Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

長年ブレない人はカッコいい

ゲームもアレコレ手を出してて書きたいネタも多々あるが、今回はゲームネタ以外のエントリが書きたい気分なので、書く。

最近のマイブームは、YouTubeで昔のニュース番組やワイドショー総集編などのバラエティ番組を見ること。主に80~90年代あたりの古い番組を探しては、片っ端から見まくってる。懐古趣味というよりも、いまのつらい現実から逃避したくて、ひどかった過去よりもいまの時代のほうがまだマシに感じる要素を探したくて、見ているのかも。

なぜか幼少期から「あの人は今」的な昔の芸能人の現在を追跡する番組が大好きで、昔見ていまだに記憶に残っていた番組がYouTubeにアップされていて、感激した。

www.youtube.com日本テレビ「一億人のラブコール あの人に逢いたい」(1991年放映)という番組だった。ここに出ている「藤正樹」という演歌歌手が、今はゲーム会社に勤務しているとのことで、一体どこのゲームメーカーだったんだろう? とずっと気になって覚えていて、ついに番組動画を発見したので、確認してみた。

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f:id:macgirl360:20210625114717j:plain作業服のロゴから、どうやらシグマ商事という会社で、アーケードゲームスーファミの『摩訶摩訶』などを出してたところだった。背後のシューター系エレメカが気になる……ゲーマー識者ならご存知だろうか。

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別のあの人は今番組(2000年放映)で、藤正樹のさらにその後が紹介されており、どうやらシグマ商事は退職して、歌舞伎町のスナックに勤務しつつ歌手活動を再開していた。ちなみにこの番組では、おニャン子クラブ全メンバーのその後も紹介していて、取材力がハンパない。ほぼ半数が喫煙脱退後に消息不明だった。

www.youtube.comホリプロ同期会で代表曲を歌う藤正樹(2018年)。「演歌界の怪物ハイセイコー」なんて華々しいキャッチコピーでデビューして以来、トレードマークの紫学ランを着て今でも地道に歌手活動してるそう……じ、人生~。KIRINJI(掘込兄)などゲーム会社出身ミュージシャンはよくいるが、ゲーム会社に勤務してた元演歌歌手なんて、後先にもこの人しかいないんじゃなかろうか。

www.youtube.com昔のワイドショーやマスコミのえげつない報道も大好物で、ひたすら見てる。悪趣味~。そういや写真家の加納典明、当時テレビに出まくっていたけど今はどうしてるんだろう……とググってみたら、現在も写真家を続けていて、近年では画業もやっているらしい。

tenmeikanoh.comあとこれは知らなかったのだが、バイクに造詣が深くて、70歳過ぎた今でも大型バイクに乗りバイク誌に連載を持っていたり、とても精力的だった。

www.youtube.comあの人は今番組の常連枠、「ザ・ヴィーナス」もなんとなく気になって調べたら、ヴォーカルのConnyは今でもオールディーズ歌手として活動中らしい。芸風が全然変わらない。すごい。

www.conny.jpここまで芸能人のそれぞれのその後を確認してみて、ふと気づいた。みんな……カッコいい!? 自分が幼少期からあの人は今番組が好きなのはもしかして、テレビなどメディアの表舞台から退いても、長年ブレていない人の人生にカッコよさを感じ、尊敬の念を抱いているからかもしれない。ずっと表舞台でシーンの第一線に立ち続け活動しているのも、すったもんだの後に、それまでのキャリアを一切捨てて華麗な転身を遂げる人も、もちろんカッコいいのだが、どんなその後でも、芯がブレない人は本当にステキでカッコいいと感じた。メディアに出まくってた人がメディアに出なくなったあとの人生が、とても興味深い。
maidonanews.jpそんな気づきから、こんなページに辿り着いた。丁寧な取材記事。フィンガー5のアキラはあの人は今のキングオブ常連だなー。どの人もコロナ禍で大変そうだけど、こうして近況をネットで知れるようになったのもよい。

自分が見ているのは主に80~90年代のものだが、ネットの機動力を活かして、2021年版あの人は今を見てみたい。「爆報フライデー」あたりでまだ細々と続いてるものの、コロナ影響もあって、かつての規模で取材して特番作るのもう無理っぽいが、90~00年代のあの人は今とか、すげー見たいじゃん? EAST END×YURIやタマちゃんが出てきたりするやつ。

そんな感じの2021年上半期でした。次回こそはゲームの話をしたい。