先日9/22金曜、東京ゲームショウ2023のビジネスデー2日目に行ってきた。昨年に続いて、今年も友から招待券をいただいたところ、家族も仕事筋から招待券をもらい、せっかくなので同じ日に行くことにした。家族と行くTGSビジネスデー……もしかして10年ぶりくらい?
過去のレポはこんな感じ。自分の場合、最新ゲーム事情を知るために参加するよりも、レポを書くことで後々にあの頃のゲームシーンや時代を振り返るために参加しているようだ。自ら課している「月に1回はブログを更新する」というタイムリミットもあるので、写真を交えて駆け足で書く。
試遊したゲームいろいろ。『ポッピュコム』はまったくの初見タイトル。スプラトゥーン✕ぷよぷよ(スリーマッチパズル)✕斑鳩のいいとこどりアクションアドベンチャーで、こんなにソックリでいいのかしらと疑念を抱きつつ遊んだら、見た目もキュート&ポップでなかなか面白かった。『カスタムメックウォーズ』は『アーマード・コア6』が出てしまったあとではかなり物足りない感が……。
インディーズゲームコーナーが、ついにメインホールを抜け出し、物販ブースと合体して9-11ホールを占拠するようになったのが、一番の驚きだった。昨年は本物の人間がいるスラム街感がすごかったのに、こんなに立派になって……ううっ!! 勝手にインディーズゲームたちのお母さんの気持ちになりながら、活気あふれるブースを駆け回った。
その中でも最も注目したのは、KOHACHI STUDIOの『ブラックフィンガージェット』。『メタルスラッグ』『R-TYPE』などを手掛けた制作スタッフが集結し、新作ゲームを発表すると聞いたら、もう絶対に期待しちゃうじゃないですか。今回は映像出展のみだったが、スタッフに「2Pプレイやオンラインマルチもできるようにお願いします!」と嘆願してきた。
モンエナを配布してたので、白エナと黒エナ両方もらった。バッグが重い。伊藤園がゲーミングお茶も配布していた。めちゃ苦かった。
お友達の漫画家・神楽つな先生が、セガアトラスのソニック新作試遊でもらえる漫画小冊子で4コマを描いたとのことで、試遊に45分並び小冊子とお面をゲット。ゲームはサイバーステージがすごかった。つなさんの漫画も面白かったよー!
物販のコスパブースで購入したもの。ネオジオステッカーは車(ギア君)用に。タダヨのアクスタなんてもう二度と出ないだろうから、即ゲットした。
大手メーカーのブースは、いつも通りな感じ。逆に言うと、やっといつも通りな感じが戻ってきたというか、この2-3年ほどはコロナ禍でステージイベントができなかったりなど、外観も内容もひたすら規模縮小で地味になっていたので、平常運転に戻ってよかったね、と思った。
中華系ゲームメーカーの資本力の凄まじさをありありと見せつけられて、圧倒された。ほんの数年前までは、ワールドビジネスブースやスマートフォンゲームブースにちょこっと点在していた程度だったのが、あっという間に巨大化したような。まじで金がかかりすぎていてビビる。
突如出没した、TATSUJINブースの資本力も謎だった……まーでも貴重なゲーム資料がいっぱい見られて眼福だったね。東亜プランゲームの復興、がんばってほしい。
各ブースのマスコットたちいろいろ。着ぐるみを見た今の今まで、モルガナの上半分&体の黒部分は毛だと思い込んでた。覆面スーツだったのか……! 意外とフサフサしている。あと終了間際までいたのが初めてだったから知らなかったが、終了時間が近くなると、マスコットやコンパニオンたちが集合し、記念写真撮影タイムがあるんだね。ソニック&モルガナの貴重な2ショットが見られてよかった。
“今”や“時代”を感じるものなど、ノンジャンルでいろいろ。インフルエンサー受付のカテゴリは、今後も続くのだろうか。『龍が如く』シリーズのキャバ嬢オーディションは、もはやゲーム本編と関係ない方向へ行ってるのが、どの層へ響いているのか興味深い。あとどこもかしこもキャラクターのアクリルスタンド、アクリルパネルだらけで、自分的にはまさにアクスタ元年だった。
友が働くブースにもお邪魔して、展示タイトルを遊ばせてもらった。ベルトスクロールアクションゲームで、「2Pプレイやマルチプレイができるようになるといいな~」と感想を述べると、友がその場にいたプロデューサーさんを呼び、ご意見をダイレクトに伝えられたのがよかった。クリエイターにとって、ゲーマーやユーザーの意見や感想を直に聞けるよい機会となるなら、こっちもどんどん遊んで、じゃんじゃん伝えたい。
最後に友が、素敵なサプライズを用意してくれた。大好きな『F-ZERO』『スターフォックス』『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』などのクリエイター・今村孝矢さんに会わせていただき、直筆サインイラストとお写真まで撮らせてもらえた。うわーめっちゃ嬉しい……!! 今村さん、超大物なのにとても気さくな方で、ものすごいスピードでサインを描きまくっていて、超シビレた。ありがとうございます! 『OMEGA6』制作、応援しています!
本日もイラストサイン描きまくりますのでOMEGA6ブースへお越し下さい! pic.twitter.com/CYgCa5OYzL
— 今村孝矢 / Takaya Imamura (@ima_1966) 2023年9月22日
もしかしたら、TGSでクリエイターにサインや写真をもらったのは初めてかも? こういう機会はなかなか訪れないし、友にも心から感謝したい。イベントお疲れ様でした。ゲームシーンを盛り上げるべく、ますます頑張っている姿を見て、自分も嬉しいよ。
以上、TGS2023レポでした。外国からの参加者も増え、コロナ時代を踏み越えながら大きな波から小さな波まで感じられた、手ごたえのあるイベントだった。来年も行けたらいいなーってくらいの期待感で、また次のステージへ、いってみましょー。