Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

朝ウォーキングは物語とゲーム感覚でいっぱい

8月。異例づくしのめちゃアツな真夏が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私は運動にめちゃハマってただでさえ汗かきまくってます;;;

f:id:macgirl360:20180727164304j:plain

というわけで、前回でも予告した、5月から始めた平日朝1時間のウォーキングの話を書く。

ここ数年のライフスタイルの劇的変化と自宅引きこもり業務がたたって、まったく減らない体重と健康診断の結果がかなりヤバいことになってたりと、もう色々な不摂生に踏ん切りを付けるために、なにかひとつ運動せねばと思いたった。

昨年から腹筋ローラーやダンベルの軽い自宅筋トレは継続していたものの、外に出ないから運動量が圧倒的に低く、まずは外に出なきゃ……と、ある朝ふと、ちょっと外に出てみよう、と近所を軽く歩いてみた。

近所には海が見える大きな公園が2つあり、まずは1つめの公園まで徒歩で行ったらどうだろう?→到着。次の公園へ→到着。これでざっと30分。家に戻る往復でちょうど1時間。

……このくらいの距離と時間なら、忙しい朝を調整して得た、実質的な始業時間前の1時間を使って、ウォーキングできるのでは? と思った。

しかし翌日、足首と太ももにすさまじい筋肉痛が襲ってきてめっちゃキツかった。一日休んで翌日、まだ残る筋肉痛がつらかったが、1時間歩いてみた。前回とコースを少し変えてみたり、通りかかる車や人がなるべく少ないルートを探索した。

そして1週間続けてみて、これなら自分の中で習慣化できる、と確信できた。平日隔日ペースなら週2~3回は歩ける。

一番最初に外へ出てみたとき、あまりにも無防備にフラッと出てしまい、失踪者の心境ってこんな具合なのかな……と想像してみたりした。あと普通のカジュアルスニーカーじゃ足が痛くなってダメだった。格好もただの短パンにTシャツだと、汗でびしょ濡れになる。

ユニクロでドライストレッチ素材のトレーニングウェアを一式購入したり、以前上野のスポーツ店のセールで買ったインスタポンプフューリーの赤を、ランニング用シューズにシフトした。カジュアル用に買ったのだが、何気に初めて購入したポンプフューリーだった。

sneakerwars.jp

翌月からスポーツジムに入会し、さらに物欲がブーストされるのだが、運動を始めるときは、お気に入りグッズや便利アイテムを揃えたり、何か形から入ることは、とてもいい導入だと思う。夏本番になり、日射しが厳しく日焼けが気になってきたから、先日ついにネックカバーまで買ってしまった。これに全身黒の帽子&サングラス&アームカバー装備なので、見た目の怪しさ満点なのだが、イスラム衣装のニカブっぽくてカッコよくちょっとした変装気分になれるし、首回りの汗が抑えられて比較的ラクになった。

 

朝ウォーキング習慣化が可能になったところで、ネットの友人からこんな走法を教えてもらった。 

www.nhk.or.jp

音楽を聴きながらなら、なお捗りそうかもーと試してみたら、だいぶキツい。けどずっとランニング状態で走るよりも膝に負担がかからず、1時間で8000歩もクリアできるので、これなら続けられそうだった。音楽が一曲終わるまでは速歩、次の曲になったら歩行のペースをこなしてる。

ウォーキング中の音楽は、主にSpotifyでワークアウト用プレイリストをいくつかあらかじめDLしておき、その日によって変えたりしてる。このへんがちょうど60分で収まっていて聴きやすく、ジムトレ中もよく流している。EDMは速歩パートでかかると、やっぱり気分がアガっていい調子だが、ずっと聴いてると耳が疲れるから、たまーに70-80年代ヒッツとか混ぜて耳直ししてる。

open.spotify.com

そういえば最近Spotifyで、GTAシリーズの公式プレイリストがアップされて、よく聴いている。ラップからクラシックまでごちゃまぜ選曲なのが最高。Spotifyのゲームのサントラ、ほんと充実しすぎてて、プレミアム会員になってよかった。いま人生の中で一番、毎日浴びるように音楽を聴いてる時期だよ。

open.spotify.com

 

ここで朝ウォーキングの楽しみなどを、いくつか挙げてみる。

まだまだ続けてる散歩ゲームアプリ『Walkr』で、歩行エネルギーをめいっぱい集めるのがとても楽しくなった。

f:id:macgirl360:20180729001125p:plain

ちょっと前のスクショだが、ブースター強化して1時間ほど歩くとこんな感じ。毎回フレンドからの分配エネルギーをいただいてばかりで、自分からは何も供給できてないのが気が引けてしまってたのが、自分でエネルギーを稼げるようになり、フレンドへの貢献度が少しでも上がっているなら幸いだ。しかしこのゲーム、いまだに何が楽しいのかよく分からないが、飽きない・止められない楽しさもある。ただゲーム要素のある歩数計としては最適だから、今後もしばらく続けてるかも。

 

f:id:macgirl360:20180727164937j:plain

f:id:macgirl360:20180727164814j:plain

朝ウォーキングの楽しみのひとつに、いつも見慣れた何気ない光景に、ひとつの発見があったり、心が動いたり、物語を感じたりすることがある。

f:id:macgirl360:20180727164048j:plain

f:id:macgirl360:20180727164652j:plain

f:id:macgirl360:20180727164746j:plain

公園や海、あちこち歩いてると、とにかく虫に遭遇する。6月頃はクマバチが頭上をよく飛んでいて、この時期に繁殖するのに気づいた。いまは地面が干からびたミミズだらけ、木々にはセミ、空にトンボたちが飛び交っている。夏だなぁ。

f:id:macgirl360:20180727164351j:plain

f:id:macgirl360:20180730134257j:plain

f:id:macgirl360:20180727165021j:plain

公園に置いてあった、忘れ物たち。えらいところに掛かってる自転車のワイヤーロック以外は、ちゃんと持ち主の元へ戻ったっぽい。公園の日よけなんてそうそう盗まれないだろうから、持ち主は安心してほしい。

道ばたによくある忘れ物、ゴミひとつとっても、そこにどこかの誰かの思いを馳せ、ドキュメントな物語を感じずにはいられない。ここ最近だと、海辺のコンクリ地面には、リプトンの紙パック紅茶や、片付け忘れた花火のカスなどがよく落ちているのだが、きっとヤンチャな若者らが夜中集まって花火したんだろうなーとか。自分も大昔、まさに同じトコで中学の友達と花火やったよ。真夏の青春の通過点。

f:id:macgirl360:20180727165003j:plain

ある時は、実に謎めいた落とし物があった。古めかしいブローチと金の鍵。配置もこのまま。最初見つけたときは二度見した。ここの空間だけオープンワールドRPGというか、異世界のように感じられた。さぞかし大事な個人用アイテムかと思われるし、ウォーキング中である当方の身軽なインベントリには空きがなかったため、持ち帰りせず見過ごした。数日後、しばらくしたら消えていた。そしてどこかで別の物語がまた始まる。

 

そういえば朝ウォーキングをしていて、様々な場面でゲームっぽいと感じることがあった。

海の見える公園を歩いてると、遠くから浅黒い物体がこっちへ向かってきて、視力が悪いので何だかよく分からず静かに恐れ戦慄いて、徐々に近付いてみて、上半身裸に短パンのマッチョおじさんがランニングしているのだとやっと気づいて、この感じが何となく『スカイリム』で遠くに巨人を発見してビビるのと似てるなーと思った。遠くの生物反応や存在に敏感になりがち。

あと同じ時間帯でも、天候効果によって外にいる人の種類の変化があるのも面白い。半裸マッチョおじさんはレギュラー、同じ半裸でも彫刻みたいに美しい筋肉のガイジン男性はちょいレアキャラ、青空ヨガに勤しむマダムたちは天気のいい日にしか出現しないかなりレアキャラ、数十分経っても同じ場所でずっと準備体操っぽい謎の動きをしてるおじさんはたぶんバグキャラ。ここ数日の猛暑で日射しがとにかく強すぎて、なるべく日陰を見つけて歩こうとするのも、『ゼルダBotW』の砂漠で体力が消耗しない日陰を選びながら歩くのと似てる。

この運動漬け自体も、そもそも『ときメモ』で筋トレばっかやって体力と根性値アップさせてるのと変わりないんじゃ……友人から「お前嫌われてるぜ!」と言われない程度に、知性と容姿も上げていきたいところ。ジムのスイミングで水着に慣れたり3キロ痩せただけで自信がついたのか、この夏はもうちょい肌を露出したい気もする。筋トレにハマった人たちがタンクトップとかノースリーブなど、やたら腕を強調した服を着たがる気持ちも分かってきた。自分も肉が落ちた腕とか背中とか見せたいので薄着したい!

 

そんな具合で、多少つらくキツめの運動も、今まで培ってきたゲーム感覚で乗り切ればなんとかイケるんじゃないかと思う次第。

運動だけでない、マクガのゲーム感覚な挑戦、まだもうちょっとだけ続く。