Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

2020年マクガ的統括ベスト5(ゲーム編)

おとといで仕事締め。自分の年内業務はなんとかやりきり、仕事が納まってくれてよかった。読んでないだろうけど、納期ブッチしてる先方様、年末年始は原稿がんばってくださいね……つーわけで今年最後の更新、ゲーム編いきます! 昨年度はこんな感じ。

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 番外編★ダイの大冒険にハマった

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この10月からドラゴンクエスト ダイの大冒険のリメイク版アニメが放映されたのがきっかけで、ちょっとしたマイブームならぬ、ダイブームが我が家に訪れてる。ネトフリで旧作アニメを見ながら、新作も同時に見て比較するのが楽しい。原作は昔文庫版で買って読んだが、表紙が新規描き下ろしの新装版で改めて読んでみてもいいな。

shonenjumpplus.comダイの大冒険」は、ジャンプ本誌で読切「デルパ!イルイル!」と「ダイ爆発!!!」を読んだらすごく面白くて、その後の本連載も楽しみに読んでいた。魔法の筒はいわゆるポケモンモンスターボールドラゴンボールのカプセルホイホイなんだけど、ダイとポップの合体新魔法など、ゲームのドラクエ本編にはない要素がたくさんあり、ドラクエの公式二次創作にワクワクだった。
旧作アニメも、すぎやまこういちドラクエBGMがふんだんに使用された贅沢な劇伴がよかった。オトナになった今見てみると、クロコダインやヒュンケルが敵なのに誉れ高すぎ問題がいちいち面白かったり、弱虫で卑屈なポップが徐々に成長し、心を強くして弱い自分に打ち克ち、大魔道師になってゆく等身大の姿が感動的で、本作の真の主人公はポップではないかとすら思う。でも結局バラン戦の終わりで、マァムが転職修行から戻ってこないまま打ち切りエンドになっちゃって残念……新作は、原作や旧作リスペクト(キャラがちゃんと鼻水垂らしてる!)が素晴らしいし、今では難しいセクハラ表現もアングルの工夫でやんわり回避されるなど、非常に丁寧に作られているから、結末まできちんと描ききってくれるのをとても期待している。


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アーケード版『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイドも、ためしに遊んでみたら、パネル上にカードを動かして攻撃範囲を決めたり、攻撃と防御のボタン操作がリズミカルで分かりやすく、なかなか面白い。チュートリアルでアバン先生が「お見事! ぶっとばし成功です!」「素敵な押しっぱなしでした!」など、アバン先生らしいセリフを言ってて笑った。強いレアカードが出ないと進行が若干厳しいが、先日ボストロールキラカードが出たのでしばらく続けてみる。

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5位★ゲームの夢にしてあげられること

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2020年。いつも恋い焦がれているゲーセンへの想いが、まさか違う意味で募る一年になるとは想定外だった。ここ数年ゲーセンは風前の灯火のようで、コロナの影響が拍車をかけるように……。今年も有名ゲーセンが何軒も閉店してしまったなか、高田馬場ゲーセンミカド、16SHOTSの支援が大成功して何よりだった。ただいま第3波真っ只中もあり、結局残った回数券を使い切るため年内にもう一回行けなさげ……先月オープンした白鳥会館のミカド×ナツゲーに行きたかったよ~。今後どんな自粛営業規制が始まるか予測も付かないが、もしまた困ったことがあったら寄付するから、いつでもゲーオタたちを頼ってくれー!

4位★Burn your (Old Generation Game)Hard 心(旧ハード)を燃やせ!

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毎年、なんらかの形で旧ハードに火を入れる儀式を執り行っているが、いまでも充分遊べる再認識ができて、今年の火入れは意外と実用性が高かったと思う。この週末も実家でチビッコらが延々とWii版『太鼓の達人やってた。「千本桜」から初音ミク楽曲にも興味が出てきたようなので、3DS版『初音ミク Project mirai 2もクリスマスプレゼントにあげてみた。一周回って初音ミクが新世代に受け継がれている感じ。

f:id:macgirl360:20201228131512j:image旧ハードといえば先日、うちにもアストロシティミニをお迎えしたのだった。ちゃぶ台でガチャガチャやってます。これで『ラッドモビール』が我が手に……!! と歓喜してたら。
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接待プレイで多人数プレイタイトルばっかりやらさせれてるんですがー!(まだラッドモビールできてない……)けど面白くて、連クレしてエンディングまでついつい遊んじゃう。ゴールデンアックスは初代~『デスアダーの復讐』への進化がすごいなーとか。へたれゲーオタゆえ、ゲーム偏差値が低くてすまぬ。

3位★FF7リメイクと「あの頃」との向き合い
春先まではFINAL FANTASY VII REMAKE』(FF7R)に夢中だった。長い間、スクエニにとってFF7をリメイクするのは伝家の宝刀のようなものだと考えていて、制作発表を聞いたときは、ついに抜いてしまったか、宝刀を……! と戦慄した。FFナンバリングの中でもやはり7が一番思い入れがあるので、過去の自分とも向き合うべく、体験版もやりこみ、発売日に購入した。

グラフィックが超絶リアルになり、クラウドの肩パッドに刺さったボルトがなんだか恥ずかしく見えてしまったり、大剣は一体どんな原理で背中にひっついてるんだろう……とか、余計な点につい目が入ってしまう。きっと背中に見えない磁石が付いてて浮いてるのかも。ウォールマーケットは『龍が如く』みたいな解像度の高く猥雑な歓楽街になってるし、『FF7R』をやりたいはずが、龍が如く』を間違えて買って遊んでいるのでは? と錯覚に陥った。
自分のヘタなプレイとキャプを貼るよりも、有志が動画をまとめてるので、以下引用、紹介する。

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苦節7年、売れない演歌歌手・AKILAが居酒屋営業で唄う「ミッドガル・ブルース」。「これマジでFF7なの?」と一番疑ってしまった。でも妙に染みていい曲だよね……横で「あなたなら売れるわ!」と応援してるお姉さんの推しがアツい。

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最上川 司(もがみがわ つかさ)。この人がAKILAの中身らしい。山形出身のビジュアル系演歌歌手ってスペック盛ってるなー。続編でもAKILA出てきて(ついでにちょい売れっ子になって)新曲歌ってくれないかなー。

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名越さんみたいなルックスのアニヤン・クーニャンとの音ゲーダンスバトル。これも突然始まってビックリしたミニゲームだったが、なかなか面白かった。クラウドの女装ネタをここまで昇華させられるなんてスゴい。ちなみに自分も評価は満点の黒ドレスだった。

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マムの手揉み屋マッサージの悶絶クラウドといい、今作はプレイヤーをとことん楽しませようとするエンタメ要素が随所に織り込まれていて素晴らしかった。しょこたんみたいにクラウドの喘ぎをオカズに白飯食べるほどでないが、もちろん全コース、フルで堪能したよ……わきわき!

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二輪免許を取ったから、今さらながら改めて分かったが、クラウドは左手でバスターソードを振り回していて、バイクは右手でアクセル操作するから、左手で武器を持ってるのね。しかしまー、クラウドにちょっかいを出すジェシーがめちゃキュートで、自分も落ちた。こんなに可愛かったっけ……クラウドは傭兵だから平静を保っていられるけど、こんなオネーサンが実際そばにいたら人生狂わされそう。ジェシーもティファもエアリスも、女子キャラみんなヒロインのクラウドを堕とすのに必死すぎ!

難易度ノーマルでクリアして、ハードにも挑戦してみたが、敵も固くなって、アイテム使用&MP回復不可がとんでもなくハードル高くて、諦めてしまった。次回作引き継ぎのためにスキルアップブックが欲しいけど、キャラやマテリアを限界まで強化したところで、どの程度まで次回作へ引き継ぐ予定なんだろうか……つーか続きいつ出るんだろ……など、先を考えると宇宙の果てを想像するみたいにキリがなくなるので、このへんにしとく。

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人物表現が超絶リアルになった『FF7R』に多少の違和感があるのは、『FF7』はスピンアウトや映像作品が数多く出ていて、自分にとっては、2005年作のファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」(FF7 AC)がもっとも最適、ちょうどよい解像度だったからだ。このあたりのキャラ造型が野村哲也デザインとも合ってて一番しっくりきていた。氷室京介のエンディング曲「CALLING」もいいよねー。ヒムロックの大ファンだったから、この組み合わせが当時嬉しかった。


f:id:macgirl360:20201228132321j:image家族が物置からPSPクライシス コア ファイナルファンタジーVIIを再発掘してくれて、起動してみた。ザックスの携帯がガラケーなのが時代を感じる。ザックスは本作ではまだチョイ役でしか出てないから、ザックス成分が足りない人はやっておくといいかも。

結果、『FF7R』はすごく良かった。最新鋭のゲームとなって生まれ変わったおかげで、25年前、オタク系編プロに入社し、公私でゲームやマンガ、アニメ漬けになりながら『FF7』とともに過ごしていたあの頃を、少しだけ振り返れた。次回作ではいよいよユフィやケット・シーが出てくるのかな。劇場版エヴァもついに完結するんだし、世の中の作品は出たら綺麗に終わらせるのが鉄則なので……つまるところ、それまで元気で生きているから、ちゃんと終わらせてほしい。

f:id:macgirl360:20201228132300j:image向き合うといえば、『FF7R』プレイ真っ最中な外出自粛期間中、部屋の片付けをやらねばと、家にあるゲームソフトのケースを処分、コンパクト化しようと試みたのだった。

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f:id:macgirl360:20201228132313j:imageこんな感じにスッキリ。うちはXbox 360ソフトが多くて、綺麗な黄緑ケースにも若干未練はあったが、とにかく場所を取るので思いきって処分して、トールケース用の収納ケースに移し替えた。コクヨのトールサイズ用メディアパス、100枚分も収納できるので、マジでオススメしたい。

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DVDソフトもいっぱいあるからついでにケース処分しちゃおうと、DVD棚を久々に整理したらファミ通DVDビデオの「ファミコンのビデオ」(2003年)が出てきた。
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うわーみんなめちゃ若い! ゲームクリエイターウォッチャーなので眼福。ファミコン20周年記念にちなみ、各自ファミコンについて語っているのも貴重。

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「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」も全編収録されていたのだった。改めて観てみると、ゲームの真剣勝負に会場のチビッコたちの熱狂具合がすごくて、まさしくe-sportsの先駆け企画だったと思う。反射神経衰えまくりだろうけど、ゴルフのシニア部門やプロ野球マスターズリーグみたいに、おじいちゃんになった名人ゲーマーたちの勝負も見てみたいなー。

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尊敬するANIせんぱいが出ている「ファミコンの館」コーナーも、激ヤバグッズがたくさん出てきて面白い。2003年あたりまではイリーガル品を許容できる大らかさがあったのかな。

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あの頃向き合いでもうひとつ。ある話がきっかけで、昔日テレで放映されたスーパーテレビ情報最前線」でゲーム特集をしていたのをふと思い出し、調べてみたらフル動画があった。なつかしいー。2001年。これでRezの存在を知ったような。名シーン満載であまりにも素晴らしいドキュメンタリーなので、ここで紹介したい。

f:id:macgirl360:20201228142037j:plainアイマスク装着でソファ寝する水口さん働き方改革な現代ではありえないようなゲーム制作あるあるシーン。『Rez』が生み出されるまでの貴重なドキュメンタリー。

f:id:macgirl360:20201228140055j:plainf:id:macgirl360:20201228141254j:plainf:id:macgirl360:20201228140004j:plainいいなー揉めてるな~。ここに登場するスタッフも後々、超有名タイトルのプロデューサーになっているようで、駆け出し感ある。

f:id:macgirl360:20201228140050j:plainf:id:macgirl360:20201228140045j:plainあーん水口さんカッコイイー。一緒に仕事してる人たちはガチで大変だろうけど、すごいゲームを作る人には間違いない。
f:id:macgirl360:20201228140040j:plainf:id:macgirl360:20201228140009j:plainf:id:macgirl360:20201228140020j:plainf:id:macgirl360:20201228140025j:plainf:id:macgirl360:20201228140030j:plain水口さんがOK出す基準が分からないときに使える画像です。日本の祭りも取材し、人間が本来持つ踊りや音楽に没頭、熱狂する本能を、ゲームで再現できないか試行錯誤を重ねた結果……

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マスターアップ。よかったよかった。ビデオゲームが生まれた瞬間を初めて映像で見た体験だったから、とても印象深く残っていた。

f:id:macgirl360:20201228135922j:plainf:id:macgirl360:20201228135927j:plainこのほか、KONAMIアーケードゲームParaParaParadise』(パラパラパラダイスPS2版コントローラ開発現場の取材も。いまの自分らとさほど変わらない年齢なのに、貫禄がすごい。副本部長さん、名前ググったら超スーパーウルトラえらい人になってた……!

f:id:macgirl360:20201228135932j:plainf:id:macgirl360:20201228135937j:plain自宅でも奥さまにパラパラ練習を見てもらうプロデューサー氏。いい画じゃないんですかね……

f:id:macgirl360:20201228135942j:plainf:id:macgirl360:20201228135947j:plain関西ジョーク、もといKONAMIジョーク! このあと無事に製品版が完成していた。

f:id:macgirl360:20201228135850j:plain坂口さんも出てくる。この時点で38歳……!

f:id:macgirl360:20201228135855j:plainf:id:macgirl360:20201228135900j:plain
娘さんをインターナショナルスクールへ送迎の一コマ。坂口さんがめっちゃいいパパしてる……!

f:id:macgirl360:20201228135905j:plainf:id:macgirl360:20201228135910j:plainスクウェアUSAホノルルスタジオの紹介。サーバでっけー。とてつもなく景気良すぎる。

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FFシリーズの根底にあるテーマについて語っていたら、重いエピソードが……。FFやってて坂口さん個人の思いまでさすがに酌み取れないかもしれないが、『FF10』の異界送りなど、命については各シリーズで都度考えさせられていたので、正しいと思う。

f:id:macgirl360:20201228135915j:plain時期的にはちょうど映画版FFを制作中で、興行的失敗作で終わってしまったけど、ここから20年ほどしてまたFF7が見事に蘇ってるんだから、FFってやっぱりすごい。こんなすごいパパの娘に生まれたかった……なぜ石屋の娘に生まれてしまったのだろう。

f:id:macgirl360:20201228135755j:plainf:id:macgirl360:20201228135800j:plainf:id:macgirl360:20201228135805j:plainドリームキャスト製造中止&家庭用ゲーム事業撤退の衝撃ニュース。驚きと悔しさが入り交じるスタッフたちの、神妙な表情。
f:id:macgirl360:20201228135810j:plainf:id:macgirl360:20201228135815j:plainf:id:macgirl360:20201228135821j:plain実際、セガはいまや水口さんのコメント通りになっているので、ここで諦めちゃいけない、チャンスなんだと信じてきたクリエイターたちは、今どれほど業界に残っているだろうか。
f:id:macgirl360:20201228135825j:plainf:id:macgirl360:20201228135830j:plain水口さんの言葉に真摯な眼差しを向けるスタッフたち。今でもこの世界で立ち続けて、闘い続けているだろうか。
f:id:macgirl360:20201228135835j:plain会見終了直後、セガの副社長のコメント。先日、セガのゲーセン事業運営撤退の報道もあったが、これまでも家庭用ゲーム事業撤退の無念さをバネに生き残ってこられたように、これからも、セガセガであり続けますように。

2位★あつ森フィーバー

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FF7Rからのあの頃語りが長すぎて、あつ森のこと忘れかけてた……! ブログやポッドキャストで散々語り尽くしたから、そちらを参照いただければ。

f:id:macgirl360:20201225191751j:image夏に再販の知らせを聞き、予約注文していたねんどろいどのしずえ冬服バージョンが、クリスマスプレゼント的に届いた。実は夏服バージョンもいたりして。

1位★ツシマで人生初トロコン達成

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f:id:macgirl360:20201228143144j:plainもう1位はこれっきゃないっしょ!? 『Ghost of Tsushima』!!
生まれて初めてトロフィーコンプできた(けどその後アプデでトロフィー増えちゃった)ゲームにもなり、今年一番ハマったタイトル。


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フォトモードいろいろ。BBQみたいに焚き火しながらうまそーに串肉を頬張る青年がいたから、一緒に自撮りした。たまにひとり酒を嗜む仁さんも好き。愛馬・空(そら)とねんねシーンがたまらなく愛おしい……空とのじゃれ方も起こし方も、間の関係がよく出ていて最高~!

f:id:macgirl360:20201228143053j:plain「次男の鉢巻き」を拡大したら「シアトル一三八」と書いてあり、何かと思いきや、サッカーパンチの自社ネタなのね。次男=SECOND SON!

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どこかの櫓に貼ってあったお札。こわい……妖怪が出るの?

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蒙古の拠点で垣間見られる、蒙古たちのていねいな暮らしぶりに感嘆する。野蛮で残忍な蒙古は決して許さないが、食材を余すところなく調理し、皮もなめして使い切り、祖国の文化と信仰心を忘れないところに、彼らなりの日常と生き方、信念を感じ取る。クリア後、路頭に迷ったようにうろついてる野良蒙古を見かけると、戦も敗れて故郷に帰れなくてかわいそう……と同情したり。弓兵の「ドーショー!(Доошoo)」のセリフは、『CoD:MW2』マルチの「油谷さん」に匹敵する、ゲーム史上に残る空耳になった。

 

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仁さん役のダイスケ・ツジさんのゲーム実況も、とても楽しかった。CGモデルになった俳優が、ゲームの中にいる自分を実際に操作して遊ぶのを初めて見た気がする。これはもしかしてゲームのプロモーションとして最高にイカすファンサービスなのでは……? サイバーパンク2077』キアヌ・リーヴスも、ぜひサイパンを遊んで配信してほしい!

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個人的思い入れでは、時代劇は池波正太郎原作とドラマ程度でしか馴染みがなかったが、ツシマがきっかけで昔の時代劇映画、ドラマも観るようになったし、学生時代の歴史授業程度しか知識のなかった元寇の歴史に興味が湧いて、図書館で本を借りて勉強したりした。コロナがなければ対馬旅行に行きたいし、宮城蔵王キツネ村へキツネを愛でに行きたいくらい。
『アサクリ』や『トゥームレイダー』の文法で、日本を舞台に時代劇モチーフのゲームを作ったらこうなった感じもする。日本国内のゲーム会社や日本人スタッフでは、ツシマのような硬派なゲームは作れなかったと思う。なぜなら日本人や日本のゲーム会社が作ったら、『無双』シリーズや『戦国BASARA』みたいに、アレンジの入りまくった日本イメージになっちゃいそうだから。異国モチーフでよく懸念される、外国人から見た変なニッポン観も全然ないし、隅々までバランスが行き届いているのが本当に感心する。対馬を救う物語として、きちんと完結しているから続編はもういらないが、今までありそうでなかった新たな層のゲームがこれで開拓されたから、次は別時代の歴史ものを期待したい。

* * *


そんなこんなの、マクガ的2020年ゲームオブザイヤーでした。わー、結局サイバーパンク2077』買ったのに遊べてねえー! 感想は来年に持ち越しかな。今年はタイトル数こそ少ないものの、本家The Game Awardsのノミネート作を3本も遊んでいて、今までにないすごい1年だった。元々遊びたいタイトルとはいえ、鬼滅の刃といい、見事に流行り物に乗っかってしまった。あと年内最後のポッドキャストGOTY回は、もう時間的に更新できなさげ……あと2日、更新できたらやります(行けたら行く、のトーンで)。

年内最後のブログ更新、毎年来年の目標を掲げて締めている。今年の目標(体重減、BBQ、クルマ旅行、バイク乗る)、1個も達成できてなくて泣ける……。これらは引き続き精進するとして、来年2021年は公私共々、何かひとつ新しいことに挑戦してみたい。コロナ禍はまだまだ続きそうだけど、そんな中でもチャンスを見つけてチャレンジしてみたら、人生もっとフレッシュで楽しく、豊かになれるのではないだろうか。平凡なりにも新鮮さを求めて生きていきたいな。

いまは大きな目標を掲げるよりも、小さなさりげない夢と目標、健康な身体と心、そして手洗いうがいと3密を避けさえあれば、きっと乗り越えていけると信じて。いつだって、状況を楽しみながら、来年もまた生きよう。

今年も年末のクソ忙しいなか……いや帰省控えて案外ヒマしてるなか、無駄に長々と、今年も誰も読んでいないことでおなじみ(自分のブログが大好きで何度も読み返すから、アクセス数は自分で回してます)、当ブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。新年2021年も、どうぞよろしくお願いいたします。毎月1回更新は絶対にやめへんでー!
昨年同様マイトガイで締めようと思いましたが、いまは何となく景気よく第九を聴きたい気分なので、この映像でお別れいたします。あー動画見てるとペグりたくなるな。うん。あとでやろう。

それでは、よいお年をー!!!!

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