っていた……最期まで、きちんと看取れなかった。ごめん。

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亡くなる数時間前のコッパ。もう大好きなバイトを目にしても反応しなくなってた。

ただの予感だけれど、あのとき何となく外出してしまったのは、もう少し持ちこたえてくれるかもしれない、と願っていたからか、コッパは息絶えるのを見せたくなかったのか、自分が見たくなかったのか……命の火が消える瞬間を見なくて、これでよかったのかもしれない。イヅナの時は何の前触れもなく、突然だったから。腫瘍は気づけば小さくなっていたものの、しばらく続いてた下痢は高齢フェレ特有の治らない症状だと病院にも言われたので最低限のケアしかできなかった。この数ヶ月で毛が抜けたり後ろ足を引きずり歩けなくなっていたけど、死因はたぶん老衰。フェレの平均寿命は7~8歳といわれる中、8歳4ヶ月、天寿をまっとうしてくれたと思いたい。

コッパが亡くなった直後、思いきって、自宅仕事場所兼フェレ部屋の空っぽになったケージやフェレット用品を、すべて一気に片付けた。8年間いつもそばにいたフェレットたちがいなくなり、毎日いる場所に痕跡が見えているのがとにかくつらいので、名残惜しいけど使い古したハンモックやおもちゃやケージも、すべて燃やすなどして処分する予定。先日買ったばかりのフードや未開封のオヤツが残っていて、欲しい人がいたら差し上げたいからTwitterで呼びかけてるけど、鍵アカなのでRTもできずあまり反応もなく……どうしたものか。おもちゃは炉に入りきらなかったのでまだ手元にあるけど、おもちゃが視界に入るとまた涙が出そう。一通り片付けたものの、押入に入りたくて引っ掻いた痕、お風呂のドアのゴムを噛みちぎった痕……部屋のあちこちに、消せない痕跡がある。

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おもちゃたち。コッパは手前のボール、イヅナはヒョウのぬいぐるみが特にお気に入りだった。それぞれ一緒に連れていってあげたかったなぁ。

一番ショックなのが、亡くなってすぐに、部屋にフェレット特有の“におい”が消えてしまったこと。イヅナの時もそうだった。粗相しまくりであんなに臭かったのに。部屋のあちこちに飛び散っていた毛も、もうどこにも落ちていない。最期まで使っていたハンモックも、においが消えた。
人間もそうだけど、誰かが亡くなっていなくなるのがさみしいのでなく、亡くなった誰かの生きていた痕跡の後片付けをするのが、さみしいのだと思う。
こうして2年連続でペットの死に直面して、月並みだけど、生きてるって一体なんでしょうねって思う。でもざっくり言うと、生きてるとは、食べて排泄して、においを発することなのだと思った。

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実質土曜からだけど、月曜を迎えて、毎日8年間続けていた朝ごはんを作ったりお世話したりを、これからはもうしなくてもいいんだ、という寂しさとちょっとした安堵感が入り交じった気持ちが支配している。火葬の翌朝も起床してすぐに、誰もいないはずのフェレ部屋を覗いてしまった。毎朝の習慣で。ここ数日は「コッパ生きてる-?」と恐る恐る声をかけて起こしていた。
3年ほど前から人生の転機を迎えたため、フェレたちのお世話もすっかり疎かになり、満足にかまってあげられなくなってしまったけど、それでも大事に育てて、手術規模の大きな病気も特にせず7~8年も生きぬいてくれて、最期は新しい家族のいい遊び相手にもなってくれたし、2本とも祭日や週末にゆっくりお別れできるように去っていったので、実に主人思いのかわいい子たちだった。2/10のイヅナの一周忌を待たずに行ってしまったのは、きっとイヅナがさびしくてコッパを連れていってしまったのかも。


フェレたちは、果たして自分たちのうちへ来て、よかったのだろうか。うちはイヅナとコッパをお迎えして一緒に暮らしてきて、とてもよかったと思っているよ。お疲れ様。8年間、今まで本当にありがとう。楽しかったよ。

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今はしばらくペットはもういいやーと思ってるけど、いつか家族たちがペットを飼いたいと言い出す日がきたら……そのときには、またね。

 

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