Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

2017年マクガ的音楽オブザイヤー

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おやすみなんかしていられねえ! ド年末こと大晦日がついにキターッ!!

実は今日の昼便で田舎へ帰省せねばならぬのに、またもや夜明け前に書き終えて予約投稿するつもりでブログ更新する。生きとし生ける者にたちすべてに死が平等に訪れるように、新年も平等に訪れてしまう。もはや我々に残された時間はナッシングなので、書きたかった音楽エントリもYouTubeリンクを貼りつつ要点だけザックリまとめて、激動の一年だった今年にオサラバして平穏に帰省したい。

 

今年は実家に死蔵していた何百枚もの音楽CD、物理メディアにサヨナラバイバイし、YouTubeSpotifyで音楽を聴きまくった一年だった。その中でも特に、新たに出会いファンになった、昔聴いてて再び聴くようになった、何度もヘビロテした、の3点に焦点を絞りピックアップしてみたい。もし気に入ったら、帰省やUターン時のお供にぜひどうぞ。つーか聴け!!

 

2017年マクガ的ブレイク期待アーティスト

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ふとしたきっかけで初めて聴いたThe fin.の「Night Time」にすっかりハマり、iTunesでアルバムも全曲購入。歌詞がフル英語なので、聴いた当初はイギリスあたりのバンドかと思ったほど、透明感のあるギターとシンセがちょっと懐かしい、UKドリームポップのような雰囲気がとても気に入った。今年のフジロックにも出演したようなので、今後更なるブレイクを期待したい。

 

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ドリームポップ関連でいうと、Chromaticsとの出会いが最高だった。最初はYouTubeサーフィンで80年代シンセポップ→Vaporwaveムーブメントから存在を知ったのだが、この新曲「SHADOW」で決定的にメッタ打ちに打ちのめされた。PVもビビッドな色彩や分割画面がデ・パルマカット風でよかった……といいつつ、彼らはどうやらデイヴィッド・リンチ監督のお気に入りバンドらしく、今年放映された新シリーズ「ツイン・ピークス The Return」の劇中でもライヴ出演している。

 

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同じく「ツイン・ピークス」新シリーズにライヴ出演している、女性三人組シンセユニットのAu Revoir Simoneもすごく気に入った。美しい才女3人がシンセとボーカルやってるってだけでも、彼女たちの曲も佇まいも……とにかく尊い。人生に疲れ気味のおっさんが突如アイドルにハマり多幸感を得たときの気持ちって、こんな感じなのかしら。

 

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Vaporwave系だと、Desireの「Under Your Spell」もすごく良くて毎日聴きまくった。ライアン・ゴズリング主演映画「ドライブ」のサントラにも収録されている。“あなたに魔法をかけられた=あなたのとりこになった”とリフレインする歌詞もいいし、“この気持ちは永遠に続くと思う? ーー神よ、そう願いたいね”というセリフもいい。そう、この気持ちは永遠に続くのだ。

 

2017年マクガ的20年ヒストリープレイバック

 

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CDインポート作業で数十年ぶりに聴き直してみたら、昔アレコレ聴いてたけど思い出せない曲があったなーとか、当時は数回聴いてそれっきりだったのが、数年経ていまの自分の好みピッタリに感じた曲などがいくつかあったのでご紹介。

 

AIRはエロな年 ~AIR année érotique~

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フランスのエレクトロデュオ「AIR(エール)」。デビューアルバム「Moon Safari」に衝撃を受けて、2001年のサマーソニック来日公演も観に行った。いま聴いてみるとものすごく映画的なムードBGMっぽいというか、実際にソフィア・コッポラ監督作品のサントラ担当もしてたりするのだが、こんなに70年代洋モノポルノや日活ロマンポルノのBGMみたいにエロかったっけか……と改めて彼らの良さに気づかされた。このあたりの曲が特に官能的でジュンとキちゃう。彼氏の部屋やラブホの有線でかかっていてほしい曲たち。

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布袋寅泰ミュージックスクエア」への感謝

昔買って聴いた大量のCDをインポート中、当時の思い出を振り返りながらふと思い出したラジオ番組が、90~93年にNHK-FMで放送されていた「布袋寅泰ミュージックスクエア」。BOOWYからの布袋ファンだった自分は、毎週木曜21時、CDラジカセに120分録音テープをセットして(同時間帯に「とんねるずのみなさんのおかげです」がやっててそちらを見ていたので、リアルタイムでは聴かず録音してた)何度もテープをリピートしてはかかった曲をチェックして、気に入った洋楽アーティストのCDを渋谷のタワレコhmvで毎回10数枚単位で買い漁った。

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オンエア曲ほぼ全リスト。読んでるだけでもワクワクするし懐かしい。布袋氏の曲紹介コメントまで鮮明に覚えていて脳内再生される。その後、録音テープは処分してしまったのだが、番組内でかかった好きなアーティストや曲名はネット検索で番組データベースをチェックしておおよそ把握できた。しかし今回、ネットの資料でも載っていなかった、あるアーティストと曲名を思い出せないものがあり、そういえば当時買いそびれたけど、ぴあから番組の読本が出てたよな……とAmazonで本を探し注文して、当時のオンエア記憶を辿りながら読んでみたら……やっと見つかった!!

 

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メモリーズ・オブ・ア・カラー

メモリーズ・オブ・ア・カラー

 

スティーナ・ノルデンスタム!(読本とネットでは日本語読み表記ゆれがあり分かりづらかった)うわーまた逢えて嬉しいよー。彼女はレオナルド・ディカプリオ主演映画「ロミオ+ジュリエット」のサントラに収録された「Little Star」がもっとも有名曲らしく、改めて聴いたらこの曲も知っていたのを思い出したが、そちらの映画曲とは記憶が全然リンクしていなかった。彼女の名前と曲名はど忘れしてたが、リッキー・リー・ジョーンズっぽいアンニュイな歌声がいつまでもずっと覚えていて……もう二度と忘れない! こうして思い出せなかったあの曲を思い出す体験って、何物にも代えがたい。エアチェックで出会った曲って、やっぱりいいよね。番組読本は、今後Spotifyのフォローアーティスト収集の参考書としても、一生モノの音楽教本になりそう。ありがとう、布袋寅泰ミュージックスクエア

 

キリンジと和解せよ

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以前のエントリでもちらっと書いたが、16年前にいた前職の職場でBGMにいつもJ-WAVEを流していて、当時特によくかかっていたのがキリンジだった。ちょうど「雨は毛布のように」がヘビロテされていて、上司や同僚たちがキリンジファンで、堀込兄と弟のどちらが好みか? みたいな話題で盛り上がっているのを、自分はよそ目に聞き流していた。

実は自分はあの頃、キリンジがあまり好みでなかった。ただ職場で半ば強制的にヘビロテされてるから、勝手に耳に入ってくるだけだからやむを得ず聴くしかなく……今思えば上司がキリンジ好きだから逆に気に入らない、という野暮な反抗心もあった気がする。

しかし16年後、今年になりある機会でキリンジをふたたび聴いてみて、今さらながらその良さと素晴らしさに、やっと、ついに、気づいてしまったのだ。まるで16年モノのウイスキーを舐めて嗜むように、キリンジを聴きまくった。ファンにとっては月並みかもだが、このへんの曲たちが特に響いた。

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LINEモバイルのCMで再び脚光を浴びた「エイリアンズ」。夜のバイパスや公団の屋根の上など、都会から少し郊外にあるベッドタウンの情景が心に浮かぶ。キリンジは他曲にもバイパスが登場するので、実はバイパスマニアなのかも。

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ふたたび聴くきっかけのひとつに、仕事中平日の昼にいつも聴いているTBSラジオの「ジェーン・スー 生活は踊る」の中で、番組ジングルや交通情報、相談コーナーなどのBGMをキリンジが担当していて、16年前にキリンジをやたら聴かされていたのを思い出して若干モヤモヤしつつも、番組のテイストよく馴染んだキリンジBGMに感心していたある日、名物コーナー「相談は踊る」で、お悩み相談の解答の代わりとして「Drifter」がかけられた瞬間、まるで相談者でない自分が諭された気持ちになり、言葉にならない感情があふれてきた。

「Drifter」は、愛の歌でも、別れの歌でも、人生の歌でもあり、聴く人の心情によってさまざまな解釈をできるのが、とても素晴らしいと思った。いまの自分の気持ちとしては、愛の歌に背つかれて、与えるより多く奪ってしまっているのだろうか……という葛藤を感じたりもする。おそらくこれから先の未来の節目に、何度も何度も聴きかえす、人生でかけがえのない一曲になりそうだ。いや、もうとっくになってしまった。長い時間や人生経験を経て、ついにキリンジと和解したのだ。16年前、あんなにキリンジを毛嫌いしてたのが信じがたい状況だけど……今さらファンになっても、いいですか?

キリンジの新旧の曲を聴いてみて、「Drifter」のような至極の名曲も好きだが、最近Spotifyで配信された冨田恵一冨田ラボ)との過去曲「乳房の勾配」のような、堀込兄の変態度を振り切ったドエロい曲もちょういいと思った。身持ちの悪い女たちのようにみなしごの蜜を指でなじるし、恥知らずな漲りに喉笛も鳴るんだよ!

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冨田ラボといえば、ハナレグミとの「眠りの森」、MAMARAID RAGの田中拡邦との「アタタカイ雨」もよかった。キリンジからいろんな好みのアーティストが手繰り寄せられるのすごい。キリンジファミリー万歳!

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MAMARAID RAGも職場BGMのJ-WAVEでよくかかっていて、当初キリンジと曲が似ていて混同してた記憶がよみがってバンド名を思い出し、ベストアルバムを購入して聴き直した。椎名林檎トータス松本の最新曲と同名な「目抜き通り」が特にお気に入り。あれからメンバー脱退を経て、現在は田中拡邦のソロユニット活動のようだが、喫茶ロック系特有の高音ボイスと大滝詠一が好きすぎるんだなーって感じがよい。あと「春雨道中」といい、「あたたかい雨」ってフレーズが多すぎやしませんか?

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2017年マクガ的ヘビロテしまくった曲

 

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ここにきてやっと、自分が最も好きなジャンルであるパンク/ニューウェーブ系アーティストの登場だが、いろいろ聴いていた中でも、今年はなぜかNew Orderの「Bizarre Love Triangle」を何度もリピートしまくってた。しかもあらゆるバージョンの。New Orderは楽曲の良さに反してライヴ演奏の超絶すぎるヘタさに定評があるが(やな定評だなー)、新旧どの時代の「Bizarre Love Triangle」を聴いてみても、やっぱりすげーヘタなのが最高。ためしに86年、98年、最新の2016年、各バージョンを並列してみた。

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もう何度もライヴ演奏しているはずなのに、このヘタさ加減は何なんだろう……数多くある演奏の中でも、実はこのアコースティックバージョンが一番マトモな気がする。すっかりいいおじいちゃんだが、今後もバーナード・サムナーの成長ぶりを見守りたくなった。

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紹介したいオススメ曲やアーティストがまだまだいっぱいありそうだが、気づけばまたもや朝6時になってしまったので、観念してこのへんで。やっぱり予約投稿になってしまった……新年明けてあとでごっそり直すかもだけど、やっと書ききったのでよかった。今年最後の有言実行間に合った!

今年のブログ更新も、これで本当におしまい。相変わらず、誰が読んでくれてるのかも分からない闇ブログだけど、一年間、お付き合いありがとうございました。新年2018年もゲームに音楽に、どうぞよろしくお願いいたします。

皆さんも、よいお年を~!

 

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