Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

おかえり、ただいま、ありがとう。TGS2022

先週9/15木曜、東京ゲームショウ2022に行ってきた。前日に突如、友からご招待の恩恵に預かり、時間を作ってゲストチケットで入場した。2017年以来、5年ぶりの参加。コロナ禍を経て3年ぶりに開催される、大規模リアルイベントの確認でもある。前回レポと比較しながら読み進めるといいかも。

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f:id:macgirl360:20220916201250j:imageき、きたー。戻ってきたおかえり&ただいま感もある。翌日は午後から一般入場があるとのことで、比較的空いてるビジネスデー初日を選んだが、かなり賑わっていた。結果的には前回2019年の約半分、13万人の総入場者数だったそうだが、さまざまな規制や台風の影響などを乗り越えて4日間でこの人数とは、久しく見ていない大きな数字だ。

入場するなり、ライト付き自撮り棒を持って撮影を始めるユーチューバーなストリーマーがあちこちにいた。まさかゲーム業界の人間がそれやるの……とキョドったが、ゲームメーカーが招待してるのだろうか。一昔前でいうところの、影響力の大きいゲームブロガー招待枠みたいな。Youtubeではユーチューバー系番組はほとんど見てないから、生の配信主ってやつを初めて目前にして、なんだか怖かった。タレント性もオーラの欠片もない普通っぽいひとが、衆人環視の中で芸人のようにいちいちサムいリアクションをしていて、すごい胆力だと感心した。

ゲームの有名人やタレントもいないかなーと見回してたが、やはりマスクしてると認識しにくいのか、なかなか発見できなかったが、屋外フードコートで友と誰も並んでいないピザ屋で注文してたら、後ろに外山雄一さんが並んでいて、ご挨拶できた。レジェンド~! 『QIX』のハデなロゴTを着ていてカッコよかった。昔外山さんがやってたHPのファンでもあるので、静かに興奮した。

 

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f:id:macgirl360:20220916201257j:image大手ブース集。いつもハデハデ&ギラッギラなカプコンブースが、嘘みたいに超シンプルかつ中堅メーカーくらいの質素なブースになっていたのが、軽く衝撃だった。『バイオハザード ヴィレッジ』の展示でサクッとPSVR2が試遊できてしまうことに気づいたり。等身大春麗と撮れるフォトサービスや、『ディノクライシス』ちっくな『エクゾプライマル』の動く恐竜展示に注力してた印象。エクゾプライマル、都会舞台で恐竜狩りゲームとのことで、大手系タイトル中では一番楽しみにしてる。

ラウンジのような試遊台が際立つSteam Deckにも触りたかったが、時間が合わず。展示サンプルを見る限り、デカさがまじリンクス。

SIE、MSのゲームハード両メーカーが不参加で目ぼしさに欠ける点もあるが、大手は例年に比べて、全体的にブースが質素な作りになっていたり、観客を集めたクリエイターやゲストの対面トークイベントのステージも減っているのは、試遊前後に消毒対策もやらなきゃならないコロナの影響を感じつつも、たとえばカタログやタイトル詳細情報をQRコード表示に代替する、メーカーロゴの入ったバッグ配布をしないなど、各メーカーが試行錯誤しながら限られた予算の中で工夫しているような努力も見られた。どのブースもプロモCD-ROMを大量に配りまくってた時代から、だいぶ遠くに来たような。

それと、ここ数年のコンプラの影響もあってか、女性コンパニオンの人数と肌の露出が極端に減っていた。いつもド派手にやらかしちゃうセガの龍如ブースですら、新選組羽織にサラシ巻き女子がいた程度にとどまっていた。代わりにクオリティの高い、けど露出度少なめのコスプレコンパニオンが目立った。

コーエーテクモのライザの等身大フィギュアが、一番露出度が高くエロかったから、カメコがいっぱいいた。生身の露出はNGだけどキャラの立体造形ならいいのか。ライザが3体とも等身が違って変だと思ったら、各シリーズのライザのボディ成長を現してたようだ。正直、ライザの太もも肉の段差しか目に入らんかった

 

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f:id:macgirl360:20220916201347j:image気になったブース集。よもやニトリゲームショウに出展する日が来るとは、周辺機器メーカーの販路が拓かれた感じ。大がかりなVR装置の試遊は、傍から見ると一体何をしているのかさっぱり不明だった。かつての少年おじさん世代たちが、瑞起のX68000Zのモック展示に熱視線を送っていた。新鋭レーベルなのにいきなりメジャー感が強い集英社ゲームズや、英語が分からず体験版ではイマイチな印象だった『Sable』の日本語版が出るようで注目している。サンソフトは待望の新作『いっき団結』で全世界に挑戦する、その心意気やよし。

インディーズと海外コーナーでは、来日不可ブースがいくつかあり、寂しくなった。友とインディーズコーナーを歩いていて「インディーズコーナーにだけ唯一、生身の人間がいて、人間の活気を感じられる」と言ったら、「ここだけ生身の人間の貧困街で、それ以外は銀河鉄道999の機械帝国か!」と突っ込まれた。メジャーコーナーは人間っぽくなくて、インディーズコーナーは人間っぽかったのは率直な感情で、実際にインディーズコーナーはクリエイターとプレイヤーの距離が近く、野心と活気があふれてとてもよい雰囲気だった。あらゆる国の人間が入り交じる雑多な空間は、ある意味スラム街と似ているのかもしれない。スラムから成り上がっていき、すぐ隣のパブリッシャー(PLAYIZM)入りして……いつかはメジャーブースへ! みたいな人間臭いゲームドリーム。

 

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f:id:macgirl360:20220916201228j:image遊んだゲーム集。手癖でついシューティングばっかり選んじゃう。『鋼鉄帝国』と『キャノンダンサー』移植にも驚いた。一番注目の『ラジルギ2』は試遊台周りがずっと混んでいて時間切れでプレイできなかったが、タダヨちゃんとお話して写真撮れたよ。かわいいー。目の表情が読み取れない丸メガネの再現性が素晴らしい。自分も昔イベントでタダヨちゃんのコスプレをやっていたから、懐かしかった。キャラの声優を募集したりと、STGシーンを盛り上げていく意欲も感じられるし、これからの動きにも期待したい。

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f:id:macgirl360:20220916201351j:image記念撮影ラッシュから抜けてほんの一瞬、独りで虚無ってたボンバーマン。虚無がやけに似合う。

 

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f:id:macgirl360:20220916201240j:imageTGSの歴史コーナー。2011年の株価を見てビビる。最高値75円って! 震災のあった年だからか……。各年表を見ながら、この年は何してたっけ、どうだったっけー、など友とあーだこーだ言いながら、それぞれの過去を振り返るのが楽しかった。

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こんな振り返り記事もあった。やっぱり個人的には編プロ時代に同僚たちと初めて行った、ヘンなマスコットキャラがいる1998-99年のTGS(2001年まで春秋2回開催)がもっとも印象深い。お土産にコンパイル物販でぷよまんナムコ物販で鉄拳ドリンク、なんでんかんでん海苔入り鉄拳カップ麺、何かの基板が付いた名刺入れ(後でナムコの人に詳細を聞いたら「そんなの知らない。非公式グッズかも?」と言われた。今でも愛用している)を買った思い出。2006年のTGSも、ゲーム編集部全員でプレスで行って入場待ち中にDSでピクトチャットをしたり、公式HP用にレポート動画配信企画をやったり、いろんな懐かしい思い出がある。編集部メンバーから「幕張でメシを食ったら負けかなって思ってる」なんて言葉も出てきたが、あれからフェス飯はだいぶ進化して以前よりは美味しくなったと思うし、屋外フードコートのピザ屋も美味いのに空いててよかったよ?

 

f:id:macgirl360:20220921112508j:image今回、もっとも驚いた展示。なんと、専門学校コーナーに母校のデザイン専門学校が出展していた。具体的な校名表記はあえて避けるが、自分が在校時にはほんの2、3学科しかなかった母校が、まさか卒業後25年以上を経てゲーム制作学部まで新設していたとは……! チラシ配布していた生徒さんに思わず「私、ここの卒業生なんです!(生徒さんが生まれるずっと前の)」と声をかけてしまった。すると生徒さんが、副校長を紹介してくれた。校長は自分の在校時からずっと変わっておらず、校長の息子さん(自分と同世代くらい)が副校長をしているとのことだった。在校時のエピソードや卒業後のキャリアなど、いろいろとお話させてもらった。

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以前のエントリでも触れたが、自分は95年に編プロ入社した際、心ない社内いじめで仕事を辞めそうになっていた時、別部署のDTPデザイン課へ異動させられて、当時まだ黎明期だったMac DTPを現場で覚え、現在に至るまでデザイナーを続けている。異動のきっかけとして、実はそれ以前に「卒業制作に使えるかも?」という理由で、母校でパソコン室のMac DTPデザインゼミ講習を選択、経験していたのが大きかった。

ゼミではQuadraを使い、QuarkXpressで文字を入力して組んだり、イラレで文字や図形を作った程度だが、この母校での経験が、部署異動の際にとても役立った。同期入社組の中でも唯一、入社前にMacDTPを経験している《強み》が、自分の武器となった。この偶然の機会に、母校の副校長へ、あの時母校でのゼミ経験のおかげで、20数年経った現在でもデザイナーとして食べていけて、今の自分を形成してくれたことを、改めて深い感謝を述べることができた。

卒業後、母校とは同級生たちと卒展に数回行って以来ご無沙汰していたが、卒業直後にイラストレーション科が新設されたり、講師に有名アニメーターを呼んだりして、「ホントは自分が在校中にやりたかったオタク系クリエイター科ができてズルい……!」と後輩学生たちがじつに羨ましかった。その今さらなやりきれぬ思いを副校長にぶつけたら、「やっぱり時代のニーズに合わせて、新ジャンルのデザイン学科を作っていかないとですよね。学科は増えて軟派になりましたが、校名は硬派のままですよ!」と返ってきた。それを聞いて、そういえば自分は高校で進路を決める際に「学校名が横文字カタカナは地雷説」を信じて、硬派っぽい校名の母校を選んだんだよな……と思い出した。帰宅後に生徒たちの作品動画や母校HPを見てみたら、プロ顔負けの作品を作っていたり、人気アニメとコラボしたり……いやはや、あんなに硬派だった母校が……と卒業生は目を細めるのでした。

 

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f:id:macgirl360:20220916201247j:image気になる催し集。TGSのついでに来年新卒内定者の懇親会&社長講話ってすげー。会場視察終了後は、友と東京ベイ幕張のカフェでお茶して帰った。会場から少し距離はあるが、TGS関係者もあまりおらず、ゆったり座ってトークできてよかった。幕張のイベント来場時はここが穴場かも。アルコールとノンアルが同じ価格帯で、このあと何もなけりゃアルコールを選択したいところを我慢した。

 

会場を見回していると、とにかく若者が多い印象だった。自分たちもまだまだ現役ではあるが、制作側も受け手のターゲット層も、気づけば若者世代がシェアを占めている。一方で、自分たち世代向けの懐かし復刻コンテンツも盛んで、令和のいまは、昭和~平成と時を経て、競合や切磋琢磨を続け、文化が熟成されてきたおかげで、どんな世代でも、古いもの/新しいものを両方同時に楽しめる、とても豊かな時代だと感じられる。

 

いつだって時代の主役は若者で、若者が時代を創って切り拓き、アラフィフ真っ只中の自分たちだって、昔は若者だったワケで……つまり、若い後輩たちが夢に向かって頑張っていたり、コンテンツを楽しんでいるのを見て、とても感激したのだ。だからなおさら若い人を、もっと大切にしたいと感じた。ただでさえ少子化が深刻で、団塊ジュニア世代に較べたら若者世代は人口的にだいぶ少ないのだ。

この2~3年、コロナ禍でゲーム業界に入った若い新入社員は、自分の生まれる前~幼少期の、過去のバブリーなTGSの盛況も知らないだろうし、自分たちの仕事がPRされているのを初めて目の当たりにする、社会人初のリアルイベントになったかもしれない。それだけでも、TGSが3年ぶりに開催された大きな意義があったのではないか。

老眼が始まり、反射神経も感性も記憶もいよいよ鈍りつつある、中年の中年による中年のための回顧は、中年にやさしくありがたい懐古ビジネスとして細々やっていくとして、どうか若者たちには、新しくて面白くて楽しいゲームの世界を、思う存分のびのびと、自由に創っていってほしいとつよく願う。かつての若者=いまの中年が、四半世紀前にそうしてきたように。

もちろん中年も、中年の変な体に鞭打って感性と体を鍛えて磨いて、若者に負けんよう若作りにも努めていただきたい次第だが、チープなプライドと権力を振りかざして若者を萎縮させるのだけは勘弁してほしい。かつて自分ら若者が、大人たちにそうされてイヤな思いしたように。

 

10年後くらいの懸念として、60年代後半~70年代前半生まれのビデオゲーム原体験世代がいよいよ還暦突入してくるので、老人でも楽しめるゲームの需要と供給が成立してるといい。となると、どこか水面下でぼちぼち準備してる頃かな。メタバースだのブロックチェーンだのカッコいいことばかり言っても、もう棺桶に片足突っ込んでるのよ

いまの老人=団塊世代健康寿命を半強制的に意識させられてるのもあり、長寿かつ無駄に健康で、人生の大先輩な彼らを見習うとしたら、金銭的・精神的・肉体的の三大余裕のバランス感覚かなー。自分ら世代があと10-20年後もお達者クラブでいられるか、ゲームをやれてるかどうか。未来のゲームは見届けたいから、元気で長生きしたいな。

まー人生いろいろあるけど、これからも、やっていこうぜ。

 

f:id:macgirl360:20220920114359j:image物販ブースは半分ほどしか回れなかったが、誕生日の近い家族へお土産プレゼント、『ギミック!(Mr.Gimmick!)』のTシャツ。前回2017年もエメラルドグリーンのTシャツを買ってたような。どうやら一番人気の限定カラーリングらしく、在庫ラス1だった。ファミコン版は音楽が最高でかなりクセつよ&難度高いけど、今度復活するらしい『ギミック!』も楽しみにしている。

 

最後に。招待をもらった友の担当ブースにお邪魔したら、転職後、すっかりえらくなって現場を取り仕切りあくせく働いている友の立派な姿に、心の目頭が熱くなったよ。ありがとう、お疲れ様でした。急で驚いたけど、久々に会えてじっくり話もできて、TGSへ来られて、嬉しかったよ。またゲスト枠に余裕があったら、会いに行くから、いつでも誘ってくださいな。

【10/4追記あり】ニッポン大好き!日本モチーフゲームをまとめる

ここ近年、『Ghost of Tsushima』以降と言ってもいいが、国内/海外を問わず、日本が舞台もしくはモチーフのゲームがやたら増えてきた。発見してはその都度反応していてもあとで忘れることが多いので、この際だから過去作から新作情報までちゃんと整理しておくかーってことで、自分用にまとめてみた。なお『天穂のサクナヒメ』などの和風ファンタジー系はいっぱいあるし対象外なので省く。「コレがないよ!」とかあったら、Twitterブコメとかで教えてくれると日本ゲー大好きなみんなも助かるし、それっぽいタイトルはどんどん追加しとく。プレイもしてないのに言いたい放題言ってるが、面白そうなゲームだったらやるために、備忘録として書き出す。

※10/4 追記あり

 

アクションゲーム系

昭和米国物語

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大事MANブラザーズバンドの「それが大事」が主題歌という、ぶっ飛んだゴチャまぜ日本リスペクトゲーム。中国スタジオの制作スタッフとしては、至って真面目に日本文化への憧れを体現化しているそうだ。デモ映像を見てると、きっと遊んだら微妙な感じかなーと不安はありつつ、彼らの志を受け止めたいのでプレイする予定。【現在開発中。リリース時期未定】

news.denfaminicogamer.jp

 

Ed-0: Zombie Uprising

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大江戸×ゾンビという、ありそうでなかった組み合わせゲーム。なんかD3っぽくね? と思ったら、やっぱりD3パブリッシャーだった。個人的にローグライクがちょっと苦手だが、早期アクセス組のレビューを見る感じだと、まだまだ開発の余地はありそうだから、製品版を待ちたい。【早期アクセス実施中】

 

Sengoku Dynasty

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封建時代の日本が舞台のアクション&シミュレーションRPG。リッチで美麗な絵面が完全にツシマフォロワーっぽい。村作りマネジメントが主題らしいが、プレイヤーがどうやって成り上がるのか楽しみな内容。しかし以降紹介する一部タイトルにも共通するのだが、日本モチーフにするんなら日本語フル音声対応もがんばろうよ……【現在開発中。2023年リリース予定】

 

Trek to Yomi

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完全なる黒澤映画リスペクト&ツシマフォロワーな横スク侍アクション。こっちは日本語音声対応がんばってて超えらい。大塚明夫(ツシマの志村おじさん)がここでも声当ててる!【発売中】

 

The Path To Die

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『Hotline Miami』風2Dサムライアクション。日本語サポートなしだが、有志で日本語化している。2D見下ろし視点でも、ちゃんとチャンバラしてるように見えるこだわりはすごい。【発売中】

 

Meifumado

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ドット絵風横スクアクション。メトロイドヴァニア要素もあるとのことで、『忍者龍剣伝』やカプコンのベルスクアクションっぽさが良さげなので、発売されたらプレイしてみたい。【現在開発中。2024年11月配信予定】

 

Hanako: Honor & Blade

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『FORTNITE』や『Apex Legends』みたいなバトルロイヤルゲームで日本舞台ゲーをやりたかった意欲だけは伝わる。ところでタイトルのハナコって誰やねん。【基本無料】

 

Tokyo Underground Killer ※8/8追記

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吸血族の殺し屋・コバヤシが、血液と刀を連動させた必殺技を駆使してネオン煌めくトーキョーを駆け巡り、鬼の殺人組織と闘うアクションゲーム。印を切る必殺ムーブや倒した敵の血を吸収するところが『Ghostwire : Tokyo』フォロワーっぽい。新宿やアキバ、渋谷も登場するらしい。グラフィックノベル調イベント画や音楽もスタイリッシュでカッチョいいので、出たらぜひプレイしたい。【現在開発中。リリース時期未定】

 

いっき団結 ※8/18追記

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まさかのサンソフト復活。『いっき』がローグライクアクションになって帰ってくるとは……! ゲーム画面を見る限り、内容はほぼ『Vampire Survivors』。敵がイナゴやサルで、一揆というよりも害虫駆除がメインなのでは。新ビジュアルにいるくノ一やお邪魔キャラの腰元がどんなポジションになるのか気になる。【現在開発中。2022年内リリース予定】

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アサシン クリード コードネーム:(Red) ※10/4追記

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先月発表されたビッグタイトル。ついにアサクリでも日本舞台が……!! ジャパニーズアサシンといえば忍者が主人公の封建時代が舞台とのことで、やっぱり間違いなく世界的に日本封建時代ブームがキてるのを確証した。日本舞台の(Red)のほかにも、中国が舞台の(Jade)やヨーロッパが舞台と噂される(Hexa)も開発中とのことで、もしやゲームで世界のアサシン歴史完全補完を狙ってる? 時代考証がガチなアサクリシリーズだから、激しく期待したい。【現在開発中。リリース時期未定】

 

格闘ゲーム

Two Strikes ※8/8追記

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ルーシーさんから情報いただきました。感謝! 一撃必殺の2Dチャンバラ格闘ゲーム。モノクロ基調に時代劇風な血の噴出が映える。ルーシーさん曰く、『Slice, Dice & Rice』を意識したタイトルではないかとのこと。日本国内ではフォロワーが出そうで出ない、ブシドーブレード』の遺伝子の系譜。日本ゲーじゃないけど、グラフィックとバイオレンス感はプラチナゲームスの『MADWORLD』を思い出した。【早期アクセス実施中】

 

ADV&ウォーキングシミュレーター系

Tatari

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ある村で失踪事件を捜索する刑事の一人称アドベンチャー。パズルを解いたりするらしい。やだなー暗いなー怖いなー。【現在開発中。リリース時期未定】

 

Okiku

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これもホラーゲームだよー。やだなー怖いなー! 子供の頃、ホラー漫画好きの姉が読んでいたケイブンシャの「怪奇ミステリー大百科」に載っていたお菊人形がめちゃくちゃ怖すぎて、玄関の傘立てに本を捨ててしまったのを思い出した。お菊人形もその本で知った記憶が。ところでガイジンはどこ経由でオキクドールを知ったんだろう? 『PSU』に家具アイテムとして出ていたけど、何か別にメジャーな登場作品があるのかしら。【基本無料。プレイヤー任意のドネーションウェア

 

Brutal Japan | 猟奇の日本

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Jホラーゲームまじで多すぎ! まあJホラー映画だけでなく『SIREN』とか好きすぎて作ったんだろうなーという印象。外国が舞台だとブレアウィッチ系になっちゃうしね。VHSのアナログなザラザラ感とか好みだが、湿っぽいホラーや極端なグロ表現はあまり得意でない。【早期アクセス実施中】

 

Infanticide | インファンティサイド

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まーたJホラーか……と思ったら、児童虐待をモチーフにしているようで、他作品とはちょっと毛色が違う感じ。自分は遠くで赤ちゃんの鳴き声が聞こえてくるだけで不安になってしまうタイプなので、プレイしないほうがよさげ。しかし雰囲気作りとはいえ、どれも画面が暗すぎるなー。明度バキバキに上げないとほとんど見えないのでは。【発売中】

 

SENSEs: Midnight

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真夜中の池袋の公園で、都市伝説を探索するオカルト好き女子大生のサバイバルホラー。やはり画面真っ暗だけどVaporwaveな雰囲気や世界観はなかなかいいんでは。主人公女子が二次元ドリームノベルズの退魔師みたいな無防備エロデザインなのもいいですね。ぜひやってみたいが、初代バイオリスペクトゆえか操作がタンク操作(ラジコン操作?)ってのが引っかかってる。好きなのに苦手要素が……。【発売中】

 

NOSTALGIC TRAIN

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どこか懐かしい、日本の夏の田舎町を散策する幻想的なウォーキングシミュレーター。着眼点が素晴らしい。移動の自由度がもう少し高いとなおよい。このテイストで田舎道をスーパーカブや軽トラで走るゲームとか出ないかな~。【発売中】

 

里帰り - Satogaeri -

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「2000年代の晩夏の日本の田舎をイメージして制作されています」と、より具体的なシチュエーションのJホラーゲーム。田舎×陰湿×暗い=Jホラーゲーの法則。田舎×陽気×明るいゲームも見てみたいが、昨年出た『ぼくのなつやすみ』スタッフが手がけたクレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」』あたりは限りなく近いのかも。【発売中】


Inaka Project

octocurio.com

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……と思ったら、こんなプロジェクトが。おおおーーーカブに乗れる! 電車にも!! ノスタルジックなローファイ感もいい。発表から3年ほど経っているが、まだ完成していない様子。ずっと待ってる!【現在開発中。リリース時期未定】

 

タイトル未定(日本の田舎暮らし体験ゲーム)

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これもいい感じ。牧場物語的な世界観×日本の田舎舞台は今までありそうでなかった。2021年リリース予定から延びているようだが、開発者の最新ツイートによると、ただいま鋭意開発中とのことなので、完成を楽しみにしている。【現在開発中。リリース時期未定】

 

Last Time I Saw You ※8/8追記

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BitSummitXRoadsが開催された関係で、新たな日本舞台ゲームがいくつか発表されていたので追記。スペイン出身のクリエイターによる、80年代後半の日本の田舎を舞台にした青春2Dスクロールアドベンチャーゲーム。日本の不良文化ノスタルジーを表現したロシア生まれの『The friends of Ringo Ishikawa』といい、外国人視点による、日本のある一時代や文化への郷愁って、いったいどこを起源に湧き出るのか、とても興味深い。【現在開発中。リリース時期未定】

 

Tokyo Stories-working title- ※8/8追記

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これもBitSummitXRoads発表タイトル。Twitterなどでよく流れてくる、緻密なピクセルアートのグラフィックをそのままに、東京を舞台にしたウォーキングシミュレータ×アドベンチャーといった内容だろうか。紹介記事にもあるとおり、街の探索感がたしかにPS3版『rain』のクリエイター作だなーと納得した。これはプレイというよりも、ピクセルアート世界を体験してみたい。【現在開発中。2023年発売予定】

 

The Bathhouse | 地獄銭湯 ※10/4追記

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Steamのディスカバリーキューを見続けるとバッヂをもらえるとの情報で、普段見ないキューを流し見してたら発見した。10/1にリリースされたばかり。ホラー系ウォーキングシミュレータは食傷気味だが、モチーフの着眼点や背景美術がとてもよいと思う。サウナルーム開けたら蒸しおじさんが出てきたりすると今っぽくてもっと良さそう。【発売中】

 

シミュレーション&ストラテジー

Shadow Tactics: Blades of the Shogun ※8/8追記

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miyaokaさんから情報いただきました。感謝! 戦国時代を舞台にした見下ろし系ステルス&タクティカルストラテジー。タヌキを操る狙撃手が気になる。2016年リリースと少し前のタイトルで、建築物に若干中華風味も入っているが、海外発の日本舞台ゲーブームを先駆けていて先見の明がある。【発売中】

 

RPG

电器街的咖啡店 Maid Cafe at Electric Street ※8/18追記

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BitSummitXRoads発表タイトルで追加があった。上海の開発チーム制作の、大阪・日本橋の電気街が舞台のメイド喫茶運営RPG。ドット絵のメイドがカワイイ。開発者はコロナ禍前には月一で来日して日本橋メイド喫茶に通っていたらしい……生まれる国を間違えた異国ゲーオタほど罪深いものはない。【現在開発中。リリース時期未定】

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ジャンル未定

タイトル未定(封建時代の日本が舞台の忍者ゲーム)

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まーた気になる日本舞台ゲーが! しかも元CD PROJEKT REDスタッフの新スタジオときたもんだ。『サイバーパンク2077』に激ハマりした自分としては見逃せない。これは忘れた頃にやってくるすごそうなヤツかも。気長に待っておこう。【現在開発中。リリース時期未定】

 

www.youtube.com

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ちょっと前に話題になった、UE5を使った越中大門駅のデモムービー。いやーまじですごい。『Ghostwire: Tokyo』もリアルな東京の街の再現がとても素晴らしかった。ゲームエンジンの進化や斬新なアイデアによって、過去の歴史から現代社会まで、よりリアルでよりヴァーチャルな日本モチーフ世界をゲームで見せてくれるのを、今後も願ってやまない。

※8月は夏休みモードのため、予約投稿です。7月中に書いてます。

2年ぶりの飲酒してもいい頃 Part 5 - withコロナ -

先週末7/9土曜、いつもの面子と東中野にて、2年ぶりにゲーオタ飲み会を開いた。年1で開催していたのが、昨年2021年はコロナで見送り。実質6年目の会合となる。過去回は以下の通り。

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集合前、早めに現地入りして、東中野駅周辺を散策した。

f:id:macgirl360:20220711171634j:image隣が駐車場になり、壁のむき出し感がよかったビル。

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f:id:macgirl360:20220711171630j:image職場や近郊でも、似たようなレトロチックな趣のあるマンションを見かけるが、東中野にもあった。「秀和レジデンツ」というマンショングループらしい。黒い鉄柵と青い瓦屋根、白いテクスチャ塗り壁のハイコントラストがたまらない。ヨーロッパ風建築なのになぜか昭和の郷愁を感じさせる。ファンサイトもあった。

www.shuwa-mania.net


f:id:macgirl360:20220711171704j:imageボドゲ専門店でおなじみ「すごろくや」の本社が東中野にあった。

f:id:macgirl360:20220711172345j:image東中野駅東口。山手通り沿いの広々とした西口に対して、なんだか寂れた印象。駅前開発も進んでいる中央線沿線で、いまだにこのような佇まいの駅があることに奇跡を感じる。シティな新宿にも、サブカルな中野にもなりきれず、取り残された成れの果て。けど訪れる人には優しく、懐かしい。ところで西口周辺は久々に来たのに、なぜか既視感があると思ったら、元モー娘。吉澤ひとみ飲酒運転ひき逃げ事件朝霞少女監禁事件で被害者が駅の公衆電話で110番通報した場所と一緒だった。ロクなロケーションじゃないな……東中野


f:id:macgirl360:20220711172359j:imagef:id:macgirl360:20220711172411j:image光景いろいろ。自分たちで昭和の町と言ってる。アド街でも紹介されていた「大盛軒」の鉄板麺は、東中野ソウルフードらしい。昭和な路地に谷間にタワマンがそびえ立っているのがよかった。

f:id:macgirl360:20220711171655j:imagef:id:macgirl360:20220711172349j:image東中野の目的のひとつ、喫茶ルーブル。行く先々に純喫茶があれば必ず入る。カフェオレで涼む。前日の衝撃的なニュースを受けて、店内にあるスポーツ新聞を手に取る。

東中野。社会人になって間もない頃、BOX東中野(現在のポレポレ東中野)へ大島渚監督の映画をひとりで観に行って以来の訪問かも。おそらく25年以上ぶり? 昔は雑誌「ぴあ」のミニシアター上映情報をチェックしては、レンタルビデオ店には置いていないマイナー映画を求めて映画館に通っていた。あのときのまだ見ぬ作品への枯渇感と情熱は、インターネット&サブスク時代の現代には、もう二度とよみがえらないだろう。

f:id:macgirl360:20220711172442j:imageメンバーが集まり、西口近くの南アジア料理店「パオ・キャラバンサライ」で、宴開始。Kさんが職場で濃厚接触者になってしまい、残念ながら急遽大事を取って欠席。体調は問題ないとのことで、リモートで参加となった。Kさんの分まで飲み食いする。

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f:id:macgirl360:20220711172418j:imageコロナ対策しつつ、アラビアンな絨毯でくつろぎながら羊肉料理。どれも珍しくて、う・うま~い! 口の中に羊が群がる。初めて飲んだ乳酒と、どんぐりリキュールのミルク割り酒が、とても美味しかった。

Dさん持参のiPadを起動し、Kさんがリモートで映し出されると、一同おおーっとなった。実は自分、これまでリモート自体が未体験で、初めてリモートしてみたら互いの会話も聞き取れるし、特に遅延もなくシームレスかつスムーズに対話ができて、感激した。お誕生日席にiPadを配置すると、サイバー安楽椅子探偵みたいで、すごい未来感があった。

最近Kさんが、精力的にTwitchでゲーム配信とフリートークをしていて、毎回楽しみに拝見しているのだが、先月の配信で、開始早々にサングラスをかけてトークしているのがカッコよかったと伝えたら、映画「トップガン マーヴェリック」の感想話をするからトム・クルーズ的サングラスをかけた、とのことだった。その場でまたグラサン姿を見せてくれたら、トムよりも香港ノワールのヤクザ=チョウ・ユンファみたいで、今にもドル札に火を点けてタバコを吸いそうなルックスだった。

Mさんは昨年体調を崩したり、先日は掃除中に電子レンジとコーヒーメーカーを壊したりと、何かとしんどそうだったが、最近ハマっている『エルデンリング』をヤルデンリングしている話を聞けてよかった。どうかご無理はなさらぬように……。

Dさんの夢オブザイヤー話が面白くて、ゲームオブザイヤー話がすっかりどこかに行ってしまった。大友克洋が亡くなり、「リリエンタールの頃」という幻の読切作品を知っているのだが、ググってもそれらしい情報が出ないという夢だった。当ブログにキーワードを書いたから、ググったらこのページが出るようになるかな?

 

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f:id:macgirl360:20220711171638j:imageパオの屋上にあるバー「驢馬駱駝(ろまらくだ)」、二次会はここで中野の夜景を見たかったのだが、予約電話を入れてもつながらず、当日も休業中だった。残念。エレベーターからの夜景眺望だけ目に焼き付け、「珈琲茶房 珈琲館」へ。

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f:id:macgirl360:20220711171641j:image茶店に着くなり、Dさんが昔の新聞紙のコピーを差し出した。1987年5月のある日、修学旅行で青森から東京へ上京した際、宿泊先のホテルのテレビで深夜に見た、ちょっとエッチなドラマか映画がいまだに忘れられず、当時の東京版の新聞TV欄をコピーして調べたが、これといった情報は得られなかったそうだ。TV欄の深夜番組は番組内容が略称だったりハッキリ明記されていない場合もあるし、もしかしたらエッチな有料チャンネルが偶然映ってしまったのかもしれないし、引き続き捜索しているという。

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Dさんは今月で50歳を迎えるそうで、この齢にもなってくると、残り半分の人生で過去に清算、ケリを付けていきたい気持ちが強く、昔青森にいた頃に見たというこのオシャレで洗練されたちょっとお色気ちっくなCMも、忘れていて思い出したうちのひとつだそう。たしかに男子中高生には刺激的なCMだわ……。

ナレーションに聞き覚えがあると思ったら、そういえばつい先日、自分も懐かしCMを見まくってて気になり調べて、ついに声の主を判明させたのだった。峯のぼる。名前はあまり知られていないかもしれないが、80-90年代CMで彼の声を聞かない日はないくらい、あらゆるCMのナレーションを担当していた。一番有名どころでは、宮崎美子ミノルタX7のCMナレーションとか。

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サンプルボイスを聴くと、「ああ~あの声~!」となる。だいぶおじいちゃん声になってしまったが、今でも魅力的なボイス。大沢事務所に在籍していたんだね。

youtu.be

役者としても活動していて、あのいい声で好々爺な演技している……! と感激してしまう。聞き馴染み度がハンパない。

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ゲーオタ的にはクーロンズ・ゲート』の鏡屋役のほうが知られているのかも。ものすごい数のCMに携わっているのに、公式でもお仕事リストがないし、Youtubeで調べてもまとまっていないようなので、需要があるか分からんが、そのうち峯のぼるナレーションCM集再生リストでも作ろうかな。

 

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f:id:macgirl360:20220711172516j:image解散後、夜道を散策しながら駅まで歩いた。久しくお目にかかれなかった、東京の夜。静かにせせらぐ暗い河川、楷書体のパチンコネオン、バレエ教室の入るビル駐車場の暗がりでバレエを踊る少女、そして謎のラインナップのお自由にお持ちくださいコーナー……TOKYO NIGHTの不思議を、いくつも発見できてよかった。映画「キタキツネ物語」パンフだけ持ち帰った。これサンリオ映画だったのか。下ろしたてのサンダルで歩きすぎて脚が痛かったけど、夜の時間をくれて、どうもありがとう。

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今回の飲み会トークは、職場のパワハラや転職、今どきの金儲けなど、仕事とお金の内容が多かった気がする。もらってる人はたっくさんもらってるし、景気がいいとこは極端にいいんだなぁ……と、溜息ばかり出る。リモートワークで働き方が変わったものの、ニンゲンの本質だけは変わらないというか。もちろんカネは有るに越したことはないが、自分の場合、人生のバイブルである漫画「最強伝説 黒沢」よろしく、長い目で見たら今はカネよりも人望が欲しい。たとえば作家から指名されるようなデザイナーになりたいとか……とまあ、各自で景気のいい話ができるといいし、そんな話をぜひ訊きたい。

自分にとっての過去へのケリつけ、一体何があるんだろう……と思索したら、人生のおおよその清算は過去にブログで書いちゃって、ほぼ完了していた。最近ハマってる懐かし映像探しも、そんな過去ケリ活動のひとつかもしれない。記憶が鮮明なうちに、思い出の場所巡りをしてみたくはある。今の人生は、一度ゲームオーバーになって運良くコンテニューできて生かせてもらってるような感じだから、このまま地続きで生きてゆけたらいいな、と願う。

 

友人との付き合い方が、コロナ禍の2年でだいぶ変わってきているのを感じる。SNSなどでつながっている旧友はもう二度と会えなくてもいいかな……という諦めにも似た感情もある一方で、どんなに長いブランクがあっても、連絡を取ったら昔のように語り合える関係は大事にしたい気持ちもある。今年で年賀状じまいをしたのも、そんな理由だった。コロナが収束すればすべて解決するかもしれないが、コロナの影響で、誰かと会うことへの考え方、思想がそれぞれガラリと変わってしまったので、これを機に、人との付き合い方や関わり合いに見切りを付けていってもいいかな、と思う。

最近「40代独身には友人がいない」という話題を見て、独身・家庭持ちを問わず、友達っていったい何だろう? とその都度考えさせられるが、自分は、友達はいないが「仲間」はたくさんいると考えている。同じ世代をそれぞれで生きてきて、ゲームなどの趣味嗜好が合って、縁もあってたまたまつながった仲間……カッコつけると「戦友」と言ったほうが近いかもしれない。お互いのフィールドで闘い続けられたら、敬意を持って「相棒」って呼びたい。誰かにとって、自分が友人だと思われていなくてもいいし、誰かに誘いの声をかけられることはなくても、自分から誰かに、大事な人に会いに行くスタイルは、従来どおり変わらないままでいたい。近頃、著名人のショッキングな死に様ニュースをよく聞くし、自分も仲間もいつどうなるか分からないから、会える時には会っておきたい。

 

5月あたりに感染者が減って、お店の営業時間規制もなくなったタイミングで会合を企画したら、7月で確定した途端にコロナ感染者が急拡大してしまい、Kさんもまさかの濃厚接触者(その後、検査は陰性で体調も問題ないとのこと。本当によかった……!)でリモート参加となったり、コロナへの不安もまだまだ続くが、今回初めてリモート飲み会をやってみて要領はつかめたので、次回は近日中に全員リモート会とか、単発でやってみてもいいかも。ゲーオタ会なのに今回はあまりゲームの話ができなかったから、次は必ずGOTYやりましょう。それまでみんな、どうかお元気で。

これからも、やっていこうぜー!🕶👍

ベルトスクロールアクション・ラブ

Steam版『Ghostwire:Tokyo』をついにクリアしたので、さーてこの調子でSteamの積みゲーをどんどん崩していくかー、と目に留まったのがCastle Crashersキャッスルクラッシャーズ、以下キャックラ。「キャスクラ」と略す勢もいるらしいが、断然キャックラ派)。最近やたら協力プレイゲームを遊びたがる家族たちにちょうどいいかも、と部屋中のコントローラを集めてつないで、3人で始めてみた。

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いや~このワチャワチャ感、ひっさしぶりだわー。『キャックラ』はXbox 360版が出てすぐにフレンドとCoopプレイでクリアして以来だから、14年ぶり??? 古さをまったく感じさせないし、むしろいまの時代、仲間とワイワイやる配信向けの協力プレイゲームなのでは。プレイがだいぶ慌ただしくて、スクショがあまり撮れなかったがちょっとだけ。

ボス戦あれこれ。いやらしい攻撃でムカつくボスばっかりだが、どのボス敵も登場からバトルへの誘導とワクワク感がすばらしい。ちょっとコミカルで、ケレン味のあるボス戦演出ってやっぱ大事だなー。バケツ兜の戦士たちも可愛くて、めいっぱいアクションするし、剣や魔法などに特化できる育成も楽しい。いつまでも色あせない、ベルトスクロールアクションの金字塔だと思う。サウンドも大好きで、なんとなく琉球ディスコっぽいこの曲が特によい。

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エンディング。ラスボス戦手前のボス4連戦がまじで辛くて、レベル上げたり安い薬屋で買い込む出直しを繰り返して、やっとクリアした。あーラストはこんなんだったなー。最後になんちゅうもんを見せてくれるんだ……。同じくベルスクアクションのゲーム版スコピル、Scott Pilgrim vs. The World™: The Gameのエンディングもむちゃくちゃイカれていて、記憶が混同していた。ゲーム版スコピルも360版でフレンドとクリアしたほど大好きなタイトルで、昨年リリースされたスイッチ版も買って遊んでいるのだが、家族3人プレイしても、いかんせん操作感がよろしくなく、フリーズバグに遭ったり難易度も高すぎて、何人目かの元カレボス戦で中断してしまった。完全版出すのなら調整してほしかったし、オンライン対応もしてくれたらよかったのにな……とちょっと残念な具合。しかしAnamanaguchiのチップチューンサウンドと、ポール・ロバートソンのイカれたドットグラフィックは本当に最高なので、ベルスクアクション好きは必ず体験してほしい。

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『キャックラ』はスイッチの海外版でリマスターが出ていてオンラインも対応してるからそっちでやりたかったが、日本版は出ていない……残念。初代キャックラが出た2008年頃と違って、今やインディーズゲームシーンやプラットフォームもはるかに拡充しているはずなのに、気軽に遊ぶ機会に恵まれてないのがなー。デベロッパーのお金と地力次第なのかしら……。

『キャックラ』を遊んでたら、家族がフィギュア棚から引っ張り出してきた。なつかしー。もう11年前になるのか。2011年の東京ゲームショウで、『キャックラ』の開発会社The Behemoth(ザ・ビヒモス)が出展した時、物販コーナーにフィギュアのガチャガチャがあって、家族と夢中で引いてゲットしたのだった。いま見てもとてもよい出来で、ちょうかわいい。ビヒモス、キャックラグッズが出たら何でも買うから、フランチャイズ展開して潤って、そしてまた新作ゲームを作ってほしい……。

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そんなわけで、我が家の家族全員で遊ぶゲームは、主にベルトスクロールアクションばかりで、これまでメガドライブミニで獣王記ゴールデンアックス、スイッチ版CAPCOM:カプコン ベルトアクション コレクションの収録作を遊び尽くして一通りクリアしてしまったから、何か新しいタイトルないかしらーと探していたら……あらーちょうどよさげなのが出てるじゃない!

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やったーTMNT(ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ)の新作!! しかもスイッチ版もあってオンライン対応、6人同時プレイときた。アーケード版『T.M.N.T. スーパー亀忍者』もゲーセンでよく遊んで面白かったし、家族みんなでカワバンガしたい! つーことでDL版を購入した。

ところでゲームと関係ないけど、昔テレ東でやってたアニメ版TMNTの後番組は「新世紀エヴァンゲリオン」だったと最近知った。TMNTが大人気でなかなか終わらなかったら、エヴァの伝説的歴史もまた変わってたのかな。

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みんな大好きメトロイドヴァニア系の新規タイトルは、国内外でもいっぱい出てるのに、なぜかベルスクアクション系新規タイトルはあまり出てない印象。海外でもメトロイドヴァニアと同じくらい熱烈に愛されてるジャンルのはずなのに……もうこの際ガワは何でもいいから、爽快感あふれる新作ベルスクアクションがもっと出てくれるといいのになー。ひょっとしたら自分のアンテナ感度がただ低いだけで、面白い新作がすでに出て埋もれているだけかもしれないが、それにしたって見当たらない。

往年の名作リメイクでもいいから、今はとにかくベルスクアクションをたくさん遊びたいし、さらなる新しいタイトルが作られて、ゲームシーンが盛り上がってほしい。リアルでスポーティな対戦ゲームが主流な今だからこそ、横にしか進めず時々同士討ちもある、ワチャワチャなベルトスクロールアクションゲームを、もっと!!!

誕生日にゲームギフトもらってるヤーツー

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今年もやってきましたマイ誕生日、5月18日。おめでとう私。両親と家族、そして任天堂。毎年ありがとう!


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いつも見てるTBSの朝番組「THE TIME,」からも、誕生日お祝いしてもらった。うれしー。シマエナガダンス、毎朝踊ってるよ!

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友人モリさんから、Steamのゲームギフトをもらった。ありがとう! 自分の好きなものをよーくわかってらっしゃる……ゴーストワイヤートーキョーが落ち着いたら遊びますわ。誕生日も覚えててくれて感激。今度は9月に覚悟してろよ~!

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庭のバラが今年も見事に咲いてくれたので、机に野ばら飾って暮らす。今日はお休みが取れなかったからフツーに平日してる。誕生日に旅行とか行けたら最高なんだがなー。今夜はお外でごちそうを食べて、家族が買ってきてくれるケーキを食べるんだ。

 

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ところで先日、この番組を見たら、華やかな82年デビュー組アイドル花の82年組に対し、不遇で不作な83年デビュー組アイドルのことを「杉の83年組」と称していて、とてもいいと思った。アイドルとしてはヒット曲に恵まれず華もなかったが、その後バラドルに転身するなど、しぶとくしつこく芸能界で生き続ける彼女たちを杉に喩えていて、笑えるけどとても輝いていて、美しくカッコよく見えた。自分もいよいよいい歳になってきて、バラのように華やかな人生を送るのはもはや到底無理だが、せめてカタバミくらいひっそりと、しつこい生命力の花を咲かせて、長生きしてゆきたい。カタバミの75年生まれ組。

Ghostwire : TokyoでHello Tokyo

明日からGWなのに、外出自粛のため遠出する予定も特になく、ゲームを遊びまくるマクガです。というわけで、『Pokémon LEGENDS アルセウス』を一旦クリアしたので、『Ghostwire : Tokyo』をSteam版でがっつりプレイ中。ポッドキャストも今年初更新したから、併せてお聞きいただけると嬉しい。ポッドキャストポッドキャスト、ブログはブログで内容を棲み分けている。どちらも要チェックだ。

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先日から我が家に導入したリビング用ゲーミングノートPCで、初めてSteamゲーミングを本格的にやってみて、ロード&セーブ時間も短いし、Xbox Oneコンで60インチTVとHDMI接続して大画面プレイできて、今のところとても快適。しかしゲーム内の撮影モードで撮った画面写真やF12スクショ画像が、PCのどこに保存されているか当初分からず困惑した。撮影モードとスクショでは保存場所が異なると分かったので、自分も撮りまくった写真をやっと貼れる。マクガコーデのかっこいい暁人くんを見て見て~!

ムービーシーンの暁人くん、お気に入りの一枚。サブミッション報酬で入手した衣装が増えると、写真撮影の楽しみも増える。アイウェアが充実していて、メガネ好きにはたまらん。

日本人には馴染み深いグリーンの公衆電話、外国人からの視点が気になる。電話ボックス=映画「マトリックス」やスーパーマンクラーク・ケントの変身場所ってイメージなのかな。自分が最後に公衆電話を利用したのはいつだろう。

ポージングいろいろ暁人くん。明けない夜のため、常にGood Evening Tokyoしてる。この世界にもすっかり馴染んでしまったが、自分以外の人間が全員消えてしまった東京を彷徨い写真を撮っていると、時折寂しくなるというか、非日常世界にたった一人である優越感と寂寥感が両方ある。街の人々や仲間と写真を撮ってみたくもある。

敵側いろいろ。主要キャラが能面をつけているのが怖い。ゲームも終盤に近づいてるのに、般若の目的がまだいまいちよく分からん。実際の能のように、何かそれぞれの役どころを演じているのだろうか。

とあるサブミッションで、少女の霊がピアノを弾くシーン。どうやらこのピアノ音源、ベートーヴェンの「月光」は、本作制作者の三上真司氏本人による演奏らしい。三上氏の代表作『バイオハザード』でもジルとレベッカが「月光」を弾くシーンがあるし、何か特別な思い入れがあるのかも。

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Tokyo City景観いろいろ。首都高ジャンクションはやっぱりいいなー。なんと線路の上まで歩いたり、イベントで電車にも乗れる。線路を走ったり電車に乗れるゲームにハズレ無しの法則発動いいゲーム認定!


気になって撮ったいろいろ。各所にいる収集マニアの猫又は、納品すると展示物が増える。本棚からコンビニの陳列棚、ポスターまで細かくて実にリアル。もっと映える場所や街のディテールを撮りたいが、ゲームが忙しくてあまり撮れてない。

現代の悪夢と幻覚みたいなシーンいろいろ。壁のスクラップがガビガビ動くグリッチ演出がまじで怖くてヒェッと声上げてしまった。本作には都市伝説モチーフで呪いのワラ人形エピソードも出てくる。こうして映像化されると、呪いのワラ人形が現実でもありそうな実体感がある。ゲーム本編への不満はいくつかあるが、今まで見たことがありそうでなかったイカれた世界を見せてくれただけでも、本作に興味が湧きプレイしてよかった。

既視感のある店名のゲーセン。2枚目のゲーセンは渋谷駅地下街にある呪われたゲーセン。ゲーセン椅子が勝手に動いてちょうコワイ!

『Ghostwire : Tokyo』、ゲーオタ周囲でもプレイヤーがあまりおらず、画面写真も友人Kさんのしか流れてこないのが、実に惜しい。これはおそらく全世界のゲーマーが先に発売された『エルデンリング』に夢中になって存在が隠れがちになっているせいもあるのではないか。しかし逆に考えると、皆がエルデンにハマってる隙に、こんなすごいゲームに出会えてひとりで遊べて密かに楽しんでいる、選ばれしゲーオタ特有の歪んだ優越感がある。エルデン、皆を惹き付けてくれてありがとう。
大作ゲームのリリースタイミングが悪く埋もれてしまったタイトルの、ゲーム会社や制作者の恨み節って、表面化されないだけで潜在的に、どこかしらにあると思うのだが、その怨念が[穢れ]にならないよう願っている。

ゴーストバイクと俺様な暁人くん。やっとヤンキー座りポーズが活かせる被写体が出てきた。気持ちが昂ぶっているうちに、GW中で一気にクリアしたいところ。まだ誰にも見つかっていない、Tokyoのいい場所〈Place〉と出会うために。

アルセウスはじめました

先月末、家族が「これからまた、巣ごもり時間が増えるだろうから」と、スイッチの『Pokémon LEGENDS アルセウスを突然買ってきた。周囲でプレイ~クリア報告しているのを見聞きして、そのうちやってみたいなーと興味はあったが、ポケモンシリーズは初代赤しかプレイしてないし、ポケモン知識はアニメ版やポケモン大好き子どもたち情報からしか知らない自分でも楽しめるかな……と尻込んでいたところだった。家族みんなで代わる代わるで遊べるゲームとしてはちょうどいいかな、と自分も始めてみた。

www.pokemon.co.jp

f:id:macgirl360:20220323163829j:plainf:id:macgirl360:20220323164137j:plainf:id:macgirl360:20220323163835j:plain現代っ子ルックな主人公が、アルセウスっぽい何かに心の中で直接語りかけられ、時空の歪みから落ちてくる異世界転生的スタートから相棒選択シーンまで、突如ガンダムに乗せられる主人公みたいな強引さもありつつ、展開が非常にシームレス。ポケモンと人間の関係がまだ構築されていない未知の世界だから、ポケモン知識がほとんどない自分と同じ視点で始められるのがよい。なお相棒はモクロー(名前はフクチャン)にした。家族たちもそれぞれ相棒を選び、同時に御三家の成長を見守っている。

f:id:macgirl360:20220323163844j:plainムラの写真館にて、進化したフクスローと一緒に記念撮影。かわいい。このあと間もなくジュナイパー(ヒスイのすがた)に進化してしまい、子どもと同じでポケモンの成長もあっという間だなー(ただしなつきLV進化に限る)。何気なく撮ったスナップがあとで貴重になるように、その時々の思い出や記憶はできる限り残していきたい。

 

f:id:macgirl360:20220323163840j:plainf:id:macgirl360:20220323164154j:plainf:id:macgirl360:20220324112337j:plainストーリーが進行すると、ムラの散髪屋で髪型や髪色が増える。500円で気軽にイメチェンできるから、何度も変えてしまう。呉服屋もポケモンのお面や洋装が売っていて、着替えが楽しい。極寒地区に薄着のハッピで出かけても、寒さのステータス異常が出ないのも不思議だけど最高。

 

f:id:macgirl360:20220323164242j:plainf:id:macgirl360:20220323164249j:plainメイン任務の合間でオヤブン狩りにハマっていて、メンバーがでっかいオヤブンだらけになっちゃった。全員ボールの外に出すと、みんなで喋ったり寝たりするのがかわいい。ポケモンへの話しかけはなつき度にも関係してるとか。『アルセウス』はポケモンと人間のリアルなスケール比較を、ゲームを通じて体感できるのがとてもよい。ここには写ってないが、カビゴンのオヤブンはまじでデカくてたまらん。

 

f:id:macgirl360:20220323164253j:plainf:id:macgirl360:20220323164258j:plainf:id:macgirl360:20220323164305j:plainf:id:macgirl360:20220323164310j:plainf:id:macgirl360:20220323164314j:plainf:id:macgirl360:20220323164318j:plainf:id:macgirl360:20220323164323j:plainf:id:macgirl360:20220323164327j:plainf:id:macgirl360:20220323164331j:plainポケモンのかわいい鳴き声集。たまに竹本泉作品のオノマトペ?っぽい鳴き声もあったり。実際の鳴き声SEもそんなふうに聞こえる。

 

f:id:macgirl360:20220323163848j:plainf:id:macgirl360:20220323163854j:plainf:id:macgirl360:20220323163900j:plainf:id:macgirl360:20220323163904j:plainf:id:macgirl360:20220323164203j:plainf:id:macgirl360:20220323164209j:plainf:id:macgirl360:20220323164213j:plainf:id:macgirl360:20220323164218j:plainf:id:macgirl360:20220323164223j:plainf:id:macgirl360:20220323164228j:plainf:id:macgirl360:20220323164232j:plainこの世界ではどうやら「イモモチ」という食べ物がみんな大好物らしく、事あるごとにご褒美でイモモチを振る舞われる。むしろイモモチしか食べさせてもらえない。仕事の打ち上げには焼肉とか食べたいんすけど……。

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f:id:macgirl360:20220323151119j:imageというわけで、ちょうどマッシュポテト用の粉ポテトが余っていたから、我が家でもイモモチを作ってみた。うまい~。みたらし団子のお芋バージョンみたいな味? チーズも入れたらコクが出た。イモ感が若干足りないから、次は生のじゃがいもで作ってみたい。イモモチについて調べたら、各地にある郷土料理のようで、ポケモンシリーズほぼ未プレイなので知らなかったが、ポケモンシリーズでは『サン&ムーン』のアローラ地方のマラサダとか、実在する名物料理が登場するらしい。ヒスイ地方は北海道のような形をしているから、北海道名物であるイモモチがあるのかなーと推測したり。めしにこだわるゲームにハズレ無しの法則

 

f:id:macgirl360:20220323164141j:plainアルセウス』は、昨年までハマってた『サイバーパンク2077』以来のハマり具合でめっちゃ楽しんでいる。なんだかんだでメジャータイトルをきちんと遊んでいて、自分えらい。プレイ中に写真をたくさん撮っているのに、ハマりすぎてプレイ中の写真シェアを忘れるほど。

家族たちと交代でプレイしていて、先に進行クリアされてネタバレを食らってしまうのがネックだが、ネタバレでやる気が失せない程度に流し見して、マイペースで進めている。ヒスイ各地をぶらぶらしていると、家族がその近くにレアポケモンやオヤブンがいると教えてくれる。ひとつのゲームを家族全員で遊ぶのも、ゲームの進行や攻略情報を家族間で共有するのも、初めての経験で、お茶の間での話題も『アルセウス』が中心となった。あまりの面白さに夢中になりすぎて、スイッチの取り合いでケンカしつつも、家族との絆やコミュニケーションを深めてくれて、さらに長引くおうち時間を充実させてくれるタイトルとなった。

f:id:macgirl360:20220323164158j:plainリアル等身のポケモンを目前に、にじり寄ってボールを構える、あるいはバトルでHPをギリギリまで削ってボールを投げて捕まえる緊張感がたまらない。『ゼルダBotW』のような空気感と手触りのオープンワールドなのが、とても気に入っている。『ゼルダBotW』は自由度が高すぎて逆に自分はハマれなかったが、『アルセウス』はポケモンとの新たな出会いや育成が楽しくて、つい図鑑コンプを目指してしまう。アイテム獲得やポケモンゲット時のSE、音楽も心地よい。ポケモンのタイプ相性がいまだに覚えられないけど、対戦やキング&クィーン戦でも、オヤブンやつよいポケモンを連れて力技で挑んでも、なんとか進められている。

ポケモン牧場の整理が超不便だという不評を事前に聞いており、たしかにそのとおりで面倒くさいこと極まりなく、たとえばポケモンを五十音順やLV順、種別に並べるなど、思うようなポケモン整理ができずもどかしい。ポーチや道具箱はボタン一発でソートや編集できるのに、ポケモン管理ではなぜできん……と甚だ疑問だが、これはきっとポケモンはあくまでポケモン牧場に預けられている「生きもの」だから、道具のように簡単にソート編集したり箱移動ができないという、ポケモンシリーズ制作上の思想に基づいているのだと、勝手に解釈している。

ポケモンと人間との関係が定まっていない、古(いにしえ)の世界で、ポケモンの伝説を目の当たりにしていると、まるで神話の世界を生きている感覚になる。主人公はポケモン世界にどっぷりハマっているポケモンヘビーユーザーだと想定すると、ポケモン世界ができる前の世界へ落とされた、現代世界の主人公=プレイヤーの自己投影がより一層強まる。ポケモンに特にハマっていなかった自分でも、すっかりポケモンに夢中になっている。なんなら徹夜プレイ後に、夢でもアルセウスをプレイしていた。夢でもプレイするゲームは名作の法則も発動した!

f:id:macgirl360:20220323164237j:plain今は最後のキング戦直前まで進めていて、明日3/25には楽しみにしていた『Ghostwire : Tokyo』が発売されるので、そろそろクリアしたいところ。実は先日、PCゲームをやりたがっている家族に、押入にある大量の死蔵CDを年内中に整理&処分してもらうことを条件に、ゲーミングノートPCの購入を許可した。うちにもついにゲーミングPCをお迎えして、いよいよゲーミングPC元年が訪れそう。まずはアルセウスを綺麗に終わらせねば。

アルセウスのおかげで、家族みんなのおうち時間がとても充実して、本当によかった。先日、ワクチン3回目接種(ファ→ファ→モデ)を終えて、副反応が思っていたより軽くてよかった。けどまだ遠出はできないから、引き続きいっぱいゲームするぞー。