統括をまとめてて個人的に一番楽しい音楽編。今年もSpotifyまとめ2021を元に作成しようとしたら……
ほほー。今んとこトップソングも大体合ってる。しかし合計再生時間が昨年より10000時間減ってる。おそらくYoutube再生時間が長くなったせいかも。
は?????? なぜランキングにTMネットワークが……確かに定期的に聴いてはいるけど、ランクインするほどじゃないっつーか。しかもさっきからSpotify構文が微妙にイラッとくる……その長体なんなん???
ノビヨ……お前だったのか! 一途に向き合っていたアーティストは。しかしこれもなんか自分の認識と違う。確かにFFサントラはめっちゃ聴いてた。でも昨年の話なんだが。
といった感じのまとめだった。な、納得いかねー!!!! 多分Spotifyはアルバム単位でまとめ聴きしていたアーティストばかりをランク認識してるんだよ……今年めでたくサブスク解禁したB'zも、過去アルバムを一気にまとめ聴きしたうえのランクインだと思われる。いつも聴いているお気に入り曲を放り込んだプレイリストで、ランダム再生なのになぜか何度も流れる曲がTMだったりするんだ。誤解だ! 今年のSpotifyは私のことを知らなさすぎる……!
全然参考にならないMy Top Songs 2021も一応貼っとく。あまりにも納得いかなすぎるが、ランクインしたトップアーティストの「私の曲をたくさん聴いてくれてありがとう!」というメッセージ動画が再生されるのはとてもよい。自分の場合、デュア・リパが入ってた。Spotifyが勝手に作るプレイリストとは別に、今年1年間で気に入った曲を放り込んだマイベスト2021プレイリストがあり、そちらのほうがはるかに正確なので、何曲か紹介する。好きな曲が多すぎてもうベスト5も関係なくなってるし、暇でヒマでしょうがない、人生の無駄な時間を持て余してる人だけが付いてくればいい。動画リンク多めなのでPCブラウザ推奨。アーティストになるべく貢献したいため、可能な範囲でSpotifyアルバムリンクを貼った。なお過去エントリは以下の通り。
マイトップソング2021
Spotifyトップソング1位にランクインした、碧海祐人(おおみ まさと)「残照」。ラジオでたまたま聴いて、一発で気に入ってヘビロテしてた。デビュー当初の平井堅を彷彿とさせる、メロウでジャジーな雰囲気がたまらなく好き。あと少女漫画に出てくるカッコいい男子みたいな名前もステキ。
お気に入り曲 邦楽編
星野源「創造」。任天堂と星野源のクリエイティビティが見事にマッチした曲。もはや任天堂の社歌。メーカーオフィシャルでこんなにゲーム音楽のサンプリングを取り入れた楽曲もないのでは……ちょっと早すぎたのかもよB-DASH!
浦上想起(うらかみ そうき)「未熟な夜想」。昨年紹介した松木美定の流れで知った。幻想的な多重録音。最初聴いた時くるりっぽいなーと思ったら、岸田繁自身もリコメンドしてた。
miida & the department「wind and sea」。新曲プレイリスト経由で聴いて惚れた。目前に海辺が広がるような爽やかな透明感がよい。
SAKANAMON「ことばとおんがく」。ラジオ経由で聴いた途端、リリックの言葉遊びの面白さにグッと掴まれた。NHKEテレ「にほんごであそぼ」や「みんなのうた」と相性がよさそうなので、起用いかがでしょう?
踊ってばかりの国「Twilight」。変わったバンド名に引っかかって聴いたら、大好きなサイケ・ポップだったのでとても気に入った。ちなみにバンド名は90年代のガールズバンド、ハバナ・エキゾチカのアルバム名が由来らしい。
Maika Loubte(マイカ・ルブテ)「You and I」。新曲プレイリストで存在を知って、過去曲も全部聴いたらどれも最高だった。最近KIRINJIと共演もしたり、モデルみたいな可愛いルックスでゴリゴリのエレクトロしてるのがカッコ可愛いくて、今後の活躍に注目してる。今年は女性ボーカル曲が大豊作だった。
メジャーな洋楽も聴くんです(Shazamとアレクサ経由で)
寝室に、リビングからのお下がりのEcho Dot(第3世代)を置き、Alexaに朝の目覚ましと夜の睡眠BGMをかけてもらっていて、気になった曲をiPhoneのコントロールセンターのShazam認識で検索してる。自分の知らなかったジャンル曲や普段聴かないメジャー曲を教えてくれるので、とても重宝してる。その中で出会った何曲かをご紹介。
Dua Lipa(デュア・リパ)「Levitating」。いつもスポーツジム館内の有線でも流れまくってて、あちこちで聴いてたらとても好きになった。日本のアーティストとコラボしたアニメ調PVも最高。日本のトレンドもよく分かってらっしゃる~。いま一番好きな洋楽の女性アーティスト。
Shawn Mendes(ショーン・メンデス)「If I Can't Have You」。Alexaがいつも朝にかける、テンションブチアゲな目覚めの一曲。イケメンの甘い歌声で起こされる毎日っていいかも。
BTS 「Permission to Dance」。これもAlexaのお目覚め定番ソング。アイドルグループに興味がまったくないせいか、メンバーの顔も正確な人数もいまだにちっとも覚えられないが、BTSの曲はどれもすごくポップでキャッチーないい曲ばかりで感心する。さすが世界的有名アーティスト。
インディーズ系洋楽も、ちょういいんです
ここでも書いた、セリアの店内BGMの北欧系チルポップが気に入って、さらに深堀りして聴いてた。Barrie「Darjeeling」。PVも雰囲気があってちょういい。
Sondre Lerche(ソンドレ・ラルケ)「Sleep On Needles」。ノルウェーのシンガーソングライター。同じくセリア店内BGMだったような。ネオアコっぽいの大好き。
Yumi Zouma(ユミ・ゾウマ)「Song for Zoe & Gwen」。日本人女性っぽい名前だが、ニュージーランドのオルタナ系バンド。これもセリア店内BGM。セリアまじですげえ……すっかりセリアの大ファンである。
Faye Webster(フェイ・ウェブスター)「Kingston」。アメリカ、アトランタのシンガーソングライター。インパクト大のアー写がやけに気になって聴いたら、とても好みの音だった。浮遊感が心地よい。
アニソンにヤられた2021年
小鷲翔太「走れモルカー!」。「PUI PUI モルカー」って今年の作品なんだなーと遠いところに来た感ある。昔子供の頃にモルモットを飼っていたから、モルの鳴き声が懐かしく可愛くて仕方ない。アニメも毎週見てハマり、モルカーたちに夢中になった。シロモがお気に入り。ファンの間では勝ち確BGMと呼ばれている次回予告BGMが、ドライヴな疾走感があってすごく好き。
Aimer(エメ)「残響散歌」。待ちに待ったTVアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」の主題歌。朝の情報番組で、歌いすぎて喉がつぶれてしまったことで独特な声になったと知り、声の良さでファンになった。「うっせぇわ」のAdoも歌声と地声がすごく良いので、声って天賦の才能なんだなーと思う。
木村昇「ラヴ・イズ・エヴリシング」。「ルパン三世」の新シリーズ開始に合わせて全シリーズ楽曲がついにサブスク解禁になり、大好きなルパン楽曲がたくさん聴けるようになって感激。ピート・マック・ジュニア版「ルパン三世のテーマ」も解禁されるともっと最高なのだが。
関連動画で見かけた、車載ネタ動画が良かった。夜のドライブに合いそう。木村昇はTARIZMANの「ウルトラマン80」のテーマ曲もめっちゃ好き。「ウルトラマン」シリーズも今年、全シリーズ楽曲がサブスク解禁されてめでたい。
松谷祐子「心細いな」。この夏から地方局の夕方アニメで「うる星やつら」が放送開始されたので録画して見ていたら、主題歌の音楽センスや、遺伝子レベルで刷り込まれているあらゆる効果音に衝撃を受け、アニメのフォーマットを形成した作品なのだと再認識した。時折、押井守節が暴走するむちゃくちゃなお遊び回もあって面白い。アニメ本放送のヘレン笹野版「心細いな」もいいが、松谷祐子版は歌謡曲寄りというか、カリビアン調が一層強まっててよい。よく聴くと由紀さおりの「手紙」とソックリ。
過去曲の再発見&再評価
ダーク・ダックス「銀色の道」。昔ウイスキーのCM曲か何かで聴いて、曲名がずっと分からず探していたら、懐かし動画でたまたま流れていてやっと判明した。見ていてよかった懐かし動画! ザ・ピーナッツ版もあるが、ダーク・ダックス版が激シブで最高。中年になった今聴くと、こころに沁みる歌詞だな……。
マリーン「This Time」。子供の頃に地方局でやってた「おとなのえほん」(サンテレビ)というエッチな深夜番組のアーバンなテーマ曲がとてもカッコよくて、誰の曲だろうと長年探していたら、懐かしCM経由でこの曲だと判明した。いま流行りのシティポップ感もあってオシャレ。マリーンってフィリピン出身だったのかー。「夜もヒッパレ」によく出ていた記憶が。
しばたはつみ「マイ・ラグジュアリー・ナイト」。下記リンク記事の動画(現在は非公開)で、ケイト・ブッシュの気迫にも負けず「Let it be」を歌い上げる女性歌手、しばたはつみが気になって、他の有名曲を聴いていたら、今さらながらとても素晴らしいシンガーだったと知った。
滝沢洋一「シティーバード」。ビートたけし版はたけしソング大好きっ子だから聴き馴染みがあったが、作曲家のセルフカバー版があるのは知らなかった。80-90年代シティ・ポップが再評価される今だからこそ、もっと世間に聴かれてほしい。「レオニズの彼方に」もいい曲。
森広隆「ゼロ地点」。フジテレビ深夜の歌とお天気番組「サウンドウェザー」動画で見ていたら、なんとなく聞き覚えがあり、2002年当時、職場のラジオでも流れていたかも……!? と記憶がぱああっと蘇った。グルーヴ感がすごくて今聴いてもめちゃカッコいい。プロフを見たら同年代で、現在もソロで活動中とのこと。同年代として応援してる。
Nujabes(ヌジャベス)「Spiritual State(feat. Uyama Hiroto)」。東京パラリンピック開会式でデコトラ布袋さんに驚き、閉会式もまた演出や選曲が素晴らしくて、特にこの曲がよかった。友人に「マクガさんがNujabesを知らないのが意外!」と言われるほど、ローファイ・ヒップホップはあまり聴いたことがなかったが、東京パラ経由で新しいジャンル開拓ができてよかった。また閉会式では中村くんの「世界は変わる」も流れて、江戸川区のスターが世界へ……! とひとり感激してた。
サブスク解禁バンザイ!
大滝詠一「マルチスコープ」。今年一番嬉しかったサブスク解禁は、やはり大滝詠一だろう。願わくばCM楽曲集(NIAGARA CM SPECIAL)も配信してほしかったが、権利の都合かこのアルバムが限界なのかも。けど「マルチスコープ」が令和の今にサブスクで聴けてちょう幸せ。
SAKEROCK「おじいさん先生」。大好きだった日テレ深夜ドラマ「おじいさん先生」、SAKEROCKの劇伴も好きでいつかサントラ配信されたらいいなーと願っていたら、SAKEROCKサブスク解禁でついに叶ってしまい、夢精した。「MUDA」も聴き放題!
懐かし動画から判明した曲(天気番組編)
レインドロップス「そっとさよなら」。TBS夜9時前の天気番組「明日のお天気」の、時節コメントありの穏やかな天気予報と安らかなBGMがすごく好きで、まさか番組のお天気お姉さんユニットによる歌ありバージョンがあったとは知らなんだ。
ポール・モーリア「想い出のランデヴー」。日テレ夜9時前の「あすの全国の天気」もよく見ていた。昔の天気予報番組、なんでこんなにハイセンスなの……イージーリスニング率が異様に高い。そういう時代だったのかも。
Cusco(クスコ)「Alcatraz」。朝のTV番組で聴いていた記憶だけあり、懐かし動画でそのあたりを探して見まくっていたら、TBS「朝のホットライン」の前田武彦の天気コーナー「ザ・お天気マン」のBGMだとついに分かった。ずっとずっと探してたよ……! テクノポップ調だから、テレ東の電車運行情報番組「レール7」と勘違いしてた!
服部克久「ディオリッシモ(残香)」。フジテレビ「スーパータイム」天気予報BGM。服部克久の楽曲を日常的に聴かされているの、今振り返ると音楽教育のレベルが高い。
服部克久「ル・ローヌ(河)」。これも服部克久。電話の保留音にも組み込まれている服部克久サウンド……!!
Frank Mills(フランク・ミルズ)「Music Box Dancer, Pt 1」。こっちも電話の保留音でお馴染みのやつ。スマホが主流な現代で、もう固定電話に電話をかけて保留音を聴くなんて習慣すら滅びそうなのに、どうしても心惹かれてしまう。
アレクサおやすみソング集
最後はしめやかに、寝る前のゆったり音楽集。2002「Sea of Dreams」。NHK深夜の動物フィラー番組で聞き覚えがあり、Alexaのイカす選曲のおかげで曲名を知れた。Alexaにはひたすら感謝してる。声かけてもたまにそっぽ向かれるけどな!
Vangelis(ヴァンゲリス)「Fields of Coral」。これもテレ朝のオープニング/クロージングで流れる「大地震に備えて」BGMで聞き覚えがあり、ヴァンゲリスだった。穏やかな気持ちになるより、もし夜中に地震が来たら……と不安で警戒しちゃうイメージソング。
Max Richter(マックス・リヒター)「Dream 1」。眠れるソングでは超定番らしい。原曲は8時間もあるの……!? 不眠症に効いたらこれ幸い。
Jóhann Jóhannsson(ヨハン・ヨハンソン)「Flight From The City」。個人的には一番よく眠れるBGM。ミニマムなピアノを聴いているうちに眠っていることが多い。
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以上、2021年統括音楽編でした。今年も新しいアーティストの邂逅、念願だった数々のサブスク解禁をはじめ、懐かし動画経由で再発見・再評価できた過去楽曲との出会いと、まことに充実した音楽ライフだった。来年もよい曲の出会いに恵まれますように。昨年も書いてるが、山下達郎とナムコ楽曲、配信解禁ずーーーーっと待ってるよ!
クリスマスソング、今年はこの曲とともにお過ごしください。
メリークリスマス!