Read me 激情

しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

2022年マクガ的統括ベスト5(音楽編・後編)

2022年統括「音楽編」、明け方に書き終え予約投稿して朝起きてスマホ版エントリを見てみたら、YouTubeリンクを貼りすぎたせいか、ページが激重くて記事が表示されなくなったので、前後編に分けることにしました。後編をお送りします。後半の懐かし動画曲ネタがウェイト重かったのを分割したので、多分これで問題ないかと……。編集中とプレビューモードだと、何の問題もなく表示されてるから大丈夫かと思うじゃん~!

懐かし動画から名曲ザクザク再発掘!(TV番組編)

www.youtube.com

KINOCOSMO(キノコスモ)「Liquid Machine」「Big Upset of Yin and Yan」日テレの深夜映画枠「月曜映画」はOPとEDが丸尾末広のイラストを起用したり、サブカルでトガッてて超カッコよかったなーと思い出した。EDのダンサーはずっと女性だと思ってたが、タイのニューハーフダンサーらしい。映像の制作エピソードも必読。

note.com

www.youtube.com

ザ・ベンチャーズ「Lover's Cross」。小学校を休んだ日の午前、TBSの「三井奥さま劇場」のドラマ再放送を、夏休み中には「ウルトラマン」の再放送をよく見ていて、あのタイトルバックのギター曲を長年ずっと知りたかったが、ネットを捜索してついに判明した。ベンチャーズだったのか……!

www.youtube.com

オリジナル版はジム・クロウチの楽曲で、こちらもいい曲。パロディでもブルーバックに白文字を見るだけで、曲とセットであの頃を思い出す。

www.youtube.com

youtu.be

SMILE(スマイル)「明日の行方」、Dimanche(ディマンシュ)「Feel My Eyes」。いずれもフジテレビの"歌う天気予報"ことサウンドウェザー」経由。スマイルはラジオでもよくヘビロテしてたなーと記憶が蘇った。ディマンシュは昔90年代初頭のFMステーションでよく名前を見かけていたが、実際に音は聴いたことがなく、聴いてみるとYAZOO(ヤズー)っぽいシンセテクノで、ニューウェーブ感があってとてもよい。

www.youtube.com

夢工場(ザ・ブリンプ・クラブ)「夢騎士」渡辺裕之の訃報に接して、昔夕方に見ていたフジテレビの「正義の味方株式会社」とテーマ曲を思い出した。初めて演奏映像を見た。その名の通り、イベント「夢工場」から生まれたユニットバンドらしい。番組もやたら夢工場押しで、組織的戦略だったのだと今さら気づく。

www.youtube.com

ユミ(遠藤由美子)「もしもタヌキが世界にいたら」「なるほど・ザ・ワールド」のエンディング曲。作詞・荒木とよひさ/作曲・坂本龍一だから約束された名曲。同番組のED曲は、薬師丸ひろ子カバー版中島みゆきの「時代」とか、何気に豪華だった。

www.youtube.com

www.youtube.com

遠藤由美子「ソフトクリーム」というアイドルユニット出身で、ヤクルトジョアCMソングの「スキよ!ダイスキ君」など、記憶している有名曲がいくつかあった。「やったね!春だね!!」、マイクがソフトクリームなのが超カワイイ。

youtu.be

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

日テレ日曜昼の「TVジョッキー」と「スーパーJOCKEY」のテーマ曲はどれもオシャレで、ちょっと不気味なタイトルイラストとロゴも、モンドなセンスが爆発していてカッコいい。「スーパーJOCKEY」はTHEガンバルマンや熱湯コマーシャルの動画はたくさんあるのだが、肝心のOPとEDがなかった。

www.youtube.com

www.youtube.com

関テレ「花王名人劇場」テーマ曲も、不気味イラストでオシャレ枠。こっちもOP映像だけがなく、曲と再現動画のみ。吉本の漫才やドラマ「裸の大将」を見ながらも、OPのパターン増殖するヒゲ帽子拍手おじさんイラストが子供心に怖かった。

www.youtube.com

www.youtube.com

スラップスティック意地悪ばあさんのテーマ」「クックロビン音頭」(ぼくパタリロ!BS-TBSの「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」の声優ブーム回で、ゲストの三ツ矢雄二が声優仲間たちと結成したバンド「スラップスティック」が、ドラマ版「意地悪ばあさん」の主題歌や「ぼくパタリロ!」の「クックロビン音頭」を歌っていたのを今さらながら初めて知り、そういえば意地悪ばあさんのメインボーカルは声が古谷徹だよな……と40年越しくらいでやっと気づく。「ぼくパタリロ!」に至っては、バンコラン役の曽我部和恭をはじめ、ほとんどのバンドメンバーがアニメキャストも兼任している。

www.youtube.com

ライブ映像、女子ファンの黄色い声援がすごい。まさしく声優ユニットブームの元祖。みんないい声で歌って演奏していて、事務所側の強制やお仕着せでなく、バンドの音楽活動を純粋に楽しんでいるようで微笑ましかった。


www.youtube.com

高見知佳「くちびるヌード」資生堂「フィアネス」のCMソングで、このあと紹介するTVCM編の枠になるが、あえてこっちで。訃報に接して改めて聴くと、EPO作詞作曲の難しく艶っぽいメロディをさらりと歌い上げていて、タレント活動だけでなく歌の才能にも恵まれていたのだと知る。

懐かし動画から名曲ザクザク再発掘!(TVCM編)

www.youtube.com

www.youtube.com

早瀬優香子「椿姫の夏」「セシルはセシル」。「椿姫の夏」はレコードCMを見て、何となく聞き覚えのある曲だと思ったら、資生堂「フェアウィンド」のCM曲だった。カヒミ・カリィ以前にフレンチ・ポップスに傾倒する歌手が存在していたのは新発見だった。サブスクでは聴けないアーティスト。

www.youtube.com

このカップ麺のCM、見覚えがある……!! これ早瀬優香子だったのかー。「2/3 amino co de ji」もいい曲。子役出身で、80年代末までは女優業と歌手活動を両立しながらCM曲やナレーションで活動していたようだが、現在はどうしているんだろう。日本のシティポップブームで、また再評価されてほしい。

www.youtube.com

鹿取洋子ゴーイング・バック・トウ・チャイナ」。これもレコードCMから。昭和55年(1980年)のヒット曲だが、一度聴いただけで曲が鮮明に蘇ってきた。5歳の記憶すげー。ちなみに前述の早瀬優香子「セシルはセシル」と本曲は、安藤裕子がカバーアルバムでカバーしている。自分と同世代ゆえに、他の楽曲もストライクゾーンが一緒……!

open.spotify.com

www.youtube.com

佐藤隆「マイ・クラシック」。これもレコードCMから。うわ~おっしゃれ~大人ソング~! 昔はあらゆるミュージシャンや歌手がレコードCMを打ち、TVにプロモ露出してくれていたおかげで、こうして後年になってからその良さに気づける。

www.youtube.com

レコードCM最後の曲、稲葉喜美子「電話」。囁くような歌声に誘われ、フルで聴いてみたら……!!!!!! どうかみんなも、何も言わずに、最後まで聴き終えてほしい。いま深夜に聴いて震え上がってる。悲しすぎるけど……いい曲なんだよ!

www.youtube.com

www.youtube.com

21世紀Jr.「Everything Will Be Allright」(マツダ「キャロル」CMソング)マツダキャロルはうちの姉が免許取りたての頃に乗っていたからか、CMも印象に残っていた。初めてバンドの姿と演奏を見たが、マーチング調の牧歌的メロディに対して、見た目がヴィジュアル系寄りなのが意外だった。バンドブームだから髪立ててたのかな。

www.youtube.com

www.youtube.com

松尾清憲「愛しのロージー」(スズキ「セルボ」CMソング)ニッポン放送三宅裕司ヤングパラダイス」内でも聴いていたのを思い出した。長めのイントロ~ギターからサビに入るあたりが、UKパブロック的でたまんねー。84年当時でPVがあるのも珍しい。コミカルなキャラがオーイシマサヨシっぽいね。

www.youtube.com

松尾清憲杉真理と組んだバンド「BOX」もすごくいい。凄腕ミュージシャンたちが戯れでビートルズごっこをしたら化学反応を起こしちゃった!

www.youtube.com

香坂みゆき「ニュアンスしましょ」(資生堂「フィアネス」CMソング)。これも大貫妙子作詞/EPO作曲の最強布陣……! 80年代の化粧品キャンペーンソングの綺羅びやかさは今聴いてもヤバい。

www.youtube.com

香坂みゆきは後年に何度か同曲を歌っていて、キュートな歌声も美貌もまったく変わらなくて、マジ美魔女。

www.youtube.com

www.youtube.com

Jullan(ジュラン)「BECAUSE OF LOVE」(コーセー「BE」CMソング)。華やかな時代の化粧品CMソングなのに、埋もれてさほど売れなかったのかだいぶマイナー。CMソングのクレジットが分からず長年探していたが、やっと判明した。

www.nicovideo.jp

坂本龍一のラジオ番組「サウンドストリート」のデモテープ紹介コーナーで発掘されてデビューした大学生テクノユニットらしい。どれもめっちゃいい曲なのに、CD化もサブスク化も一切されていない、記憶だけにあるほぼ幻のグループ……もったいない~!

www.youtube.com

www.youtube.com

ムーンライダーズ「GYM」(資生堂「サイモンピュア」CMソング)。“君にニャンニャン なついていいかな”の歌詞がめちゃいいのに、シングル発売のみでアルバム未収録なのが惜しい。一昨年再結成したから、この曲もリバイバルして!

www.youtube.com

時任三郎「BAY SIDE STREET」(ポッカ「ミスターコーヒー」CMソング)。歌手活動に精力的だった時代の時任三郎。「リゲイン」の牛若丸三郎太でブレイクする前は、ワイルドキャラで売っていたんだなあ。

www.youtube.com

www.youtube.com

ハイ・ファイ・セット「素直になりたい」(シチズン「リビエール」CMソング)。映画の予告編みたいなCM構成。監督陣が豪華だな~。3人の軽快な振り付けステップとコーラスがステキな、オトナの一曲。こんな歌の世界のオトナになりたかった……。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

Mojoとみたいちろう)「俺とお前と大五郎」(協和焼酎「大五郎」CMソング)。サビの前はこんな歌詞だったのか! フレーズがネタ扱いされているが、じっくり聴いてみると中年の心に染みいるいい曲じゃないの……。豊田さん(豊田泰光)は元西鉄ライオンズの選手で、演技がとても上手いからてっきり俳優かと思っていた。とみたいちろうせがた三四郎セガサターン、シロ!」の歌手でも有名。

www.youtube.com

www.youtube.com

カンガルー「A Night In New York」(「渡辺自動車研修所」CMソング)。関東ローカルCMで見た覚えがあり、いま見ると自動車教習所とN.Y.のアーバンなイメージがちっとも繋がらず、当時のCM制作会社の発想がぶっ飛んでてすごいなーと思った。曲はゴリゴリのジャズフュージョンで超オシャレ。シティポップ再評価枠に入れてもらえませんかね?

最後に音楽編らしい話題を。先月末、NHKホールでモンゴル国立馬頭琴交響楽団演奏会を、実家父と家族で鑑賞してきた。相撲タニマチの父が、ひいきのモンゴル力士からチケット招待をもらい、都会の電車移動に慣れない父のナビゲーションも兼ねて付き添いをする流れに。

NHKホールに来たのもモンゴル音楽に触れるのも初めてで、ワクワク待っていたらしばらくして、なんと天皇皇后両陛下が鑑賞にいらしていた。思わぬ形で生の天皇皇后両陛下を目前にして、とてもラッキーだった。やはり皇族方は威厳のオーラと親しみの両方を備えておられるなー。

今年は父が2度も入院して大変だったが、今はすっかり元気になり、自由な外出もある程度できるようになった。肝心の演奏会は「俺がモンゴルで聴いたのとなんか違う。モンゴルで聴いたホーミーはもっと低い声だった」との感想だったが、生で聴く馬頭琴オーケストラの調べは躍動的で大迫力で、眼の前にモンゴルの大草原が広がるように壮大で、父も満足そうで良かった。ところでこうして父と二人きりで電車移動するのは、実は生まれて初めてだったかも。もしかして……これが父娘初デート? 生まれてから今までずーっと車社会で暮らしてきて、父や母と電車に乗って出かける機会など一切なかったから、なんだか新鮮だ。いい歳して父とデートできて、とても楽しかったし、嬉しかったよ。また来年も、体に気をつけて、いろんな場所に行こうね。

 

以上、音楽編でした。オススメが多くて選びきれないほど、たくさん紹介してしまった。全部聴けとは言わない。どの曲でもよいのでかいつまんで聴いてみて、ひとつでもお気に入り曲を見つけてくれて、その感激をシェアできると紹介した甲斐があるし、ありがたい。

次回はいよいよ「ゲーム編」ポケモンSVの続きをやりたいから、さっさとブログ納めすっぞ~!