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しがないゲーオタ女子の真・闇ブログ

子猫がうちに来るまで

突然だが、先日から我が家に保護猫をお迎えした。

f:id:macgirl360:20231019152631j:image名前は「カヌ」。推定5ヶ月のメスで去勢済みのキジ白。先月に譲渡会で出会い、7日間のトライアルを経て正式にうちの家族となった。動物が好きで、これまでフェレットや金魚を飼ってきたが、いつか猫をお迎えしたいなーと長年夢見ていたから、今でも家に猫がいるのが不思議でならず、毎日が猫中心の生活、猫ファーストな人生となった。

保護猫カヌをお迎えするまでのあいだ、紆余曲折や葛藤などさまざまな経緯があったので、記録としてここに書く。

猫お迎えにあたっての諸問題

macgirl360.hatenablog.com8年間飼っていた2匹のフェレットを看取ってから6年。もうしばらくの間、毛のあるペット(金魚やメダカなど、魚類ペット以外)はいいかなーと過ごしていたが、猫をお迎えしたい気持ちがなんとなく芽生え始めた。犬は毎日の散歩が難しいし、近所の実家に柴犬がいるから犬成分は足りている。足りないのは、猫成分だった。家族たちも動物=犬も猫も大好きだし、うちに猫がいたらいいよね、と話していた。

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猫お迎え活動の一環として、2年前、家族たちと初めて保護猫カフェへ行き、猫たちと触れ合っていたところ、小さな家族が急に目のかゆみとクシャミを連発、しまいにはぐったりして、今までなかったアレルギー反応が出てしまった。

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アレルギー科でテストしたところ、ダニやハウスダスト、花粉類が高クラスだった。気になるネコ皮膚はクラス1で多少反応は出ていたが、どちらかというとダニとハウスダストのほうが深刻のようだ。保護猫カフェのことを悪く言いたくはないが、猫脱走防止のため密室で換気も悪く、床周りがあまり清潔でない環境だったのかもしれない。

せっかくいつか猫をお迎えしたいのに……と残念だったが、ダニ・ハウスダストはこまめな清掃で対策できるとして、猫アレルギー自体が実際どの程度なのか、以後、小さな家族のアレルギー反応を慎重に観察することにした。

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昨年、フェスティバルウォーク蘇我の動物ふれあい体験パーク「Life zoo(ライフズー)」で、爬虫類や鳥類などさまざまな動物とのふれあい体験をしてきた。猫ハウスもあったので恐る恐るふれあってみたら、アレルギー反応は特に出ず、施設内も動物のニオイ対策で巨大扇風機が回っており、密室で換気の悪い場所でなければ、問題なさそうだった。ところでLife zoo、今年9月に閉店していたらしい。時間制銀なしで動物触り放題がとてもよかったのに残念。

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ペットショップも数軒回り、子猫を抱っこしてもらった。ペットショップの場所にもよるが、密室でも換気のよい場所ならアレルギー反応は出なかった。純血種もいろんな種類がいて、どの子も迷うほど可愛かった。サイベリアンという品種は猫アレルギーが低いそうだが、長毛種はとにかく抜け毛が多く、肉球にも毛が伸びるから切ってあげるなど日頃のケアが大変とのこと。

命をお金で買い、売れ残った生体の後始末など、ペットショップの生体販売問題も気にかかるところだが、どうしてもお気に入り純血種がいて、この子じゃないとイヤ! という要望もあるだろう。そんな人にはペットショップがおすすめなのだろうが、都心であればあるほど生体価格が高価になるなど、ペットショップの店舗立地によって値段相場が上がるのは納得いかないし、ネットを通じてブリーダーからお迎えする手段もあるが、ブリーダーの猫舎がうちから遠距離だったり、人気の純血種の子猫はペットショップ同様かなり高価で、特に人気の毛色は30~50万という数字に、自分的にはいまいちピンと来なかった。また、ペットショップは生体価格のほか「安心お迎えパック」といった、ワクチン代やアフターケア代などコミコミの追加パック料金が必要で、ペットショップによってプラン内容も価格もさまざま。中には生体価格よりもパック料金のほうが上回っているところもあり、こうなってくると生体とサービス、一体どれを買っているのか分からなくなる。正直なところ、どこのペットショップへ行っても、ネットでブリーダー販売リストを眺めていても、「この子に決めた!」という気持ちにはなれなかった。

保護猫の実情を知るために

先月、実家の知人で千葉郊外にある農家の新米の買い付けも兼ね、一人暮らしの知人のおじさん宅で子猫が数匹生まれたから、おじさんの様子を見るついでに子猫を見に行くか? と聞かれたので、トラックに乗り同行した。

f:id:macgirl360:20231019153214j:image知人おじさん宅、そして猫たち。てっきり家猫かと思いきや、まさかのほぼ外猫だった……親猫が家に住み着き、いつの間にか子猫が生まれ、父猫と子猫数匹が家を離れ、現在は母猫と4匹の子猫が家から離れずに残っているらしい。

f:id:macgirl360:20231019152706j:image母猫。ちょっと多毛種が入ってる。触れても嫌がらず、穏やかな性格。
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子猫たち。生後2~3ヶ月ほどで、茶トラが多い。目視で4匹ほど確認できた。かわいい……かわいいが、みんなやせ細っていた。人馴れしていないから、近寄るとすぐに逃げられてしまう。
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f:id:macgirl360:20231019153051j:imagef:id:macgirl360:20231019152647j:image一番人懐こい子猫。唯一のメスで、知人おじさんに抱っこされてもこの通り。
f:id:macgirl360:20231019152639j:image猫たちは、知人おじさんが餌やりをしているようだが、水草の浮く水瓶で水を飲んでいたりと、飼育環境、衛生状態は決してよくなかった。知人おじさんとしては、自宅のペットというより、ただ家に来る猫を餌付けしているだけの認識だった。猫たちもいずれは家を出ていくだろうし、できればしかるべき保護団体へ任せて去勢を施したり、母猫ごと保護されてほしいところだが、具体的な提案も行動もできない状況で、去勢されないままの野良猫が、限界集落でどんどん増えている悲惨な現状を目の当たりにする。良さそうな子がいれば1匹引き取ろうという気軽な気持ちで向かったが、自分だけではどうにもならないこの現実を、ただただ見過ごすしかなく、さらに雨が降ってきて、買い付けた新米が濡れてしまうため早く帰らねばならず、お迎えは断念した。ほぼ野良の子猫を迎える覚悟も、お迎えの準備すら整えていなかった反省と、無力感でいっぱいになる。あの子たちはいつか家を出て、繁殖し、1~2年足らずで命を終え……と、人間らの無責任で身勝手な飼育放棄のせいで、田舎の片隅で残酷な生命の円環を繰り返すのだろう。

縁ができず残念だったが、ただ、いつ猫を迎えてもいいように、部屋の整理整頓に本腰を入れたり、猫との暮らしを始める覚悟ができたきっかけにはなったから、実際に現場へ行ってみて、よかったと思う。子猫たちの健康を、遠くから祈っている。

そして保護猫譲渡会へ

保護猫活動を知ったのは、日テレの動物番組「嗚呼!!みんなの動物園」のサンシャイン池崎の保護猫活動企画からだろうか。人間を信頼できず人間嫌いになってしまった保護猫たちとの生活や、猫たちを預かり、譲渡会に参加し、本当の家族に迎えられるようになるまで猫との信頼関係を地道に築いていく姿を、番組を通じて見守っていた。

www.youtube.com

番組で登場していた保護猫譲渡会には、さまざまな里親希望の家族が訪れていたが、譲渡条件が先住猫がいることや、2匹きょうだい両方一緒など、初めて猫を飼う家にとってはかなり厳しい印象で、ネットで近郊で開催の譲渡会を軽く調べてみても、やはり同様の条件提示、かつ参加には事前予約と個人情報登録が必要なところが多く、参加するにはハードルが高かった。

f:id:macgirl360:20231019152727j:imageそんな中、都心で事前予約不要、当日参加OKの保護猫譲渡会を見つけ、初めて行ってみた。休日の閑散とした日本橋のテナントビル上階に、猫と人々がぎっしりと溢れかえっていて、大盛況だった。入口で個人情報記入があったが、里親希望/見学のみ、と入場目的の選択肢もはっきりしており、安心した。初めての参加だったので、ここは見学を選んだ。

子猫から成猫まで、さまざまな境遇で保護された猫たちが集まっていた。多頭崩壊の現場で死にかけの子猫を保護。飼い主が病で施設へ入るため飼育できなくなった。工場で保護した猫が妊娠→子猫出産後に母猫の去勢を済ませたタイミングで母子と一緒に……などなど、ケージに貼ってある猫たちのプロフィールには、保護猫問題をめぐるあらゆる現実が記されていた。尋常でない状況で生まれ育ち、保護主たちが手厚くケアして、コンディションがやっと整ったところで、ここへ来ている。緊張してケージ奥で固まっている子、シャーシャーする子、さまざまなタイプがいるが、どの子もとても可愛く、保護主たちの並々ならぬ愛情を感じる。どの方も猫たちの生い立ちや性格を丁寧に説明し、抱っこしていいですよーと、気さくに対応してくれた。

里親希望者への譲渡条件については、未成年、65歳以上の後見人のない高齢者世帯、乳幼児のいる世帯、婚姻関係のない同棲カップルはNGというのが多かった。先住猫あり、きょうだい一緒の条件は思っていたほど少なく、初めて猫を迎える世帯としては安堵した。いずれも保護猫を気遣ったうえでの条件なので、里親に課せられた責任は動物の生命と等しく重い。勇気を出して初参加してみて、保護猫譲渡会の雰囲気を理解できてよかった。

f:id:macgirl360:20231019152635j:image二度目の譲渡会。車で行ける範囲内の近郊で、事前予約不要&当日参加OKの保護猫譲渡会の開催を知り、行ってみた。前回と同じく、小さなテナントスペースに沢山の人と猫が集まっていた。公式アカウントのインスタで、参加猫の紹介を事前に見られたのもありがたい。

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f:id:macgirl360:20231019152627j:image今回もさまざまな境遇の猫たちがおり、一通りのケージを見回ったのち、小さな家族は特にこの子猫たちが気に入ったようで、終了時間間際になっても、ケージに張り付いて遊んだり、おやつのちゅーるをあげていた。譲渡会では写真を撮っていいものかと迷っていたら、保護主さんたちが「写真を撮っておいて、いったん帰ったあとでお迎えするかどうか、決めてもらってもいいですよ」と言ってくれて、撮影させてもらった。6月頃に多頭崩壊の現場から保護された5匹の子猫たちは、将来お金持ちの子になれるよう、高級ブランドネームを名付けられた。すでに数匹が先にお迎え譲渡され、残った中で唯一のメス「プラダ」が、誰に抱っこされていても大人しく、猫じゃらし遊びにも付き合いがよく、可愛いお洋服を着ていても特に嫌がらずにいたのが、興味をそそられた。なんといっても、保護主さんのネーミングセンスがいい。

生後約4ヶ月で去勢済みとのことで、生後2~3ヶ月ほどのあまりにも小さすぎる子猫のお迎えとお世話にも不安があった自分たちには、ちょうどよいのかもしれないと感じた。きっとこのさき、譲渡会に何度も訪れては、いつまでもピンと来ず踏み切れず、でもあの子がよかったな……と後ろ髪を引かれる後悔をしながら会場をあとにするのを繰り返すのなら、直感でよいと思った「プラダ」に決めてみたくなり、家族たちの意思も確認し、思い切って1週間トライアルを申し込んだ。

生活と人生が変わる、猫お迎えの準備と覚悟

保護猫トライアル開始にあたり、猫をお迎えする準備が急激に、雪崩のように押し寄せた。まず譲渡会のルールとして「二段以上、高さ120センチ以上の猫ケージ」「玄関やベランダなど、脱走防止柵の設置」「台所などに危険なものを置かない」「移動用のハードキャリー」などが必須で、準備が完全に整い次第、トライアル開始となる。家族とネットを駆使して、2週間ほどかけて揃えた。フードと猫砂は、保護主宅で使用していたものに合わせて購入。f:id:macgirl360:20231019153036j:image
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f:id:macgirl360:20231019153221j:imageベランダと玄関の脱走防止柵の設置が、一番手こずった。百均で揃うアイテムで脱走柵を自作できるのだが、突っ張り棒やフェンスの素材を調達するのが苦労しそうだったのと、自宅の窓や天井の寸法が特殊サイズすぎるため、既製品の猫用フェンス「のぼれんニャン」を購入、設置した。猫は縦棒170センチ以上の高さはジャンプで登れないのを想定した作りとなっており、縦横幅もうちの設置場所にちょうどよかった。猫は狭所にも潜り込めるので、念のため網戸には百均アイテムで自作の網戸ロックを設置した。f:id:macgirl360:20231019153043j:imagef:id:macgirl360:20231019152701j:image
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f:id:macgirl360:20231019152710j:image二段以上、120センチ以上の猫ケージ。猫トイレは砂をかき出して散らかりやすいとのことで、下段から引き出しできるタイプのトイレ付きケージを選んだ。うちのポケモンたちが使っても、ちょうどよいサイズ感。
f:id:macgirl360:20231019153235j:image以前フェレット用に使っていたハードキャリーを、フェレの死後、自宅の猫用にと引き取った姉から戻してもらった。家族の貼ったCUNEのロゴステッカーが懐かしい。成猫1匹なら十分に入れるサイズだ。フェレットたちの遺品が思わぬ形で里帰りしてくれて、感慨深い。

うちのダイニングキッチンには横長の金魚水槽があり、実家から里帰りした捨て金魚が5匹いるが、フタ付きなので手出しできないようになっている。家のコード類もコードカバーを付け、噛みつき防止対策もした。

7日間のトライアル開始

f:id:macgirl360:20231019152650j:image猫お迎え準備も完了、ついにトライアル開始。雨降る祭日に保護主さんが「プラダ」を連れて訪問。譲渡会のときに着せていたお洋服も一緒だ。前々日に保護主さんのご実家のお父様が危篤、逝去という大事な時期に、猫のために来てくださり、ひたすら頭の下がる思いだった。
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トライアル後の正式譲渡仮契約申込、一時保険加入の書類記入、譲渡金の納金などの事務手続きを済ませて、いよいよ猫との7日間の生活が始まった。家に来た当日は棚の影に隠れてビクビクしていたプラダだったが、翌日には在宅勤務中に自分の肩や膝、キーボードの上に寝転がるほど懐いていた。
f:id:macgirl360:20231019152643j:imageこ……これが噂に聞く猫キーボードか~~~!!!! 寝る場所は山ほどあるのに、なぜ敢えてここを選んで寝るのだろう。f:id:macgirl360:20231019153020j:image
f:id:macgirl360:20231019152714j:image猫が来るまでは、猫の跳躍力を完全に舐めきっていた。猫は高いところが好きで好奇心の塊。あちこちを駆け回り、登る。まさか「のぼれんニャン」も助走ダッシュで半分登り切ってしまうとは。これが成猫になったらジャンプ力がどれほどパワーアップするのか、末恐ろしい。

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f:id:macgirl360:20231019153028j:imageただいま家族全員でスイッチの『スイカゲーム』にハマり中で、遊んでいたら、画面の落ちてくる丸いものに反応して、じゃれていた。猫って本当にTV画面でじゃれるんだ……!
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f:id:macgirl360:20231019152658j:imageスイッチのスティックをカジカジ。かじらないで! というものまでかじってしまうので目が離せない。床の小さなゴミまで虫と勘違いして攻撃してくる。結果、部屋がピカピカになった。
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f:id:macgirl360:20231019153232j:imageダイソーの300円ショップで買ったペットベッド(700円)をスルーして、スツールの上で寝るプラダ。なぜ……!!?? と猫の行動は不思議で謎だらけ。猫飼い先輩方から「猫は高いところが好きだからでは?」という意見をいただき、納得した。ベッドの快適さよりも、高さを求めるのが猫。

ついに正式譲渡、うちの子へ

トライアル中、フードも排泄も特に問題はなく、猫のいる自分たちの日常生活もだんだんと慣れてきて、あっという間の7日間トライアルだった。保護主さんへ毎日LINEで写真付きの報告をするのが大変だったが、保護主さんも親身になって丁寧に返信してくださり、とても助かった。「プラダを正式な家族として迎えください!」という快諾をいただき、プラダは正式にうちの家族の一員、保護猫用語でいうところの〝ずっとの家族〟となった。ようこそ我が家へ。プラダキミにきめた!

プラダという名前も可愛くてすっかり呼び慣れてしまったが、みんなで決めた名前「カヌ」にした。ポケモンSVで初登場した、大好きなポケモンカヌチャン」からいただいた。

zukan.pokemon.co.jp

カヌチャン→ナカヌチャン→デカヌチャンと、出世魚のように立派に進化(成長)する願いもこめて。ニャオハなどのねこ系ポケモンから名付けてもよかったが、一体どちらの呼び名か分かりづらくなりそうだったから、他とあまりかぶらない、好みの呼びやすいポケモンから敢えて引用した。ついつい甘やかしで成長しすぎて体がたっぷり、わがままボディのデカヌチャンにならないよう、食事管理にも気をつけたい。

f:id:macgirl360:20231019153115j:image正式お迎えの記念に、キャットタワーを購入した。麻縄柱の爪とぎも使ってくれている。宇宙船ボウル(正式名称)の中がお気に入りで、鈴ボールでじゃれながらくつろぐのが日課

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f:id:macgirl360:20231030171554j:imageおうちの子となったので、動物病院でマイクロチップも装着した。保護主さんが決めた推定誕生日は5月5日、こどもの日。自分と同じ5月生まれ! ついでにトライアル時から気がかりだった目ヤニも診てもらい、目薬をもらった。毎回イヤイヤがすごいが心を鬼にして点眼を続けたら目ヤニが減り、少しずつ回復してきて嬉しい。
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最近の定位置。放っておくと台所や洗面所など、狭く危ない場所へあちこち侵入してしまうため、自分が仕事中は仕事部屋と廊下のみの移動範囲にして、家族の積みプラモの上に乗っかって寝ている。さっさと積みプラモを崩して棚スペースを空けてほしいところだが、プラモ箱の上がお気に入りなら、しばらくこのままでもいいかな。ただしプラモの箱つぶれと箱の中身の保証は致しかねる。

猫お迎えにあたっての諸経費

・譲渡費……医療処置(駆虫、血液検査、去勢手術など)、ワクチン、譲渡金諸々を含めて、35,000円(高速代はいらないですと言われたが、お車代の代わりに渡したお菓子のお土産は別)

・猫用品……猫用ケージ、脱走防止柵、フード、猫砂、オモチャ、百均ペットグッズなど、諸々含めて6~7万円ほど。ベランダの脱走防止柵はメルカリで中古品を購入。ハードキャリーはお古なので0円。キャットタワーはAmazonで8000円ほどだったが、お迎え事前購入品でないので除外。

ざっくりまとめると、約10万円くらいになっただろうか。ペットショップやブリーダーで迎える予算のかわりに、猫用品を購入した形となった。初めての保護猫お迎え前に、新規で猫グッズを用意すると、このくらい経費がかかる参考になれば幸いだ。

 

というわけで、初めての猫のお迎えドキュメントを、ざっと書いてみた。今でも猫がそばにいる、猫との生活が信じられなくて、ふわふわした気持ちで毎日を過ごしている。これを書いているモニタの目の前にも、カヌが喉をゴロゴロブーブー鳴らしながら、キーボード入力の邪魔をしている。まるで車のエンジン音のような喉鳴らし。心のエンジンが温まっているだなぁ。ゲームをやっていても邪魔をするから、ゲーミング一家に馴染んでもらうため、ゲームを共に遊んでもらうため、ゲーム猫として育てていかねばならない。

また、未知の世界であった保護猫活動についても、とても勉強になった。保護主さんたちの猫への愛情は本当に真摯で、ひたすら尊敬する。多頭崩壊など悲惨な現場に立ち向かったり、救えなかった生命を看取る機会も多く、心が折れることのほうが多いだろうから、どうか心身をお大事にしつつ、今後も猫たちのために頑張ってほしいと、カヌお迎えのお礼代わりに、保護主さんへささやかながら支援品をお送りしたら、とても喜んでくださった。譲渡会に参加していたカヌと同期の子猫たち、大人猫たちにも、いつかずっとの家族と出会えるのを、祈り続けている。

猫をお迎えできる環境ではないけど、猫のために何かできることをしたい、と思う方がもしいれば、どうか支援してあげてほしい。

hananeko.daa.jp

 

猫が家に来たことで、これから自分の人生や生活が大きく変わっていくのだろう。お転婆な子猫に翻弄されっぱなしでドタバタして、困ったことも多いが、とても楽しい。7日間トライアルが一体どうなるか、まったく予想がつかなかったので、身内以外にはずっと黙っていたが、陰ながら見守ってくださっていた方々、おかげさまでやっとこさ無事に、元気な子猫をお迎えできました。むしろ元気すぎるくらいです。本当にありがとうございました。

今後とも、カヌとマクガ一家を、どうぞよろしくお願いいたします。

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TGS2023に行ってきた

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先日9/22金曜、東京ゲームショウ2023のビジネスデー2日目に行ってきた。昨年に続いて、今年も友から招待券をいただいたところ、家族も仕事筋から招待券をもらい、せっかくなので同じ日に行くことにした。家族と行くTGSビジネスデー……もしかして10年ぶりくらい?

macgirl360.hatenablog.com

macgirl360.hatenablog.com

過去のレポはこんな感じ。自分の場合、最新ゲーム事情を知るために参加するよりも、レポを書くことで後々にあの頃のゲームシーンや時代を振り返るために参加しているようだ。自ら課している「月に1回はブログを更新する」というタイムリミットもあるので、写真を交えて駆け足で書く。


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f:id:macgirl360:20230929162833j:image試遊したゲームいろいろ。『ポッピュコム』はまったくの初見タイトル。スプラトゥーンぷよぷよ(スリーマッチパズル)✕斑鳩のいいとこどりアクションアドベンチャーで、こんなにソックリでいいのかしらと疑念を抱きつつ遊んだら、見た目もキュート&ポップでなかなか面白かった。『カスタムメックウォーズ』は『アーマード・コア6』が出てしまったあとではかなり物足りない感が……。

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f:id:macgirl360:20230929162928j:imageインディーズゲームコーナーが、ついにメインホールを抜け出し、物販ブースと合体して9-11ホールを占拠するようになったのが、一番の驚きだった。昨年は本物の人間がいるスラム街感がすごかったのに、こんなに立派になって……ううっ!! 勝手にインディーズゲームたちのお母さんの気持ちになりながら、活気あふれるブースを駆け回った。

f:id:macgirl360:20230929162905j:imageその中でも最も注目したのは、KOHACHI STUDIOの『ブラックフィンガージェット』。『メタルスラッグ』『R-TYPE』などを手掛けた制作スタッフが集結し、新作ゲームを発表すると聞いたら、もう絶対に期待しちゃうじゃないですか。今回は映像出展のみだったが、スタッフに「2Pプレイやオンラインマルチもできるようにお願いします!」と嘆願してきた。
f:id:macgirl360:20230929162829j:imagef:id:macgirl360:20230929162909j:imageモンエナを配布してたので、白エナと黒エナ両方もらった。バッグが重い。伊藤園ゲーミングお茶も配布していた。めちゃ苦かった。f:id:macgirl360:20230929163154j:imagef:id:macgirl360:20230929162806j:image
f:id:macgirl360:20230929163111j:imageお友達の漫画家・神楽つな先生が、セガアトラスのソニック新作試遊でもらえる漫画小冊子で4コマを描いたとのことで、試遊に45分並び小冊子とお面をゲット。ゲームはサイバーステージがすごかった。つなさんの漫画も面白かったよー!

f:id:macgirl360:20230929163139j:image物販のコスパブースで購入したもの。ネオジオステッカーは車(ギア君)用に。タダヨのアクスタなんてもう二度と出ないだろうから、即ゲットした。
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f:id:macgirl360:20230929163202j:image大手メーカーのブースは、いつも通りな感じ。逆に言うと、やっといつも通りな感じが戻ってきたというか、この2-3年ほどはコロナ禍でステージイベントができなかったりなど、外観も内容もひたすら規模縮小で地味になっていたので、平常運転に戻ってよかったね、と思った。f:id:macgirl360:20230929163123j:image
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f:id:macgirl360:20230929162825j:imagef:id:macgirl360:20230929162924j:image中華系ゲームメーカーの資本力の凄まじさをありありと見せつけられて、圧倒された。ほんの数年前までは、ワールドビジネスブースやスマートフォンゲームブースにちょこっと点在していた程度だったのが、あっという間に巨大化したような。まじで金がかかりすぎていてビビる。
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f:id:macgirl360:20230929162853j:image突如出没した、TATSUJINブース資本力も謎だった……まーでも貴重なゲーム資料がいっぱい見られて眼福だったね。東亜プランゲームの復興、がんばってほしい。
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f:id:macgirl360:20230929163127j:image各ブースのマスコットたちいろいろ。着ぐるみを見た今の今まで、モルガナの上半分&体の黒部分は毛だと思い込んでた。覆面スーツだったのか……! 意外とフサフサしている。あと終了間際までいたのが初めてだったから知らなかったが、終了時間が近くなると、マスコットやコンパニオンたちが集合し、記念写真撮影タイムがあるんだね。ソニック&モルガナの貴重な2ショットが見られてよかった。
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“今”や“時代”を感じるものなど、ノンジャンルでいろいろ。インフルエンサー受付のカテゴリは、今後も続くのだろうか。『龍が如く』シリーズのキャバ嬢オーディションは、もはやゲーム本編と関係ない方向へ行ってるのが、どの層へ響いているのか興味深い。あとどこもかしこもキャラクターのアクリルスタンド、アクリルパネルだらけで、自分的にはまさにアクスタ元年だった。

f:id:macgirl360:20230929163115j:image友が働くブースにもお邪魔して、展示タイトルを遊ばせてもらった。ベルトスクロールアクションゲームで、「2Pプレイやマルチプレイができるようになるといいな~」と感想を述べると、友がその場にいたプロデューサーさんを呼び、ご意見をダイレクトに伝えられたのがよかった。クリエイターにとって、ゲーマーやユーザーの意見や感想を直に聞けるよい機会となるなら、こっちもどんどん遊んで、じゃんじゃん伝えたい。

f:id:macgirl360:20230929162936j:image最後に友が、素敵なサプライズを用意してくれた。大好きなF-ZERO』『スターフォックス』『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面などのクリエイター・今村孝矢さんに会わせていただき、直筆サインイラストとお写真まで撮らせてもらえた。うわーめっちゃ嬉しい……!! 今村さん、超大物なのにとても気さくな方で、ものすごいスピードでサインを描きまくっていて、超シビレた。ありがとうございます! 『OMEGA6』制作、応援しています!

もしかしたら、TGSでクリエイターにサインや写真をもらったのは初めてかも? こういう機会はなかなか訪れないし、友にも心から感謝したい。イベントお疲れ様でした。ゲームシーンを盛り上げるべく、ますます頑張っている姿を見て、自分も嬉しいよ。

 

以上、TGS2023レポでした。外国からの参加者も増え、コロナ時代を踏み越えながら大きな波から小さな波まで感じられた、手ごたえのあるイベントだった。来年も行けたらいいなーってくらいの期待感で、また次のステージへ、いってみましょー。

ひどく暑かった2023年の夏休み

もう8月も終わりなのに、異常に暑い。夜も蒸し暑く、空調なしでは週末ゲーミングもあまり進まず、先月末の友人の死や、5年来育ててきた金魚の和金も亡くして気持ちが落ち込んでいるのもあり、あんなに夢中だったゼルダ新作も、8月に入ってからしばらくはやりたい意欲が減退していた。

そんな中、先月ポケモンスリープ』がついに配信され、只今ポケモン熱がアツいうえに、Mi Bandの睡眠スコアで99点を打ち出した自分にはもってこいのアプリだということで、さっそく始めて、毎日睡眠管理している。

www.pokemonsleep.net

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ブイズの中で最もお気に入りポケモングレイシアを進化お迎えした。かわいい~! この進化のためのアメ集めが本当に苦行で、さらには一緒の睡眠時間も蓄積しなければならない。進化用の石も集めなければならないし、全ブイズのフルコンプは遥か遠い。イーブイ自体はわりとゲットしやすいから、気長に取り組もう。

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トゲピートゲチックの進化はさほど難しくなかったが、次のトゲキッス進化条件がひかりのいし&アメ80個とハードルが高いので、こっちも気長に……。

このアプリ、おそらく課金したらしたで、お望みのポケモン進化達成→目標が唐突になくなってすぐに積んでしまいそうなので、本来の目的である、よい睡眠をコツコツ行い、ついでにポケモンでいい気分になるのだと割り切るしかない。

f:id:macgirl360:20230825143626j:image夏休みは8月の3連休に、家族の田舎・いわきへ。本来ならば田舎の家族たちを盆シーズンを避けてこちらへ上京させたかったが、体調不良などタイミングが合わず、結局自分たちが田舎へ出向いた。

従兄弟の子らを連れて、川遊びへ行こうというので、レンタカー運転担当の自分が運転した。田舎道はナビにもないようなケモノ道ばかりでおっかないが、知らない道は走っていて楽しい。目的地に到着すると、田舎の風景に夏空が広がっていた。
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f:id:macgirl360:20230825144821j:image田舎の家族が生まれ育ったという母屋に立ち寄った。現在は誰も住まない廃墟となり、近所の家が建物を含めて所有、管理しているとのこと。以前は広い空き地部分に自治体会館が建っていたらしく、家族たちは景色の変わりように驚いていた。
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f:id:macgirl360:20230825144818j:imageいつ倒壊しても分からないほど、古びている。築100年程だろうか。玄関の新聞受け口や、外からむき出しの配管や換気口が、時代を感じさせる。中を覗くと、所有者の物らしき荷物などの倉庫代わりとなっているようで、空き地も所有者の家庭菜園だった。横に長い家で、昔は盆と正月休みにもなると、田舎家族の兄弟全員で部屋をまたいで横にずらっと並んで雑魚寝していたらしい。ガラケー持ちの親戚にもメールで送りたいから撮っておいてくれ、と田舎親族から頼まれ、何枚か撮影した。近所の所有者が不在のようで、残念ながら家屋内には入れなかったが、きっと中にも田舎家族にとって思い出がたくさん詰まっているのだろう。
f:id:macgirl360:20230825143609j:image実は母屋が目的でなく、昔家族たちが夏休みに遊んでいたという近くの河原へ行きたかったようなのだが、ご覧のとおり川べりには雑草が群生し、かつて往来した川への道も草が生い茂って通れなくなっていた。特に整備管理されず、今や誰も入れない河原。炭鉱地区の名残か、地面を見たら石炭のような黒光りの小石がたくさんあった。
f:id:macgirl360:20230825143642j:image近所に気になる看板があった。どうやらこけしの工房があるらしく、中で職人さんがこけしを制作していた。せっかくなので、ギャラリーにお邪魔させてもらう。
f:id:macgirl360:20230825143542j:imageうっ、カワイイ……!! 子守こけしやけん玉こけし、印鑑こけしなど、見たことのない逸品ばかり。いわゆるよくある巨大なこけしが少ない印象だが、職人さん曰く、現代は住宅が狭くなってきているから、時代に合わせてこけしも小さくなってきているそうな。こけし世界にも時代のアップデートの波が。f:id:macgirl360:20230825143529j:imageこけしというと、山形や宮城を連想するが、いわきでも古くからこけし工芸が続いているという知見を得られた。お土産に色合いがキュートで一目惚れした福子こけしを買った。思わぬ出会いに、旅してる感じがあってよかった。オンラインショップもあるようなので、興味のある人はどうぞ。

なお肝心の川遊びは、昨年も行った河原へ移動して楽しんだ。アブが暑さで狂ったように、車内にも飛び込んでくるほど攻撃的で怖かった。夏に母方の田舎福島で、アブに刺されて痛い目にあったトラウマが蘇る……。
f:id:macgirl360:20230825143557j:image6年ぶりに、アクアマリンふくしまへ行った。以前よりも展示や施設がだいぶ変わっていた。子供向けの遊び場が増えた印象。
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www.aquamarine.or.jp

先日、同館で展示されている「寿司みたいなエビ」の品種がついに判明したとのことで、まるでポケモンSVのシャリタツ(そったすがた)みたいなそいつの実物を見たくて、うちのシャリタツも連れてきた。最近知ったのだが、こんなふうにお出かけ先でぬいぐるみと写真を取る仕草を「ぬい撮り」と呼ぶそう。ヘイラッシャに似た魚もいたら完璧なオレモヌシー!セットだった。広い海には仲間がたくさんいるよ、シャリタツ……。

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ところで夏休み中、ひとつトラブルが発生した。帰りの高速バスの車内に、大事な荷物を置き忘れてしまった。暇つぶし用の家族のタブレットSuicaアクアマリンふくしまで買ってもらったカワウソのパペットやポケモンフィットぬいぐるみなどが入っているリュックを、バスを降りる際に座席の荷物掛けへかけっぱなしだったのを、うっかり忘れていた。気づいたときにはバス降車から2時間も経っており、運行会社へすぐ連絡して翌日返事をもらったら、バス車内には該当の忘れ物はなかったという……ガーン。あんな目立つところに掛けていたのに!

念のため、降車したのが東京駅ということで、JR東日本忘れ物問い合わせセンターにもネット登録や電話をかけたが、ちょうどお盆期間もあり電話がまったく繋がらなかった。他の人々もどんだけ忘れ物落とし物してるのやら……。ネットでの返信も「見つからないからバス会社へお問い合わせください」という結果に。次に警察への遺失物届けを試みたところ、オンラインでの遺失物届け申請ができるとのことで、利用者登録し、さっそく申請してみた。

www.npa.go.jp

すると2日後、警視庁から携帯宛に電話があり、丸の内警察署へ届けられて預かっているとのことだった。ヤッター!! 知らない番号からの電話に当初ビビったが、末尾が0110(110番だったので、すぐに警察からとわかった。落とし物係の窓口引取受付が平日のみ8:30-16:30のため、連絡後すぐに向かう。この日がお盆休み最後でナイスタイミングだった。

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受け取った荷物。中身もそのまま。あ~ホント見つかってよかったよ。おそらく届けてくれた優しい方は、バス車内で拾って東京駅近くの交番(丸の内警察署)へ届けてくれたのだろう。もしバス会社で預かりだったら、運行会社本部がいわきにあるため、忘れ物の発送などに手こずりそうだったので、逆によかったかも。本当にありがとうございました……! 遠距離ほど荷物管理に油断してしまう教訓を得られたから、スマートタグの導入も検討したりなど、これからはより気をつけたいと思う。遺失物届けの電子申請も、最寄りの交番へ行くよりも手軽だし、実際やってみて大変参考になった。

 

そんなこんなで、2023年の夏が終わろうとしている。プールにスイカ、かき氷、海水浴(アクアマリンふくしまの蛇の目ビーチで磯遊びしただけだが)、花火の夏ミッションもいちおう全クリできたから、まあよかったかな。
まだクソ暑くてずっと夏が続きそうな錯覚を抱くが、これでさよなら、夏の日。

【第6回】飲酒してもいい頃2023 ~君たちはどうイキるか・再び~

先週末7/22土曜、いつもの面子(Kさん、Mさん、Dさん)と上野御徒町にて、ゲーオタ飲み会を開いた。ほぼ1年ぶり。前回はこんな感じ。コロナも5類になり行動制限もなくなったが、感染対策もしつつ暑気払いがしたく、号令をかけた。

macgirl360.hatenablog.com

 

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f:id:macgirl360:20230725143635j:image会合前にいつものお楽しみ、会場付近の純喫茶巡り&街角散策をしてきた。まずは湯島にある「不純喫茶ドープ」中野ブロードウェイを抜けた先にも支店があり、前回、東中野開催だったのに行けなかったため、湯島店を攻めてみた。

www.syokuraku-web.com

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f:id:macgirl360:20230725143710j:image店内はZ世代で映え狙いな若者グループで満席。メニューの「不純な~」ってどういう意味かと思ったら、+50円ほどでウイスキーが追加できるからだそうで。不純の名のもとに、夜はバーに変身するらしい。昼食を食べずに来たので、普通のプリンアラモードを頼み空腹を満たした。やはり固いプリンは美味い。その時の気分次第であるが、純喫茶に来てもクリームソーダは飲まないタイプ。そういやクリームソーダのイラストTシャツを着た男性客(もちろんクリームソーダを注文)がいて、どんだけクリームソーダ好きなんだ……。
いわゆる“作られた昭和レトロ”の装いだから、若者は入りやすいし、このくらいのガチでないゆるさ具合やコンカフェ的アトラクション感が、彼らにとってはちょうどいい佇まいなのだろう。

uenogasuki.tokyo

f:id:macgirl360:20230725142517j:image気づけば外に行列ができていたので、未来ある若者のためにそそくさと退店。上野方面に向かい、「丘」へ。ここは何度か入ったことのある老舗店。

tekutekuretro.life

f:id:macgirl360:20230725151449j:imageもう何年入れ替えてないんだ……な統一感ゼロの激渋ディスプレイも最高。謎チョイスの洋盤CD、仮面ライダーV3やミニカーがいい味を醸し出している。
f:id:macgirl360:20230725142451j:image運良く待ち時間なしで入店できたが、閉店間際だったので、小一時間ほどしかいられなかった。あと数十分も滞在できないのに、若者客が後を絶たない。アイスミルクを注文したが、写真撮り忘れた。丘もZな若者世代でいっぱいだった。先週にも上野で友人らと遊びに来て、「珈琲王城」で待ち合わせたら、同じく若者“Z”世代で満席、席取りを頼んだ友人を並ばせてしまった。丘も王城も、喫煙OKな喫茶店なのに、若者は煙草を吸わないため、店内の空気がクリーンだった。ほんの数年ほど前までは、時間と暇を持て余し喫煙所を求める中年や老人がメイン客だったのに、ここにきて急激な昭和レトロ&純喫茶ブームが到来しているのを、改めて実感した。

不純喫茶ドープとは異なり、ここらへんの純喫茶は、成るべくして成っちゃった昭和の純喫茶で、平成生まれの洗練された若者にはかなり入りづらい佇まいのようだが、ネットで情報をしっかり入力し、玄人お断りチックな激渋の店先にも、勇気を振り絞って入店し、映え映え体験を得ているのだと想像すると、なんだか微笑ましいし、可愛いらしい。これからは君たちの時代だ!


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f:id:macgirl360:20230725142509j:image閉店の丘を追い出され、上野の見知らぬ町を当て所なく彷徨っていたら、昔ながらの小ぢんまりした商店街に出会った。上野の喧騒から離れて、夕暮れ時の人気もない町並み。レディスショップ高島屋、何年前に閉店してそのままなんだろう……中華一番はやってそうだが、開いてるのか閉店してるのか分からない佇まいがアツい。
アーケード街を見上げると、「のどの薬龍角散は秋田佐竹家の家伝薬だった」と謳う謎の垂れ幕が。なぜ上野で秋田で龍角散が……? と調べてみると、商店街の歴史と龍角散の関係、由来がとても古いものだと分かった。秋田の藩主が江戸にお屋敷を持ってたってすごい。

www.satakeshotengai.com

www.ryukakusan.co.jp

 

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f:id:macgirl360:20230725143618j:imageなんとなく辿り着いた、小学校横の公園。暑い日差しが和らいで、長い夕暮れを楽しむように、ママ友と娘グループがお菓子を食べながら談笑したり、老人が休憩していた。竹町地区、夏休みラジオ体操をやっててえらい。蚊に刺されを気にしつつポケセンで購入したシャリタツ靴下を自撮りしながら、宴の時を待つ。


f:id:macgirl360:20230725142523j:image時間になったので、お店で集合。まずは青島ビールで乾杯。今回のお店は、上野御徒町の「千里香(せんりこう)」。大久保や池袋にも支店があり、中国東北地方の郷土料理「延辺料理」を食べられると伺い、満場一致でこのお店にした。みんないい店をよく知っていて、感心する。

chuka.tokyof:id:macgirl360:20230725151445j:imageよく見ると、みんな同じXiaomiのMi Bandユーザーだった!! こんな機会は滅多にないのでパシャリ。オフ会っぽい写真~! ちなみにKさんは片腕にもTIMEXのゴールド腕時計をしていた。おっしゃれ~! 両腕時計って、本田圭佑みたいだね。
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f:id:macgirl360:20230725151452j:imagef:id:macgirl360:20230725142526j:imageお店名物、羊肉串焼き。ここにしかない卓上自動串焼き機でどんどん肉を焼く。う、うまい~! 前回、東中野の南アジア料理店でも羊肉串焼きを堪能したが、添えつけのスパイスがサイゼリヤのアロスティチーニっぽいというか、モンゴル料理のショルログっぽくもあるのかな? 熱々のうちに食べると、肉と脂の旨味が口いっぱいに広がる。サイゼみたく、この謎旨スパイスだけ別売りしてくれ!f:id:macgirl360:20230725143625j:imageメニュー注文がタブレットなのもありがたい。が、パッと見どんな料理かさっぱり分からず……! ひとまずMさんオススメの美味くて珍しそうなものを、あれこれ頼む。

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f:id:macgirl360:20230725143706j:image頼んだものいろいろ。饅頭は練乳を付けて食べるそうです。気づけば話題の中心は健康となり、腎臓疾患の話をしながら腎臓の串焼きを食べる背徳感がすさまじい(Kさん、Mさんが食べ、自分とDさんは遠慮した)。そういえばMさんは足指の疲労骨折がまだ治らず、しんどそうだった。Kさんも以前の会合前に足を骨折していて心配だったが、どうかお大事にしてほしい。f:id:macgirl360:20230725142530j:image
f:id:macgirl360:20230725142502j:image締めの冷麺とスーラータン。どれも最高に美味かった。胃袋に余裕があったら、スーラータンにライス追加でぶっかけてもよかったな。f:id:macgirl360:20230725142455j:imageDさんから、お土産になんかいいものもらった。大好きなウンジャマラミーのバインダー。わーい! ありがとうございました。
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f:id:macgirl360:20230725142506j:image上野は美術館巡りや買い物でよく訪れる街で、いつも通ってるアメ横の二木の菓子あたりに、こんないい店があったなんて。普段の選択肢にないジャンルのお店を知り、上野に対する解像度が上がった気がする。もっと開拓していこう。f:id:macgirl360:20230725142534j:image
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f:id:macgirl360:20230725143649j:image千里香をあとにして、まだ開いてる喫茶ルノアールで二次会。今回の手土産は、ポケセン土産のゴーストタイプのラムネ缶ボチが2つダブって超ショック。こないだうちで買ったラムネ缶もボチが2つ出た。ゴーストタイプの呪いか!

 

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2回目のゲーオタ飲み会の時、若者やクリエイターの“イキり”が話題になり、当時ベストセラーになった漫画になぞらえこんなタイトルを付けたのだが、まさかここにきて伏線回収(?)するとは……といった具合に、映画「君たちはどう生きるかの話題となった(Kさん、映画未見なのにお話に付き合ってくれて感謝!)。自分は今月の3連休中に観に行き、事前情報も何も知らないプレーンな状態で映画体験をできたのが、とてもよかったと思った。展開の支離滅裂さに、若干悪趣味な夢物語も感じたが、おじいちゃんたちが老体にムチ打ち頑張って作った映画なんだから、絶対に面白いに違いない! という根拠のない自信と信頼を寄せた。最後のスタッフロールで鈴木敏夫プロデューサーの名前を目にして、「そいえばカヤンダ要素どのへんだった?」とハッと我に返った。おそらくあのキャラだろうけど、このキャラっぽくもあるんだよな……。

われわれの結論として、「君たちはどう生きるか、俺はこう生きた→真の意味の遺作=宮崎駿すでに死んでる説」「すでに死んでるから、広告展開もやらない」が挙がり、考察が絶える暇がない。自分は君生きを観ながら、ロシアのアニメ作家、ユーリー・ノルシュテイン監督の「外套」を思い出していた。宮崎駿監督とも交友があり、御年80を超えてもなお、30年以上かけてひとつのアニメ制作を続けており、ユーリー・ノルシュテインがいまだ走り続けているのだから、宮崎駿もそう簡単には引退しないのだろうと思う。カヤンダ問題も含めて今後、映画のプロモーションや情報公開がどのような展開になるのか、引き続き追い続けていきたい。

www.youtube.com

ところで会合の前日、がんで5年間闘病中の女親友のご主人から、危篤の報せを受け、駆けつけて最期の対面をしてきた。喪服と棺に入れるお手紙や写真を用意しておいたが、本日ご主人から連絡があり、会合当日、7/22に息を引き取り、7/25に家族葬を済ませたとのことだった。この5月に、抗がん剤をすべて使いきったと彼女から伝えられ、覚悟を決めて実家へ最後の帰省に行ってきて、うちの宅配ボックスへ帰省お土産を預けてくれた連絡をしたのが、最期となってしまった。がん5年生存率は本当にあり、治療を止めるとあっという間に進行してしまうんだね……。
そんな状況での飲み会は、正直メンタルがしんどい状況だったが、Dさんの「介護脱毛VIOをやった。陰毛に白髪が入るとレーザーに反応しなくなるので、今のうちにやるのが超オススメ」という話に、すべて持っていかれた。
TV番組「笑ってコラえて」のハシゴの旅で、大久保佳代子が同じような話をしたのを聞いていたので、自分はさほど驚かなかったが、KさんとMさんの食いつきが半端なくて驚いた。自分は陰毛に白髪入りまくってるからもう間に合わないし、経済的にも時間的にも……という感想。てか、みんなそんなに陰毛ボーボーなのが気になるの???

ただ、介護脱毛という、きたる未来への超ポジティブなアクティビティーは、すごくよい。介護目的でなくても、自分も普段の生活で、生理中に局部がムレてかゆみが出たりなどの悩みがあり、それらが改善されるならやってみたいと思った。

中年にも差し掛かると、成長のすべてやメンタル的変化が止まってしまうから、フィジカル的な変化を求めるという話もある。自分もポケセンの可愛いピアスを着けたいために、いつか耳にピアス穴を空けたいのだが、先日姪っ子2号から、友達のへそピ(へそピアス)のセルフ穴空けの壮絶なエピソードを聞き、ちょっと怯んでしまった。ヘソを極限まで冷やして凍らせてから、穴空けるんですと……あとタトゥーは墨で毛根が埋まり汗が出なくなるから、タトゥーやってる人は臭いとか。姪っ子2号が話すストリートのREAL、学びがあった。

亡くなった親友のご主人から伺ったのは、彼女は決死の実家帰省後、好きなバンドのライブへ這いつくばりながらも参加したらしく、グッズ販売で炎天下に2時間も並んだそう。5月の時点で立つのもやっとなくらい弱っていた彼女は、自分の遺された時間を、やりたいことに費やしていたようで、感銘した。まさにリアル版「君たちはどう生きる? 私はこう生きた」だ。

今回で6回目となるゲーオタ飲み会も、メンバーの病などで、ひとり、またひとりと人数が減っていくのかもしれない。もし言い出しべ&号令係の自分が行けなくなったら、その時は残った3人でも、会合を続けてほしい(すでに自分抜きでも定期的に集まってるかもしれんが)。この寄る辺なきゲーオタたちの夜話会を、どうか末永く続けていってほしい。

そういや「次回こそGOTY話しようぜ!」と宣言していたのに、あんまり話せなかったな……いま激ハマり中のゼルダティアキンの話もしたかった。Dさんの介護脱毛VIO話がMVPすぎて、ぜんぶ飛んでいっちゃった。今回もとても楽しかったな。お互い健康と陰毛のタイムリミットに気をつけながら、また次回、いい店でいい話を持ち寄り、お目にかかりましょー。お疲れ様でした。

【12/4追記あり】ニッポン大好き!期待の日本舞台ゲームまとめ2023

毎日ゼルダ新作に夢中で忙しく、ゼルダ日記も書きたいのはやまやまだが、昨年まとめた「日本モチーフの日本舞台ゲー」が、今年に入り再び増えつつあるようなので、チェック漏れ回収と情報整理も兼ねて、2023年最新版を作ってみた。前回紹介したタイトルについては、発売済みは除外、未発売/発売予定分のみ再録し、リリース時期を加筆している。

今回挙げるタイトルは(まだ未発売タイトルばかりだが)私マクガが自信を持って「日本舞台ゲー」認定したものばかりである。ただ日本舞台ブームに便乗しただけでなく、志をもって日本モチーフを選んだ開発者の心意気が感じられるゲームのみを選出したつもりだ。今のところ誰も提唱してないっぽいから、今から「日本舞台ゲームソムリエ」を自称して、インターネット界でその筋のポジションに勝手に就き、権威を示しておきたい。

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【12/4追記】

新たに日本舞台ゲー認定したタイトルを数点追加。その他、リリース情報を最新版に更新。

アクションゲーム系

昭和米国物語

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大事MANブラザーズバンドの「それが大事」が主題歌という、ぶっ飛んだゴチャまぜ日本リスペクトゲーム。中国スタジオの制作スタッフとしては、至って真面目に日本文化への憧れを体現化しているそうだ。デモ映像を見てると、きっと遊んだら微妙な感じかなーと不安はありつつ、彼らの志を受け止めたいのでプレイする予定。【現在開発中。リリース時期未定】

news.denfaminicogamer.jp

Ed-0: Zombie Uprising

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大江戸×ゾンビという、ありそうでなかった組み合わせゲーム。なんかD3っぽくね? と思ったら、やっぱりD3パブリッシャーだった。個人的にローグライクがちょっと苦手だが、早期アクセス組のレビューを見る感じだと、まだまだ開発の余地はありそうだから、製品版を待ちたい。【2023年7月13日発売】

Sengoku Dynasty

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封建時代の日本が舞台のアクション&シミュレーションRPG。リッチで美麗な絵面が完全にツシマフォロワーっぽい。村作りマネジメントが主題らしいが、プレイヤーがどうやって成り上がるのか楽しみな内容。しかし以降紹介する一部タイトルにも共通するのだが、日本モチーフにするんなら日本語フル音声対応もがんばろうよ……。【早期アクセス実施中】

Meifumado

store.steampowered.com

ドット絵風横スクアクション。メトロイドヴァニア要素もあるとのことで、『忍者龍剣伝』やカプコンのベルスクアクションっぽさが良さげなので、発売されたらプレイしてみたい。【現在開発中。近日発売予定】

Tokyo Underground Killer

store.steampowered.com

吸血族の殺し屋・コバヤシが、血液と刀を連動させた必殺技を駆使してネオン煌めくトーキョーを駆け巡り、鬼の殺人組織と闘うアクションゲーム。印を切る必殺ムーブや倒した敵の血を吸収するところが『Ghostwire : Tokyo』フォロワーっぽい。新宿やアキバ、渋谷も登場するらしい。グラフィックノベル調イベント画や音楽もスタイリッシュでカッチョいいので、発売したらぜひプレイしたい。【現在開発中。2024年発売予定】

Tokyo Pinball

store.steampowered.com

最近リリースされたタイトルを紹介。ステージが東京の街並みという、目にも賑やかな2Dドット絵ピンボールアクション。ギュンギュンなチップチューンも心地よい。Tokyo憧れ族としては「Tokyo」ってタイトルにあるやつは、その潔さを買ってなるべく積極的に日本舞台ゲーに認定したい。【2023年6月7日発売】

アサシン クリード コードネーム:(Red)

automaton-media.com

昨年、満を持して発表されたビッグタイトル。ついにアサクリでも日本舞台が……!! ジャパニーズアサシンといえば忍者が主人公の封建時代が舞台とのことで、やっぱり間違いなく世界的に日本封建時代ブームがキてるのを確証した。日本舞台の(Red)のほかにも、中国が舞台の(Jade)やヨーロッパが舞台と噂される(Hexa)も開発中とのことで、もしやゲームで世界のアサシン歴史完全補完を狙ってる? 時代考証がガチなアサクリシリーズだから、激しく期待したい。【現在開発中。リリース時期未定】

Rise of the Ronin

www.playstation.com

昨年9月に発表されてたのを取りこぼしていた。チームニンジャ制作の幕末版ツシマってところかな。幕末期が舞台となると、歴史上の実在人物がたくさん出てきそう。【現在開発中。リリース時期未定】

タイトル未定(Dark Passenger制作の忍者ゲーム)

jp.ign.com

これも昨年発表してた。元CD PROJEKT REDで『ウィッチャー3 ワイルドハント』や『サイバーパンク2077』開発者たちによる新スタジオ設立タイトルと聞けば、期待値爆上げっしょー。忍者ゲーでくノ一も選択できるのが嬉しい。道場を開いたりでもできるそうだが、やっぱり伊賀流甲賀流みたいに流派が存在するのかしら。忍者ハットリくんごっこができる!【現在開発中。リリース時期未定】

 

格闘ゲーム

Two Strikes

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ルーシーさんから情報いただきました。感謝! 一撃必殺の2Dチャンバラ格闘ゲーム。モノクロ基調に時代劇風な血の噴出が映える。ルーシーさん曰く『Slice, Dice & Rice』を意識したタイトルではないかとのこと。日本国内ではフォロワーが出そうで出ない、『ブシドーブレード』の遺伝子の系譜。日本ゲーじゃないけど、グラフィックとバイオレンス感はプラチナゲームスの『MADWORLD』を思い出した。【早期アクセス実施中】

 

ADV&ウォーキングシミュレーター系

8番出口【12/4追記】

store.steampowered.com日本人開発者が制作した、日本の都会の地下鉄通路を舞台にした、リミナルスペースな迷宮脱出ゲーム。スタイリッシュ! 超絶リアル! モチーフの素晴らしさに、迷わず購入した。リリース記念で今なら10%オフ。年末までに遊んでおきたい。【2023年11月29日発売】

Drunken way to Home【12/4追記】

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酔っ払って物理演算がグニャグニャになったおじさんを操作し、お家に帰す酔っ払いシミュレーターゲーム。日本の夜の繁華街が舞台というと『龍が如く』シリーズを想起するが、泥酔おじさんが主人公という等身大設定が、妙なリアリティを醸している。【2023年11月17日発売】

ドライブイン

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デート帰りに肝だめしをしようと思い立った男女カップルが、山道の中にある廃墟となった昭和のドライブインを訪れて探索する、いかにも昭和日本的な湿っぽいホラーウォーキングシミュレーター。今どき設定だと、若者ユーチューバーがネタ動画撮影のために山奥の廃墟を探索する物語なんてありそうだが、こっちはあくまでも廃墟ドライブインの探索がメインかも。ドライブインといえば昔、福島の田舎にあるドライブインで殺人事件が起きたらしく閉業、その後廃墟となり、古びた佇まいが何年も残り、横を通るたびにさまざまな怖い妄想をしていたのを思い出した。昭和時代から残る田舎の寂れたドライブインへの郷愁と仄暗い恐れ、現代の若者には理解できるだろうか。【2023年1月29日発売】

Tatari

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ある村で失踪事件を捜索する刑事の一人称アドベンチャー。パズルを解いたりするらしい。やだなー暗いなー怖いなー。【現在開発中。近日発売予定】

Brutal Japan | 猟奇の日本

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Jホラーゲームまじで多すぎ! まあJホラー映画だけでなく『SIREN』とか好きすぎて作ったんだろうなーという印象。外国が舞台だとブレアウィッチ系になっちゃうしね。VHSのアナログなザラザラ感とか好みだが、湿っぽいホラーや極端なグロ表現はあまり得意でない。【早期アクセス実施中】

ウツロマユ(仮題)

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日本のさびれた田舎のバス停から物語が始まる、3D和風ホラーゲーム。日本をモデルとした3DCGに精通したクリエイターが制作しているだけあり、雰囲気もバッチリ。ミニゲームの10円コインゲームが気になる。【2023年12月7日発売予定】

Inaka Project

octocurio.com

www.gamespark.jp

カブに乗れる! 電車にも!! ノスタルジックなローファイ感もいい。発表から4年ほど経っているが、まだ完成していない様子。ずっと待ってる!【現在開発中。リリース時期未定】

Japanese Rural Life Adventure - にほんの田舎ぐらし -

Japanese Rural Life Adventure

Japanese Rural Life Adventure

  • GAME START LLC
  • Games
  •  

apps.apple.com

ついにリリースされた、ドット絵日本田舎ゲー。牧場物語的な世界観×日本の田舎舞台は今までありそうでなかった。今のところApple Arcadeでのみ配信されているが、他のプラットフォーム移植にも期待したい。【2023年9月15日発売】

Last Time I Saw You

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昨年のBitSummitXRoadsで、新たな日本舞台ゲームがいくつか発表された。スペイン出身のクリエイターによる、80年代後半の日本の田舎を舞台にした青春2Dスクロールアドベンチャーゲーム。日本の不良文化ノスタルジーを表現したロシア生まれの『The friends of Ringo Ishikawa』といい、外国人視点による、日本のある一時代や文化への郷愁は、いったいどこを起源に湧き出るのか、とても興味深い。【現在開発中。2024年発売予定】

Tokyo Stories

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Twitterなどでよく流れてくる、緻密なピクセルアートのグラフィックをそのままに、東京を舞台にしたウォーキングシミュレータ×アドベンチャーっぽい。街の探索感がたしかにPS3版『rain』のクリエイター作だなーと納得した。これはプレイというよりも、ピクセルアート世界の体験と言える。【現在開発中。発売日未定】

 

RPG/SRPG

Spirittea(スピリットティー)【12/4追記】

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日本風の田舎町を舞台に、田舎暮らしをしながら風呂屋を運営する、銭湯シミュレーションゲーム。海外の開発者による、日本文化への視点が興味深い。お客さんが妖怪というと「千と千尋の神隠し」リスペクトを感じる。猫妖怪は「夏目友人帳」のニャンコ先生かな?【2023年11月14日発売】

電気街の喫茶店 Maid Cafe at Electric Street

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上海の開発チーム制作による、大阪・日本橋の電気街が舞台のメイド喫茶運営RPG。ドット絵のメイドがカワイイ。開発者はコロナ禍前には月一で来日して日本橋メイド喫茶に通っていたらしい……生まれる国を間違えた異国ゲーオタほど罪深いものはない。【現在開発中。2024年発売予定】

automaton-media.com

 

レースゲーム/カーシミュレーター系

Japanese Drift Master

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フレンドのアクティビティ経由で知った、日本を舞台に小さな町や峠をドリドリと攻めまくるレースゲーム。デモ版が配信中。日本だからとりあえず桜ポツポツ生やしとけーっていう完全に季節感ゼロなのがまたいい。「日本のドリフト世界で有名になろうとしている外国人のストーリーを背景に、尊敬を得られなければいけないスピードの世界に潜り込み、第一走り屋の名称をゲットしてみよう」という、異国でがんばるガイジンストーリーも、なんかいい!【現在開発中。近日発売予定】

Apex Point

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カーシム系はあらゆる車種のタイトルが出ているが、『グランツーリスモ』シリーズを除くと、日本のメーカー車で日本を走れるタイトルは意外となかった。オンボロ軽トラをいじりまくって、自分仕様の日本車を作れ!【早期アクセス実施中】

 

ジャンル未確定

アーケードアーカイブス スクランブルフォーメーション【12/5追加】

www.famitsu.com

youtu.be

往年のアーケードゲーム移植でおなじみ、ハムスターの『アケアカ』シリーズ新作。ステージが1986年の東京を舞台にしていたのを知り、遅ればせながら日本舞台ゲーム認定した。明治神宮球場と国立競技場の上空でバトってるのがエモすぎる!【2023年11月30日発売】

スライムシミュレーター(デモムービー)【12/4追加】

なぜか日本の町にリアルなスライムが登場、水分補給しながら町をヌルヌル徘徊するというUnreal Engine5で制作されたデモムービー。スライムの水っぽさがめっちゃリアルだし、ゲームとしてフツーに面白そう。

大歳ノ島(おおとしのしま)

www.zugakousaku.com

東北芸術工科大学の卒制研究展にて展示された、東北の民俗伝承がテーマのゲームデモ作品。実際にプレイできるわけでないが、ひと目見ただけでその世界観にとにかくシビれた。UIも雰囲気最高なので、いつかゲーム化してくれ~!

湖ノ狼(うみのおおかみ)

www.zugakousaku.com

こちらは同じく東北芸術工科大学チームによる、山形ビエンナーレ2022出展作品。オオカミが主人公で、実際に山形にある地形データを参照にするなど、地元東北に根付いた制作環境も素晴らしい。

diamond.jp

 

AI技術や開発ツールの進化と、日々絶え間なく研磨される開発者たちの研究、そして斬新なアイデアによって、ゲームでよりリアル、かつワンダーでクールな日本を描いてくれることを、心から願ってやまない。

自力で探しているため、これまで未紹介タイトルで、もし有力な日本舞台ゲーム情報をご存知であれば、ブコメTwitterなどで教えていただくと大変ありがたい。

誕生日に母の日半額ブーケ買って飾るヤーツー

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1日遅れで毎年恒例のお誕生日エントリ。今年の任天堂お誕生日壁紙プレゼント、ついにポケモンSVが来て大感激。やったー!

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先日、コロナ5類移行直後に、家族がまさかのコロナ陽性となってしまい、療養でお祝い事が満足にできない状況となりつつも、母の日の売れ残り半額ブーケを買って飾ったりした。ニンテンドートーキョーでお迎えしたピクミン花瓶も、庭で狂い咲き中のバラ差しとして活躍中。母の日が終わる→売れ残ったブーケが安い→誕生日が近い……マクガ覚えた! たとえ役目を終えて半額で売れ残っても、引き取ってくれる人がいて、新たな役目を得て飾られる花のように生きたいから、これからも机に花を飾って暮らす。自分でもよく意味が分からないが。

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検査入院中の父に代わって、おすもう観戦。5類移行は無症状の同居家族の行動制限は設けられていないため、行かせてもらう。今回は砂かぶり席。両国のどこもかしこも、とにかくガイジンだらけ。インバウンドが完全復活したのを実感。

f:id:macgirl360:20230518163956j:imagef:id:macgirl360:20230518164017j:image両国駅の旧ホームに、Netflixオリジナルドラマ「サンクチュアリ -聖域-」の巨大広告が。大相撲がテーマとのことでまず第一話を見てみたが、角界のタブーにもがっぷりガチンコに踏み込んでいて、めちゃおもろい。案の定、日本相撲協会は協力していない。俳優・ピエール瀧が戻ってきたってだけでも必見だし感激する。来週も両親たちと枡席で観戦予定なので、それまでには全話履修しておきたいところ。実際の大相撲と比べてみて、力士たちにリアルな思いを馳せたい。
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f:id:macgirl360:20230518163946j:image両国駅すぐ近くのとんかつ屋「いちかつ」で、久々にとんかつ定食が食べたくなって入った。ここもガイジン客がたくさん。以前はロースかつ定食が700円台だったのが、原材料高騰で800円と値上がりしていたが、それでもこの安さと美味さ。大盛りご飯にしじみの味噌汁が付き、サクサクふわふわジューシーなヒレかつ定食が1000円なんて、あまりにもお得すぎるし、大変ありがたい。両国へ来たらぜひ立ち寄ってほしい。

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国技館に入場するなり、一番お気に入りのイケメン呼出・啓輔がちょうど呼出中で嬉しかった。幕下呼出の頃からずっと応援してるよ!
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本日の取組表。逸ノ城引退の一文がやるせない……逸ノ城もマゲの結えない新入幕からずっと追いかけてきた力士だった。引退してモンゴルへ帰っちゃうんだろうか。と思ったら栃ノ心も本日付で引退発表が……平成後期の相撲ブームを牽引してきたベテラン勢が徐々に土俵を去りはじめてきて、寂しい限り。

news.yahoo.co.jp

取組中、マゲに「さがり」が引っかかり、行司が「さがり待った」をかける超レアな一番を見られたり、同体取り直しが2回も行われるなど、どの一番もなかなか見応えのある内容で、とても面白かった。中でも先場所、若干19歳で十両入りした、まだ髪も伸びていない短髪の落合が、先述の「サンクチュアリ」を彷彿とさせるような、若々しいみなぎる強さで場内を湧かせていて、とても気に入った。今後に期待したい。
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ここ久しく見られなかった、横綱土俵入りも目にできて良かった。1人横綱大変だが、テルも頑張れよー。
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帰り道。3年前の入場者制限がまるで嘘のような人だかり。応援も声出しOKとなり、オッサンの汚いヤジも復活していたが、まあ相撲界に活気が戻ってきたいい兆候なのかな。

 

昨年から身辺で体の不調が続いていたり、生活への不安などさまざまな心配が尽きぬ日々を過ごしているが、まずは自分の心身から大事にして、ゲームなりイベントなりを楽しんでゆきたい。望むものなら、ここから人生折り返しできるくらいには。

ポケモンSV話、おかわり

先日アップしたポッドキャストポケモンSV話で、語りきれてなかった点やもっと語りたかった点がいくつかあったので、こっちで追記することにした。番組を聴いた前提で読んでくれると大変ありがたい。

podcasters.spotify.com

ただいまテラレイドバトリング中

クリア後に、最大目標であるポケモン図鑑をついにコンプリートさせた。やったー! ゲームフリークから表彰状がもらえるの嬉しい。

イベントテラレイドバトルにも、やっと専念できるようになった。手始めに各タイプ別対策のレイド用LV100ポケモンの育成をしなきゃならないが、最強ポケモン以外はわりと適当にやっててもそこそこ勝てるので、扱いやすいポケモンを選んでレイドに挑んでいる。はらだいこマリルリはらだいこテツノカイナ最強~!!

ボタンが可愛すぎるんじゃ~

物語上のネタバレ要素が非常に高いため、ポッドキャストではほとんど意図的に触れられなかったが、アカデミー仲間の中ではボタンが一番好きだ。自分もブイズ(イーブイ進化形の総称)が好きだし、丸メガネに2トーンカラーショートのルックスも可愛くて、学校では陰キャな性格にも共感が強く、仲間たちと次第に打ち解けてゆく過程もよい。イーブイのリュックとパーカー、ポケセンで商品化しないかな~。ミライドン&コライドンに初見からやたら懐かれている理由って結局なんだったんだろう。

ポッドキャストでも熟慮しながら結論が出ないまま話したが、スター団がアカデミーのいじめられっ子たちで構成されている設定に若干モヤッたのは、姿の見えないアカデミーのいじめっ子側と、いじめを黙認していた学校の教師側の問題を棚上げして、学校の責任者であるクラベル校長が仲介したものの、どちらかというといじめられっ子側で自己解決して歩み寄ったように感じてしまったからかもしれない。子どもにとって学校のいじめ問題は、非常にシリアスでリアルなテーマなので、容易にテーマ化するものではないが、今回ポケモンシリーズ初の学園舞台だから、ポケモン定番の悪の軍団をいじめ問題に置き換えたのかなーとか。スター団も言うほどワルでないし、むしろいい子たちが多いよね。スター団のみんながアカデミー生活を仲良く送り、それぞれの宝探しを楽しめることを心から願っている。

お気に入りのアカデミー教師たち

歴史のレホール先生!!!!! もうね、ワイルドでイカすルックスに、いきなり一目惚れですよ。さらに「やあ貴様たち。昨日より一日分古くなったな」でハートを鷲掴みされて、なかよしイベントも先生のために頑張りましたよ。ポケモンをかたどったオシャレなアクセ類も気になる。授業の様子からして、おそらく先生の中でも一番専門学への探究心が強すぎて、つまりヤバい人。レホール先生と一緒に歴史探索するDLC追加されないかなー。あと公式サイトで早くキャラクターイラスト公開して!

生物のジニア先生も大好き。ゆるふわルーズ系男子の究極進化系とも言える。女子校にいたら絶対にほっておけないタイプの先生。普段のゆるい言動とバトルでのキリッとした表情のギャップがたまらん。

保健師ミモザ先生もいいよね~。主人公の宝探しに奮闘する姿を見て、自分も頑張ろうと決意する前向きさに惹かれる。ファンの間でナンジャモと姉妹説も出てたけど、ただ髪色が似てるってだけで、タイム先生とフリッジタウンのジムリーダーのライム姉妹のように、今のところ特に接点がないんだよなー。

 

四天王、みんな違ってみんないい

四天王チームのチリちゃん。中性的&関西弁という究極ハイスペックで、世界中のファンを魅了している。ポケモンバトルよりも面接テストを永遠にしていたかった。ゴルフのキャディさんみたいな容姿のポピーちゃん。一体どんな人生送ったら幼児でトレーナー四天王になれるの……美術教師と四天王を両立する、ドラゴン使いのハッサク先生金八先生みたいな格好(髪も金髪)に「燃えよドラゴンズ!」の歌詞を彷彿とさせるセリフなど、ファンの元ネタ考察が最もアツいキャラ。

ジムリーダーと四天王の二刀流、アオキ。実は一番好きかもしれん。朴訥ながらもノーマルとひこうタイプを器用に使いこなすという、平凡と非凡を併せ持つ無骨さにやられた。前出のハッサクとチリ、アオキはモンスターボール投球フォームがやたらカッコいいのだが、投球フォームが各トレーナーでそれぞれ異なるのを今シリーズで初めて意識した。

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オモダカ~!! 序盤から登場して最後までチャンピオンらしい威厳を見せつけるインパクトがすごかった。中東人のようなミステリアスなルックスも最高。ポケモン世界にも人種の多様性の拡がりを感じる。

新アニポケ 所感

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あっという間に第3話まで進行した。引っ込み思案な性格のリコの心情と、パートナーのニャオハとの深まる絆をしっかり丁寧に描いている一方で、フリード博士がリコに自分たちの素性や冒険の目的をいつまでも伝えないなど、ライジンボルテッカーズのズボラさが一際目立つのがもどかしい。リコは今後リモート授業で学校生活を続けるそうだが、ライジンボルテッカーズとエクスプローラーズの冒険がメインとなると、当初期待していた学園モノ要素は低いのだろうか。料理長のマードックがリコに「食べ物のアレルギーはないか?」と尋ねている点は好感度高い。あとボルテッカーズ内のポケモンにクワッスがいる理由から、ぐるみん=釣り人のランドウ説?も気になる。ロイのホゲータとボルテッカーズのホゲータと、早くも御三家ポケモンのダブり現象が発生しそうだが、大丈夫だろうか……と勝手に心配してる。

www.pokemon.co.jp

リコのペンダントは、今度の新DLCで登場登場する「テラパゴス」と深い関係があるようだが、ポケモンSVの世界観や登場キャラたちがこれからどのような形で登場するか、今後が楽しみで仕方がない。